かぐや姫のように

今夜は満月

今日みたいなお月様の柔らかい明かりに照らされてる夜に
灰色のお嬢さんが亡くなりました。
我が家の最高齢でした。
まるでかぐや姫のように。

お世辞抜きで美人で賢く社交性もあって欠点なんてないような愛らしい子でした。
私達には不釣り合いな
月とスッポン、はたまたトンビが鷹を産む(産んでないけどね)くらい。

そんな彼女ですからオットの心をグワシと鷲掴み。
目の中に入れても痛くないほど溺愛してました。
人間の子供じゃなくて良かった。
そんな娘がいたらきっと気苦労が絶えなかっただろうなぁ・・・（苦笑）
口にはだしてないけど行動見ればわかるもんです。←軽く嫉妬？

今年の誕生日を迎えるのは難しいかなとなんの根拠もなく不安になった年の初め。
不安は的中。
と言っても最期まで病気で医者にかかることが全くなかった健康優良児。
介護らしい事はありませんでしたが、
亡くなるまでの数日間は母子でとても濃い時間を過ごす事が出来ました。

私の心の準備期間を設けてくれていたのかもしれないですね。
そういう気遣いもある子でしたから。

それはそれはとても穏やかな最期でした。