ふりとものFree tomorrow

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昇格プレーオフと入れ替え戦

2016-12-04 17:52:58 | 日記
このところサッカーの話題ばかりで恐縮ですが、
J2リーグからJ1リーグに昇格するチームを決めるプレーオフとJ2とJ3の入れ替え戦が行なわれ、
昇格プレーオフはC大阪が岡山に勝利、来シーズンのJ1復帰を決めました。
最終節に札幌と引き分けた金沢は栃木を破り、J2残留を決めました。
栃木は1年でのJ2復帰はならず、来年もJ3で戦うことになりました。

ということで札幌にとっても、金沢にとっても、十分価値のある「引き分け」だったということが
改めて証明されました。個人的に金沢は嫌いではないし、J3に落ちて欲しいなんて思っていません。
ただプロとして優勝が懸ったあの最終節でのヤル気のないパス回しには納得出来るはずはなく、
こんな戦い方をするクラブは、もう一度、下のカテゴリーに落ちてもらったほうがいいと思いました。
それでも金沢は根性を見せたと思うし、残念なのは栃木が2試合で1点も取れずに無得点で180分を
過ごしてしまったということ。いったい何故なのか?何故、栃木はJ2に昇格するチャンスを
活かしきれなかったのか。金沢の「覚悟」に対して、栃木は腹をくくって攻めにいかなかった。
このメンタルの差が勝敗を分け、カテゴリーも分けたと思いますね。

来年J1に昇格するのは札幌、清水、C大阪となりました。
来年J2に降格するのは名古屋、湘南、福岡となりました。
来年J3に降格するのは北九州となりました。

そしてJ1チャンピオンは鹿島となり、ルヴァンカップは浦和が取り、天皇杯はどのクラブが優勝するのでしょうか?

2016Jリーグチャンピオンシップは鹿島が優勝

2016-12-04 00:03:36 | 日記
J1リーグの年間王者を決定する2016Jリーグチャンピオンシップで、
1st優勝で年間勝ち点3位の鹿島が2nd優勝で年間勝ち点1位の浦和を
アウェイゴール1差で上回り、年間優勝しました。

2ステージ制、チャンピオンシップ制を復刻させたJリーグ事務局の
レギュレーションが下位チームに有利に働き、年間勝ち点3位の鹿島が
優勝したという結果ですね。しかも2試合通じてPK2本の価値が勝敗を
分けました。2試合目の浦和の先制点は何の意味もなく、鹿島は2点取れば
アウェイゴール(さらに倍!)で逆転できるというルールでは、
年間勝ち点1位のチームは何もアドバンテージも無いですね。

それなら年間1位のチームはアウェイゴールを3倍にすべきだし、
2試合戦って1勝1敗スコアも2-2なのにアウェイゴールが多い方が優勝なんて、
浦和はレギュレーションのせいで負けたと言わざる得ない。
※大会日程にも浦和側としては不満だったと思います。

Jリーグ事務局の中西さん、貴方がメディアで強く主張していた、
Jリーグの未来の為に、原資を稼ぎ出す手段として2ステージ制、
チャンピオンシップを復刻させた顛末がこういう奇妙な結果を生みだして
しまいましたよ。これでファン、サポーターは納得できるんですか?
1シーズンスタジアムに足を運んで1試合1試合を観戦してくれた人たちの期待や
希望を打ち砕くような終わり方。これがJリーグの未来に繋がるのでしょうか?
新しいファンの獲得に繋がるのでしょうか?

来シーズンはまた1シーズン制に戻ります。誰も2ステージ制を望んでいなかった。
Jリーグ事務局の中西さんは今頃、何をしているんですかね。
※いまはJリーグの常任理事らしいですね。出世されたんですね~

それでも鹿島の戦いぶりをみて感じたこと。やはりJリーグ王者は鹿島だということ。
よく勝者のメンタリティと言われますが、鹿島には勝利へのこだわり、王者としての
プライドや伝統がクラブに根づいていますね。だから18冠もタイトルを獲っている
わけです。

強いから勝つのではなく、勝負に勝つから強いのだと。
王者のメンタリティを持つ日本のプロサッカークラブは残念ながら鹿島以外に見当たらない。
王者を対戦相手にした時、どのようなメンタルで戦うべきなのか。

浦和は引き分けでも優勝できた。しかし最後は追いかける展開になってしまった。
そういう戦い方をしてしまったのは2点目を取れなかったこと、鹿島に前半で1点を与えて
しまったこと。そして2戦目で槙野が献上したPKは、1戦目で阿部勇樹が決めたPKの倍返し
を食らってしまった。まさに倍返しだ!笑

シーズン中、交代させられて「逆ギレ」し、代表からも「落選」した金崎が2得点を挙げ、
MVPにも輝き、鹿島を優勝に導いた。まさに「問題児」が「孝行息子」になった。
石井監督にとっても「倍返し」だったに違いなく、何とも奇妙な結果で今年のJリーグが
終了したこと。すべてはJリーグ常任理事の中西氏をはじめとする2ステージ制を導入した
人々の思惑によって見事演出されたスポーツ興業だったということ。今年はその一言に尽きますね。