皆さま、こんにちは。
ikus.医療美容ケア研究会 認定サロン atelier Frangipani 高溝です。
抗がん剤治療をスタートされる方へ、いろいろな情報を届けしています。
カテゴリー「抗がん剤治療をされる方へ」を見てください。
さてさて、今日は、医療用ウィッグの選び方の中でも実は一番重要だったりする部分。
医療用ウィッグは美容室で作ってもらうのが良い・・・ということ
なぜか・・・
抗がん剤治療による脱毛の場合、治療が始まるときは自分の髪の毛があります。
そして途中で抜けてきて、ほとんどなくなり(薬や個人差によって変わります)治療が終わって1～2ヶ月くらいするとちょっとずつ生えてきて、8ヶ月～10ヶ月くらいで自毛デビュー出来るくらい伸びてくる
そんな流れになります。
つまり、ウィッグを使う期間だけをとっても、髪がある→抜ける→生える→伸びる
と言う風に、実は、自毛も考えないといけないんですね。
インターネットでウィッグを買った方は、抜ける前のカットは、美容室に行けたとしても生えてきてからまだウィッグを使っている期間に美容室に行くというのはなかなか出来ないものなんです。
はえ始まりの髪の毛は細く柔らかく、普通にカラーとかするのは難しい
きちんとした知識を持っていないと手が出せないものです。
それからウィッグを使用している期間に少しカットしたいとかアレンジしたいとかそういう事も出てきますよね。
それだって美容室でやってもらうのが一番いいと思うんですよ。
生え始まった頃には、頭皮環境を整えるためにヘッドスパしたり・・・
ですから、最初から美容室でウィッグを用意してもらい、そこでカットしてもらい、治療が終わったら頭皮のケアをしてもらい、髪が伸びてきたらカラーリングとか縮毛矯正とか、自毛デビューに向けていろいろやってもらって自毛デビューする
それだったら、抗がん剤治療が始まるときから、１つの美容室に通えば自毛デビューまでサポートしてもらえるってことなんです。
ただねー
私のところは個室でプライベート空間で1対1でウィッグから自毛から爪からメイクから、何でもやりますけど・・・
普通の美容室では、なかなかそこまで対応しているところは少ないですね。
というかほとんど無いかなー
だからこそ、私たちのような美容師がウィッグから自毛のケアまでサポートできるそういうサロン、仲間をもっともっと増やしたいと思うんですよ。
そのためにikus.医療美容ケア研究会を作り様々な活動をしているんです。
詳しくはこちら
もっともっとたくさん、身近に抗がん剤治療中のウィッグや髪の毛の事が相談出来る美容室が増えてくれることを願っています。
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atelier Frangipani（アトリエ フランジパーニ） 高溝周子
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医療用ウィッグのスタイル集・・・ショート～ミディアム
医療用ウィッグのスタイル集・・・ロング
医療用ウィッグのアレンジ集・・・アレンジスタイル
