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47 さて、わたしはシオンに関してあなたがたに一つの戒めを与える。あなたがたはもはや、一つの共同制度としてシオンの同胞に拘束されることがあってはならない。ただ次のようになる。
48 すなわち、あなたがたは自らを組織した後に、「カートランドの町、シオンのステークの共同制度」と呼ばなければならない。また、あなたがたの兄弟たちは組織した後、「シオンの町の共同制度」と呼ばなければならない。
49 彼らは彼ら自身の名によって、またそれ自体の名によって組織しなければならない。また、彼らはそれ自体の名によって、また彼ら自身の名によって務めを行わなければならない。
50 そして、あなたがたはそれ自体の名によって、またあなたがた自身の名によってあなたがたの務めを行わなければならない。
51 わたしはこれを、あなたがたの救いと、彼らの救いのために行うように命じた。彼らが追い出されたためであり、また来るべきことのためである。
52 聖約が、戒めに背くことによって、また貪欲と偽りの言葉によって破られたので、
53 あなたがたは、兄弟たちと結ばれていた共同制度としては解散される。そして、この時点まではともかく、これからはわたしの述べたように、この制度が評議会において同意し、あなたがたの事情が許して評議会の声が支持するままに行う貸し借りのほか、あなたがたは兄弟たちと結びつきを持たない。
54 さらにまた、わたしがあなたがたに定めた管理の財産に関して、あなたがたに戒めを与える。
55 見よ、すべてこれらの財産はわたしのものである。そうでなければ、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは偽善者とされ、あなたがたがわたしと交わした聖約は破られる。
56 そして、それらの財産がわたしのものであるならば、あなたがたは管理人である。そうでなければ、あなたがたは管理人ではない。
57 しかし、まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしはあなたがたをわたしの家をつかさどる管理人とした。実にあなたがたは管理人なのである。
58 そして、わたしがあなたがたに自らを備えるようにと命じたのは、この目的のためである。すなわち、わたしの言葉、言い換えれば、わたしの聖文のすべてと、わたしがかつてあなたがたに与えた啓示、またこの後折々あなたがたに与える啓示を印刷するためである。
59 それらの啓示が与えられるのは、地上にわたしの教会と王国を築き上げ、わたしが自分の民とともに住むときに対して彼らを備えるためである。その時はもう近づいている。
60 あなたがたは金庫のための場所を備えて、そこをわたしの名のために奉献しなければならない。
61 また、その金庫を守るためにあなたがたの中の一人を任命し、この祝福に聖任しなければならない。
62 また、その金庫に封を施し、すべて神聖なものをその金庫に納めなければならない。そして、あなたがたの中のだれも、それを、あるいはその一部といえども自分のものと言ってはならない。それはあなたがた全員のものだからである。
63 わたしは今この時点から、あなたがたにそれを与える。あなたがたは行って、わたしが述べたようにこれらの神聖なものを印刷するために、神聖なものは除いて、わたしがあなたがたに定めた管理の財産を使うようにしなさい。
64 また、その神聖なものから得る利益は金庫に納め、その上に封を施さなければならない。そして、制度の会員の声によるか、あるいは戒めによる以外には、だれもそれを使ったり、金庫から取り出したりしてはならず、またその上に施された封を解くことも許されない。
65 このように、あなたがたはその神聖なものから得る利益を、神聖かつ聖なる目的のために金庫に保管しなければならない。
67 さらにまた、別の金庫を備え、その金庫を守るために金庫係を任命し、またそれに封を施さなければならない。
68 また、わたしがあなたがたに定めた財産、すなわち家や土地や家畜や、わたしが神聖かつ聖なる目的でわたしのために取っておいた神聖かつ聖なる書き物を除くすべてのものを、よく活用することによって、あなたがたが管理の財産から得るすべての金銭は、それを受け取り次第、百ドルでも、五十ドルでも、二十ドルでも、十ドルでも、五ドルでも、金庫に納めるようにしなければならない。
69 言い換えれば、五ドルを得た者は、五ドルを金庫に納めなさい。十ドル、二十ドル、五十ドル、あるいは百ドルを得たとしても、同様にしなさい。
70 そして、あなたがたの中のだれも、それは自分のものであると言ってはならない。それは、あるいはその一部といえども、自分のものと言ってはならないからである。
71 また、制度の会員の声と同意によらなければ、その一部といえども使ったり、金庫から取り出したりしてはならない。
72 制度の会員の声と同意とはこうである。すなわち、あなたがたの中のだれかが金庫係に、「わたしの管理人の職の助けとしてこれが必要です」と言う。
73 五ドルでも、十ドルでも、二十ドルでも、五十ドルでも、百ドルでも、金庫係は、彼が管理人の職を果たすのを助けるために必要な金額を与えなければならない。
74 彼が戒めに背く者であると見なされ、不忠実で愚かな管理人であることがこの制度の評議会の前にはっきりと明らかになるまで、そのようにしなければならない。
75 しかし、彼が完全な会員資格を持ち、管理人の職に関して忠実で賢明であるかぎり、これは金庫係にとって、金庫係が拒んではならないしるしとなる。
76 しかし、彼が戒めに背いている場合、金庫係はこの制度の評議会と声に従わなければならない。
77 また、金庫係が不忠実で愚かな管理人であると見なされた場合、彼はこの制度の評議会と声に従い、その職から退けられる。そして、別の者が彼の代わりに任命される。
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