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草原でアザミに似た花をつけるタムラソウ(箱根シリーズ05)

2019年11月02日 09時18分02秒 | 

タムラソウはアザミと見間違えそうだが、棘がないのが特徴だ。それと写真にみられるように、筒状花の末端が丸まることが多い。色もきれいだ。和名はたくさんの花がつくから「玉群草」だとか、玉帚だとか言われるらしい。果実は花がそのまま枯れたようにして結実する。果実のほうが「箒」に似ているかもしれない。

(2019-09 神奈川県 箱根町) 


タムラソウ
学名 Serratula coronata var.insularis
別名 タマボウキ
田村草 分類 キク科タムラソウ属 (多年草)
玉がたくさんついた草の意味の玉群草(タマラソウ)から転化したとされる。茎の先にたくさんの花が咲いた様子からついたようだ。別名も同じ。
原産・分布 本州、四国、九州
神奈川県 丘陵地を中心に分布する。草地や明るい雑木林、林縁に生える。
花の時期 8月~10月



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