蕗のようなハート形の大きな葉の陰でひっそりと咲いていた「シラユキゲシ」。触ると壊れそうな可憐な四弁の白い花である。花芯の蕊もいいアクセントになっている。不思議な印象を残す花だ。
(2020-03 高尾山)
シラユキゲシ(白雪芥子)とは、春先に夏椿に似た感じの花を咲かせる耐寒性多年草で、山地の湿ったところに自生しています。一茎に数輪の小さな4弁の白花を咲かせます。花より大きな葉は、蕗に似たハート形をしており、葉縁は緩やかに波打っています。
一般名:シラユキゲシ(白雪芥子)
学名:Eomecon chionantha(エオメコン)
別名:スノーポピー(snow poppy)
科属名:ケシ科エオメコン属
原産地:中国東部
草丈:20~30cm 花色:白 花径:3cm 開花期:4~5月