Summer of '42 performed by Peter Nero
イージーリスニング界のピアノ職人、ピーター・ネロ/ Peter Neroはジュリアード音楽院出身で、1960年代から70年代にかけてジャズ、ポップス両分野で活躍したピアニストだ。ピーター・ネロ名義のアルバムは毎年のようにリリースしていた上に、フィラデルフィア管弦楽団のメンバーを中心に結成したフィリー・ポップスというオーケストラも指揮しており、発売したレコード数は半端ではないが、どの作品にも意外な選曲やきらりと光るアレンジがあって、レコードが出るたびにチェックしていた。ただし、ジャケットを飾るのが俳優でもいけそうな本人の顔写真が多かったこともあり、あまり購入した記憶はない(笑)。
そんなネロ氏が老年になって演奏したSummer of '42の映像がある。円熟した3分44秒の職人技に酔いしれてみては如何だろうか。
ちなみにこの曲が入っているアルバムは1972年にリリースされているが、何故か彼自身の写真が使われていない(記憶では後年リリースされた同名のアルバムでは、美女を傍らに満面の笑みをふりまく本人の顔写真が使われていたような・・・)。
イージーリスニング界のピアノ職人、ピーター・ネロ/ Peter Neroはジュリアード音楽院出身で、1960年代から70年代にかけてジャズ、ポップス両分野で活躍したピアニストだ。ピーター・ネロ名義のアルバムは毎年のようにリリースしていた上に、フィラデルフィア管弦楽団のメンバーを中心に結成したフィリー・ポップスというオーケストラも指揮しており、発売したレコード数は半端ではないが、どの作品にも意外な選曲やきらりと光るアレンジがあって、レコードが出るたびにチェックしていた。ただし、ジャケットを飾るのが俳優でもいけそうな本人の顔写真が多かったこともあり、あまり購入した記憶はない(笑)。
そんなネロ氏が老年になって演奏したSummer of '42の映像がある。円熟した3分44秒の職人技に酔いしれてみては如何だろうか。
ちなみにこの曲が入っているアルバムは1972年にリリースされているが、何故か彼自身の写真が使われていない(記憶では後年リリースされた同名のアルバムでは、美女を傍らに満面の笑みをふりまく本人の顔写真が使われていたような・・・)。
The Summer Of '42は邦題が「思い出の夏」という1971年のアメリカ映画で、当時流行っていた「純粋な少年が抱く美しく優しい年上の女性へのあこがれ」というテーマに、世界大戦がもたらす悲哀を絡めた作品だったと記憶している。
映画音楽を担当したのがミシェル・ルグランMichel Legrandで、第44回アカデミー賞作曲賞を受賞している他、第25回英国アカデミー賞の作曲賞も受賞している。作品もヒットしたようだが、結果として音楽の方が話題になった映画だったようだ。
1972年にエリス・レジーナElis Reginaが出演したフランスのテレビ番組で、彼女がルグランのピアノ伴奏で歌っているThe Summer Of '42がとても素晴らしく、エリスファンにも映画音楽ファン(ルグランファン)にも楽しんでもらえると思う。
映画音楽を担当したのがミシェル・ルグランMichel Legrandで、第44回アカデミー賞作曲賞を受賞している他、第25回英国アカデミー賞の作曲賞も受賞している。作品もヒットしたようだが、結果として音楽の方が話題になった映画だったようだ。
1972年にエリス・レジーナElis Reginaが出演したフランスのテレビ番組で、彼女がルグランのピアノ伴奏で歌っているThe Summer Of '42がとても素晴らしく、エリスファンにも映画音楽ファン(ルグランファン)にも楽しんでもらえると思う。