Titles: 1. What's Going On
2. Bumpin'
3. 42nd & 6th
4. Cafe Com Păo
5. But Not For Me
6. The Moment
7. So Danco Samba
8. No Breakfast
Personnel: Till Brönner - trumpet, vocals
Daniel Carlsson - piano
Johan Leijonhufvud - guitar
Dieter Ilg - bass
Roland Peil - percussion
Wolfgang Haffner - drums
TV Program "Dzjes Zien a la Bossa Nova" performed by Pim Jacobs (piano), Ruud Brink (tenor sax), Wim Overgaauw (Guitar), Don Un-Romeo (drums) & Astrud Gilberto (vocal).
ちなみにエリスは1969年初頭にヨーロッパをツアーしており、スウェーデンを訪れた際に歴史的名盤"ブラジルの水彩画/Aquarela do Brasil"をToots Thielemansと共に録音しており、その宣伝のために番組で共演したのかも知れない。ボサノヴァファンとしては"ブラジルの水彩画/Aquarela do Brasil"の空気感を再現してくれるエリスとトゥーツのデュエットに注目しないわけにはいかない(13分あたりから始まる)。
Jazz Scene USAは、コメディアンでありピアニストでもあるスティーブ・アレン/ Steve Allenがプロデュースする30分のジャズライブ番組で、西海岸で収録され1962年に26回放送された。番組のホストはオスカー・ブラウン Jr./ Oscar Brown Jr.が務めた。
このJazz Scene USAを紹介したホームページによると、バーニー・ケッセル/ Barney Kesselがトリオとして登場した放送回は1962年の10月1日(月)で、メンバーは次の通り。
Barney Kessel, guitar
Buddy Woodson, bass
Stan Levey, drums
尚、番組中でFly Me To The Moonが演奏されるが、以前のエントリで紹介したようにIn Other Wordsというタイトルで紹介されている。そのエントリで「現在多く耳にするFly Me To The Moonが完成するのは、1962年の事である。」と記述しているのだが、まさしくバーニー・ケッセルがJazz Scene USAに登場した年には"Fly Me To The Moon"がジャズ・スタンダードとして聴かれるようになっており、番組では6分20秒頃にこの曲をセットして全体の流れを作っている。