フィッシャー中将の艦隊運用の達人

かつては艦隊運営の天才と言われたフィッシャー中将が・・・白兵戦に勤しむ物語

再会

2016-12-26 19:07:20 | Weblog
釣行紀が書けないのは… そう 釣れないから。

最後にヒラマサを釣った日から数えて10回連続スルー。
その間、スズキやサゴシは釣れても、ヒラマサだけはパーフェクトスルー…

完璧なスルーでは無いが… 

この10回の釣行で、チェイスとヒットの回数は7回。
それも11月8日に最後のヒットが有ったと記録に残しているが、
その後は全くの音信普通

10月 釣行5回 キャッチ0 ヒット2 チェイス4
11月 釣行3回 キャッチ0 ヒット1 チェイス0
12月 釣行2回 キャッチ0 ヒット0 チェイス0
 
言い訳がましいが

 経験上、トップの釣りは朝マヅメの時合を逃したら後は運任せ。
釣行した10回の内、朝マヅメの釣りが出来たのは3回だから
結果としては妥当なのかも!?



今年も残すところあと6日

自分の日記では2013年12月31日8:27分に
撃投ジグ レベル ケイムラアシストフックで釣れた記録が残っている。
最近ほとんどジグを投げないけど

まだ大丈夫… この時の水温より今の水温の方が高い!! 水温的には大丈夫。
後はベイトと回遊次第。

 話は変るが12月25日…昨年もこの地磯で出会った釣り人と1年ぶりの再会をした。
相手も僕のことを覚えていてくれた!! 僕も相手のことを覚えていた!!
今回を入れてわずか2回しか話をしたことが無い人なのに何十年も前からの
知り合いの様に感じてしまうから不思議だ。

 ヒラマサとの再会も大事だが、同じ苦労を味わい同じ獲物を追う釣り人と
の再開もそれ以上に貴重な気がする。


美保関沖漁船転覆

2016-12-19 18:36:28 | Weblog
14日午前5時20分ごろ、松江市美保関町の美保関灯台から
北に約2キロの沖合で、鳥取県岩美町の田後(たじり)漁協に所属
する底引き網漁船「大福丸」(76トン)が転覆…


この転覆した場所は美保関灯台から北に2キロだが
才の地磯からはほんの目と鼻の先
鯨か大平が最も近そうに見える。


転覆した日は風が強く、北・北西ともに20mに達する程だった。
現地を訪れた12月16日早朝であれば随分西側に流された可能性
が高いが、西側の諸喰以西は渡船もあることから、軽尾・才辺り
の地磯を釣りがてら歩いてみることにした。

※個人の主観
本流は西から東で風も北・西風だが、境水道からの流れ出しを考えると
美保湾側に漂流することはあまり考えられない‼また万一美保湾側に
流された場合、釣り人では何の役にも立てない。

前日の昼すぎから南・南西に風向きが変わり波周期・波高ともに下がり
万一人が打ち上げられていたら岩に引っかかているかもしれない。
上空からのヘリコプターでは岩の隙間を見ることは出来ないから…

先ずは才の鯨から歩いてみることにした。現地に着いたのは
朝の5:00。準備をしてけもの道を歩いていく。
前日の雨で、赤土に落ち葉の被った道がよく滑る。

現地に着くと未だ真っ暗だが、海上保安庁の巡視船が停泊しており、
今回の事故の重大さが感じられる。

 鯨島で夜が明けてからの数時間を過ごし、もと来た道を引き返し、
水尻・大平を目指す。
 大平鼻は波周期が長い時(8m以上)は渡れない。タイミングを見て渡れない
ことは無いが、かなり危険。もし波にのまれたら岩に捕まることも出来ず、
血だらけになって沖に流される。
昔、〆たヒラマサがストリンガーから外れ流されたことがあった。この時
上着を脱いで飛び込んだが、岩場の海藻を掴んでもなかなかあがることが
出来ず、傷だらけになって何とかよじ登ったことがある。
この時ですら波高1.0m 波周期5.0mだった。

大平~早見ケ鼻~望楼…波周期は6.0~7.0m 波高は1.5m それでも
結構なさらしが出来、岩の隙間に押し寄せる波は恐ろしいものがある。
近くで波が巻き込み、底に潜り込む様子を見ると、胃が痛く吐きそうになる。

 磯場をまわり、港の入り口に戻ると1台の軽乗用車が止まっていた。
海辺には女性が一人…そしてそれを後方で見つめるもう一人の女性…
もしかしたら関係者かも知れない…

 私は無言でそこを通り過ぎ、釣り半分・捜索半分の自分の行動を恥じた。

結果として捜索の一部をなしたとしても、それが興味本位や物事のついで
では、所詮…。