パーソナルブログメモリ

a = [1, 1]
for _ in "*" * 999: a += [sum(a[-2:])]
print(a)

棋聖戦をみながら、将棋エンジンを動かしてみる

2020-07-17 | 将棋

Ubuntu18.04では最新のエンジンは何一つ動かせないのかと挫折したのが一昨日。

どこかに誰かが動かした痕跡を残しているはずとググる。

 

そしてやねうら王を数年前にコンパイルしたコマンドをみつけますが、コンパイルできない。

でもMakefileあるから何かできるんじゃないかと開いてみる。

ちなみにMakefileの知識はほぼ 0

 

最新のYaneuraOu-masterのsourceにある

Makefileを開いて

家のパソコンのCPU AMD-7860KはAVX2に対応しておらず、SSE42は対応している

g++(GCC)は入ってたよなということで(ubuntuに標準で入ってます)

 

#TARGET_CPU = AVX2
TARGET_CPU = SSE42

 

COMPILER = g++
#COMPILER = clang++

と変更

 

 

 

そしてsourceフォルダを端末で開いて

 

make

コマンド実行

 

ついにYaneuraOu-by-gccという実行ファイルが完成しました

ありがとう やねうらおさん

 

 

仕組みはさっぱりわかりませんが、

この実行ファイルをいろいろなエンジンのフォルダに置いて

そのフォルダにevalフォルダがあってその中にnn.binがあるとエンジンに登録できました。

 

将棋所のメニュー 対局-エンジン登録 で YaneuraOu-by-gccを選びます。

 

ーーーー   一昨日のおさらい   ーーーーーーーー

エンジンを動かすには将棋所をダウンロード

(ShogiGUIというものもありましたが、今回は動かせませんでした)

 

monoもインストール

将棋所のフォントは日本語フォントtakaoに対応していてubuntu18.04には入っていないのでインストール

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

棋聖戦の局面を検討してみると、指し手がabemaのコンピュータ検討とマッチしてきました。

 

MakeFileにあった謎のメッセージ

# clangでコンパイルしたほうがgccより数%速いっぽい。

 

clangをインストールして

#COMPILER = g++
COMPILER = clang++

に戻してコンパイルして作成した所、時間あたりの探索局面数が明らかに多くなりました。

 

先手▲ g++コンパイル  後手△ clang++コンパイル 

探索局面数が全然違う

 

 

エンジン管理で同じエンジン名がならんでわかりにくくなって

ソースをいじってコンパイル何回もしたのですが...

水匠2さんのダウンロードしたフォルダにengine_name.txtというのがあって

同様のファイルをそれぞれに置けば、エンジン名を簡単に変更できるようです。

 

史上最年少のタイトルホルダーが誕生の瞬間はabemaに釘付けになっていて

 

おちついたころ、さらにいくつかのエンジンを動かしてみようとしたのですが、

なかなかうまくいきません。

新しく動かせたのは3つです。

 

端末開きまくってました。

エンジンを公開してくださっている皆様

ありがとう ございます。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。