ジャズとボサノヴァの日々

Days of Jazz and Bossa Nova

ナナ・ムスクーリとサシャ・ディステルのシェルブールの雨傘

2015-06-10 22:00:00 | Sacha Distel
Les Parapluies de Cherbourg performed by Nana Mouskouri and Sacha Distel


ナナ・ムスクーリ/ Nana Mouskouri(1934年~)は、世界的に有名なギリシャ出身の女性歌手で、日本でも人気が高く、1974年に初来日した際のコンサートのチケットは3週間前には完売で、当日はステージ両袖に立ち見客も出るほど大盛況だったという。尚、来日時に"シェルブールの雨傘"を日本語でレコーディングしてシングル盤をリリースしているようだ(筆者はレコ屋で出会ったことがない・・・)。

さてサシャ・ディステル/ Sacha Distelとデュエットした"シェルブールの雨傘"だが、筆者が若い頃トレンチコートを粋に着こなしたナナを観て、「ヨーロッパの女性ってトレンチとの相性が抜群だなぁ」と憧れたのを思い出した。雨の日も自分のお気に入りのスタイルで悪天候を楽しんでいる感じが大人だなぁと感じたのだ。

日本に特有の梅雨のシーズンも、こんなお洒落が楽しめたら気分が変わるのだろうね。




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サッシャ・ディステルが恋のためらいをジョアンナ・シムカスにささやくCes Mots Stupides

2015-05-31 22:00:00 | Sacha Distel
Ces Mots Stupides perfomred by Sacha Distel et Johanna Shimkus


"Ces Mots Stupides"は元々アメリカのシンガー・ソングライターのカーソン・パークス/ Carson Parksが1967年に夫人のGaile Footeと"Carson and Gaile"名義で発表した"Something Stupid"がオリジナルで、フランク・シナトラ/ Frank Sinatraが娘のナンシー/ Nancy Sinatraとデュエットでカバーしたシングルが大ヒットを記録し、ビルボードHot100で4週連続で1位を獲得したという。

同年には、日本でもこの父娘のデュエットが「恋のひとこと」という邦題でシングルがリリースされている。


米国ショービジネス界の頂上を極めた父娘による"Something Stupid"も当然素晴らしいが、サッシャ・ディステルとジョアンナ・シムカスがフランス語で歌う"Ces Mots Stupides"が青春の甘酸っぱさを表現していて、どうしても紹介したくなった。





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