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わたし は あなたがた の 幸い を 願っている。まことに,わたし は あなたがた の こと を 非常 に 心配 して いる。

2021-04-13 04:43:57 | 日記

不可欠な会話
ジョイ・D・ジョーンズ  
  ( 末日聖徒イエスキリスト教会) 中央初等協会前会長  
わたしたちは,子供が改心するのをただ待っているだけではいけません。たまたま改心するというのは,イエス・キリストの福音の原則ではありません。

( 末日聖徒イエス・キリスト教会 2021年4月総大会土曜午前の部会の説教から 抜粋引用しています)

https://www.churchofjesuschrist.org/study/general-conference/2021/04/13jones?lang=jpn


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( 前略)

ある親しい友人は,この非常に大切な教訓を18歳で学びました。彼はベトナム戦争中にアメリカ合衆国陸軍に入隊し,歩兵隊に配属されて,歩兵になるための基礎訓練に送られました。過酷な訓練だったそうです。訓練教官は残酷で情け容赦のない人だったと彼は言っています。

特にある日,分隊がうだるような暑さの中をフル装備で行軍しているとき,教官が突然,地面に伏せて動くな,と大声で命じたことがありました。教官は微動だにするなという気迫でにらみつけています。動いたりしたら,後で大変なことになります。分隊は全員,教官に対する怒りではらわたが煮え繰り返る思いで,2時間以上じっと耐えました。
それから何か月もたったころ,その友人は分隊を率いてベトナムのジャングルの中を行軍していました。この度は実戦であって,訓練ではありません。木々に囲まれた高い所から,弾丸の音が鳴り響き始め,隊員は全員,即座に地面に伏せました。
敵が探知しようとしているのは何か。動きです。少しでも動いたら,銃が火を噴くでしょう。友人は,汗を流しながら微動だにせずにジャングルの地べたに伏せ,暗くなるのを何時間も待ちました。そのとき,基礎訓練のときのことを思い出したそうです。教官に対して抱いていた強い嫌悪感を思い出しました。ところがそのときは,教官が教え,このような危機的な状況に備えてくれたことに強い感謝の念を抱きました。教官は賢明にも,戦闘中に何をするべきかを知る能力をこの友人と分隊員に身に着けさせ,実際この友人の命を救ったのです。
どうすればこれと同じことが,自分の子供の霊性のためにできるでしょうか。人生という戦場に入るずっと前に,どう子供たちを教え,強め,備えたらよいのでしょうか。「ちゃんと奥にいる」ように勧めるにはどうしたらよいのでしょうか。家庭という学びの場で子供たちに「汗を流し」てもらう方が,人生の修羅場で血を流されるよりもよいとは思いませんか。
振り返ってみると,夫とわたしは子供たちにイエス・キリストの福音に従ってもらいたいと願うあまり,訓練教官のようになったこともありました。預言者ヤコブは,これと同じ気持ちを言葉にしているようです。「わたし​は​あなたがた​の​幸い​を​願っている。まことに,わたし​は​あなたがた​の​こと​を​非常​に​心配​して​いる。また,あなたがた​も​知って​いる​よう​に,わたし​は​これまで​も​心配​して​きた。

( 後略 )
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※ ニーファイ第2書6章
3 にもかかわらず、わたしはあなたがたのさいわいをねがって、あなたがたにふたたはなしをする。まことに、わたしはあなたがたのことをじょう心配しんぱいしている。また、あなたがたもっているように、わたしはこれまでも心配しんぱいしてきた。そのためにわたしは、ちからかぎりあなたがたにすすめ、ちちことをあなたがたにおしえ、また、かいそうぞうらいしるされてきたすべてのことがらについて、あなたがたにかたってきた。
※ 子供が幼い時に、福音の基礎訓練を身につける大切さのお話でした。
※お読みいただいてありがとうございます。赤字追加しています
今日も良い一日で有りますように。
神様の祝福がありますようにお祈りします。
--------------------------------------2021/04/13



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