珍しいリカステ属のラン「リカステ・チタ・インパルス」。一つまた二つ、大きな目立つ花がつくのが特徴だ。どっしりと落ち着いた花が、何かを訴えるかのようで、印象的である。
(2020-01 東京都 神代植物公園)
ラン科リカステ属
学名 Lycaste Chita Impalse
原産地 栽培種
多年草
リカステの園芸品種の一つ。リカステは花は少ないがその分大きく豪華な花容が特徴である。花は花被片の中の萼片が特に大きく目立ち、ラン科を特徴づける唇弁はそれほど大きくないようである。そのため、大輪で豪華だがどこか気品のようなものを感じるのも特徴である。本品種は明るいワインレッドの花色で、花被片の乱れのない整形花である。