こんにちは。高溝です。
東京地方はここの所寒いですね。
明日は雪の予報です積もらないみたいですが・・・
さてさて、昨年から足の爪のケアをしているY様
Y様は、抗がん剤の副作用が爪にひどく出てしまいました。
特に足の爪に・・・
一番最初に来店された時の様子
抗がん剤の影響で爪がはがれてしまいました。
この時はまだ残っている部分(人差し指、薬指)もありましたが、この後全部剥がれました。
ちょうど夏前でしたので、昨年の暑い夏は、サンダルを履けず苦労していたようです。
Y様は、もともと足の爪は巻き爪気味だったそうです。
これはおそらく遺伝的なものだと思います。
そこに抗がん剤の影響で爪が剥がれて、やわらかい爪が伸びてきましたが、巻き爪になってしまいました(上の写真から3か月後くらい)
そこで、巻き爪矯正を行いました。
当店で行っている巻き爪矯正は、皮膚科などの医療機関でも行われている「B/S ブレイスクイック」というものです。
B/S ブレイスクイックはドイツ生まれの巻き爪矯正技術です。
グラスファイバー製のブレイス(板状のスプリング)を爪に装着すると、ブレイスの張力によって爪を持ち上げ、爪が内 側へ生えていこうとする作用を平に向ける作用をします。
痛みが伴う巻き爪の場合、装着後短時間で痛みが軽減させることができます。
そして、1か月ごとに付け替えて3か月ほど・・・
そしたらサイドの巻きは軽減したのですが、今度は、爪が先端の肉に引っかかって伸びてこなくなってしまいました。
その先端のお肉にぶつかっているところがとても痛かったそう。
そこで、前回、アクリルスカルプチュアで先端のお肉を押さえるように人工的に爪を作りました。
こんな感じです
そして、1か月半
ちゃんと肉の上にご自身の爪が乗って伸びてきていました。
ただ、まだ完全ではないので、先日つけた人工爪はそのままにしてケア
さらに1か月半おいて経過を見ることにしました。
このように、爪の副作用の場合、それぞれ出てくる症状が違いますので、その状況に合わせて適切な対処が必要ですね。
状況を見ながら対応させて頂きます。
足の爪は伸びる速度が遅いので、元の状態に戻るまでに1年から2年かかります。
その間、嫌な状態をそのままにしておかず、是非ご相談ください。
出来る範囲で対応させて頂きます。
Y様、今年の夏までにはサンダルを履けるようになるといいですね。