先週は航海士としてのスキルアップの為、1級船舶の免許を取りにいった。
この種の資格は普通に生きていくうえでは全く無縁のものである。
私も艦隊戦の専門家として2級の資格は有しているが、1級にはさらに
いくつかの専門の知識がもとめられる。
さて前置きはこれぐらいにしてこの資格の説明をすることにしよう。
気象・海図・エンジンの三長官 もとい3項目から編成されており、
将来海軍若しくは宇宙艦隊に従事しようとする若者であれば欠かすことが
出来ないものである。
おそらく宇宙で戦闘の経験があるかたならおわかりだろうが、
宇宙に無数に存在する宇宙気流・宇宙潮流は決して侮ることは出来ない。
また地球では台風と呼ばれるブラックホールの存在も忘れてはならない。
シュタインメッツ提督の有名な著書『スイングバイ』では提督自身も語って
いる通り、安全に艦隊を航行させるならブラックホールに近づいてはいけな
いと記している。また作中に何回も出てくるようにシュバルツシュルト半径
(可航半径)とよばれるエリアはあるが、これに頼るようであれば、既に
戦略が大きく間違っており、この戦術を使用したときには死すら覚悟するべきだ
とも記している。
しかし彼は自分の過ちを冷静に分析し、また貴重な脱出経験を記している
ことなどから、宇宙兵士訓練学校のテキストとしてもっとも愛用され、多くの
学生達に影響を与えているのである。次に(宇宙航海図)海図であるが、
これは航行不能な宙域や海域をさけたり、潮流や気流により船体が流されて
いる時に、自分の現在地を正確に把握するのに非常に約に立つ。
現在GPSとよばれる装置が普及しているがこれに頼りすぎてはならない。
かつてファーレンハイト提督が通常航路を外れて未開の航路を進んだ時も、
通常航路からの座標を正確にプロットし、無事イゼルローン要塞に
帰艦した際も、彼の有能な部下の宇宙航海士達が片手にコンパス、
片手に三角定規をもって、数百万回という座標の計算を繰り返したと
伝えられている。
(ファーレンハイト著書:我々は同士であって主従ではないより)
彼らは宇宙兵士訓練学校では航海学の父もしくは航海学の双璧と
よばれる偉大な先人たちである。さて最後の一つエンジンについてだが、
これは、エンジン・冷却水・バッテリー等の技術的部門を学ぶことになる。
テキストの本編では過去にあったエンジン等の誤った使用方法について
そのほとんどがさかれている。
例えばエンジンを連結して出力を上げる違法改良や燃料に誤って気体爆薬
を注入し大爆発したというものである。
私もこれをみて絶対に彼のような整備はしてはいけないと感じた。
授業がおわり、よく表紙を見ると著者は不明となっており
『技術大将シャフトの誤った整備と点検』
と書いてあった。
この種の資格は普通に生きていくうえでは全く無縁のものである。
私も艦隊戦の専門家として2級の資格は有しているが、1級にはさらに
いくつかの専門の知識がもとめられる。
さて前置きはこれぐらいにしてこの資格の説明をすることにしよう。
気象・海図・エンジンの三長官 もとい3項目から編成されており、
将来海軍若しくは宇宙艦隊に従事しようとする若者であれば欠かすことが
出来ないものである。
おそらく宇宙で戦闘の経験があるかたならおわかりだろうが、
宇宙に無数に存在する宇宙気流・宇宙潮流は決して侮ることは出来ない。
また地球では台風と呼ばれるブラックホールの存在も忘れてはならない。
シュタインメッツ提督の有名な著書『スイングバイ』では提督自身も語って
いる通り、安全に艦隊を航行させるならブラックホールに近づいてはいけな
いと記している。また作中に何回も出てくるようにシュバルツシュルト半径
(可航半径)とよばれるエリアはあるが、これに頼るようであれば、既に
戦略が大きく間違っており、この戦術を使用したときには死すら覚悟するべきだ
とも記している。
しかし彼は自分の過ちを冷静に分析し、また貴重な脱出経験を記している
ことなどから、宇宙兵士訓練学校のテキストとしてもっとも愛用され、多くの
学生達に影響を与えているのである。次に(宇宙航海図)海図であるが、
これは航行不能な宙域や海域をさけたり、潮流や気流により船体が流されて
いる時に、自分の現在地を正確に把握するのに非常に約に立つ。
現在GPSとよばれる装置が普及しているがこれに頼りすぎてはならない。
かつてファーレンハイト提督が通常航路を外れて未開の航路を進んだ時も、
通常航路からの座標を正確にプロットし、無事イゼルローン要塞に
帰艦した際も、彼の有能な部下の宇宙航海士達が片手にコンパス、
片手に三角定規をもって、数百万回という座標の計算を繰り返したと
伝えられている。
(ファーレンハイト著書:我々は同士であって主従ではないより)
彼らは宇宙兵士訓練学校では航海学の父もしくは航海学の双璧と
よばれる偉大な先人たちである。さて最後の一つエンジンについてだが、
これは、エンジン・冷却水・バッテリー等の技術的部門を学ぶことになる。
テキストの本編では過去にあったエンジン等の誤った使用方法について
そのほとんどがさかれている。
例えばエンジンを連結して出力を上げる違法改良や燃料に誤って気体爆薬
を注入し大爆発したというものである。
私もこれをみて絶対に彼のような整備はしてはいけないと感じた。
授業がおわり、よく表紙を見ると著者は不明となっており
『技術大将シャフトの誤った整備と点検』
と書いてあった。