3号の姪は、坊さんが読経中、傍らの仏像が一緒に口を動かし読経したているのを見た事が有るんですが、その姪の話を。
現在、姪は保母さんをしています。
外見は、今風のアライグマの様なメイクで、同じ様なメイクをした友達と並んだとしても3号に見分けなどつく訳も無く、普段歩いていているときに会っても、全く気が付くことも無く、声を掛けられ顔を見てでさえ姪なのか判断が出来ません。
これも、ある意味怖いですよね。
ていうか、痛いのか・・・
この姪、幼稚園の採用試験の時、居並ぶ受験者が園児の前に並び、誰が一番園児たちに興味を持たれ、誰が一番園児に溶け込めるか試されたそうですが、姪のところにばかりに園児が集まり、その場で採用が決まったそうです。
そんな姪が、通り道である我が家に寄った時の事。
我が家の横のスペースに、姪の自転車が置かれていました。
仕事から戻った私、我が家の横のスペースに見知らぬ男を発見します。
近づく私の目に写ったのは、男が姪の自転車に跨り、〝お馬さんごっこ〟でもするように、すこぶる上機嫌でパッカパッカしている姿。
周りの事など気にもせず、一心不乱に上機嫌でパッカパッカしている男の真後ろに立つ3号、この男を、この行動に走らせた事情に考えを巡らせ始めました。
考えたことは、
①変態?
②精神錯乱の患者?
③ストーカー?
他の日には全く見かける事も無く、そして他に自転車が有るにも拘らず、ピンポイントで姪の自転車に跨って悦に浸っているんですから・・・
私の出した答えは、
たまたま外出を許された、頭のおかしい変態ストーカー
襲われても良いように、念のため、軽く膝を曲げた状態で声を掛けます。
「ねぇ君。 そこで、何やってるの?」
び~~~~~~~~~~ん!!!
びっくりするくらい仰け反って驚いた男、カゴの中の自分の荷物を掴み、私を見ることも無く、そそくさと逃げていきました。
きっと、現実に引き戻され、初めて自分の行いに気が付いたのでしょう。
しかし、あの男、いつから跨っていたのでしょうか?
脳の成長が止まった幼稚な人間には、姪の保母さんオーラが心地よく感じ、きっと安心して遊んでいただけと思いたい。
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