岡山県立美術館で開催されている「高畑勲展」をやっと観て来た。
15分置きの予約制で(予約は当日にその場でもできる)、そのグループで並んだ順に1分置きの入場です。
入ってすぐに、いきなり「話の話」のユーリさんから高畑さん宛ての手紙、ハリネズミの絵入り!の展示があり!
そこですでに上がるテンションだったのですが、
来てしまったのは、ハイジのオープニング曲のマッターホルンだった。
それを聴いたときに涙腺が思いがけず開いてしまい、
そう、以前にここでジブリ展があったときになかったのはハイジだったんだな。
自分ではそんなにハイジが?とは思っていなかったのだけれど、そうだったようです。
干し肉、黒パンにチーズの3点セットの画もしっかりチェック。
続いて涙腺が崩壊してしまったのはやはり「蛍」ブースでした。
いい場面の絵コンテが展示されているのですが、それをコミックを読むように読んでいくと、ね。
一番好きなジブリ系の女子キャラは、私はフィオリーナなのだが、
その画(それは宮崎氏)も、そしてアメデオの展示もしっかりあり、嬉しかった。
それにしてもやはり、画がうまい。どれもこれも。それはそうだがどの方ものすごくうまい。
最後のブーズは今回一番観たかった「かぐや姫」だった。
走るあのシーンの、橋本さんの、あーこれが!たっぷり観られました。
物販で、展示会版のつばめノート。
ぐるりの模様が、いろんな高畑アニメになっている。
「適当」ふだが垂れ下がっているのがポイントか。
「適当」って、ほんとに忙しさを極めて出て来る一言じゃないか?って。
これから煮詰まったときには、「適当」の呪文を唱えてみようかな。
明日あさっての展示で終了です。もし行ける方がいらしたらぜひ。