ふりとものFree tomorrow

Are you free tomorrow?
人と動物と地球環境に優しい社会を目指す起業家「ふりとも」公式ブログ

他者のプレゼンを観て思ったこと

2016-12-23 00:03:39 | 日記
今月は2回プレゼンを行なう機会があり、実は3回目の声が掛かったのですが、
諸般の都合により辞退をさせて頂きました。
「ふりとも」は自分のプレゼンが上手なんて思ったことがありません。
出来ることならプレゼンなんてやりたくないし、人様に理解して貰わなくて
結構ですよ、というひねくれ者だから、人前で自分のことを話すというのは
本当に嫌なんですが、他人の発表を聞いて批評するのは結構好きという方は
いらっしゃいますか?(笑)

とある発表会で、プレゼンターのプロフィールや事業プラン、今後の目標など
拝聴するのですが、最初は興味無くても、徐々に話に引き込まれる人と、
途中でもういいや、となる人がいらっしゃいますね。
話にはリズムが必要で、淡白な話し方では、集中して話を聞けない場合があります。
聴きたいことに直接答えてくれない、具体性に欠ける話も聞くのが辛いですよね。

自分のプレゼンを聴いている人たちが何を疑問に感じているか、その場の空気感
とかを瞬時に読み分けて、自分から質問を投げ掛けてみたり、実例を挙げながら
説明したり、普段あまり耳にしない、ちょっとお得な情報なんかを織り交ぜると、
一気に聴くモードが高まりますよね。

そもそも何故それをやりたいと思ったの?きっかけは何?
貴方は何をしてきた人なの?これから何をやっていきたいの?
それによって聴いている人たちにはどんな良いことがあるの?

こういったことを分かりやすく、論理的に説明していかないと、プレゼンを成功させる
ことは難しくなりますね。元々、自分のファンが集まってくれている場ではないのだから、
一般人でも素人でも分かる話をしないといけない。何も残らなかったなんて事にならない
ように1つか2つくらいインパクトある言葉なり、表現なり、パフォーマンスを残さないと
一気に興味を失なってしまい、時間の浪費になりかねない。

では自分のプレゼンに置き換えてみて、果たしてどうだったか。
熱い思いを伝えるだけにとどまらず、みんなが頑張ってね!応援してるよ!という気持ちに
させられるかどうか。これはプレゼンターにとって一番大事なことかもしれませんね。

来年はセミナーや講習会などで行なうプレゼンをリニューアルしようと思っています。
ある仮説に基づき、独自の論理を展開することは、ひとつの手法として間違っていない
と思う一方で、自分の考えや理念に共感、共鳴して貰えるかどうかが鍵になると思えてきました。

クラウドファンディングのように、それならお金を出してあげよう、だから絶対に事業を成功させてね、
という人の心を揺さぶるもので無ければ、どんなに上手に説明したとしても、
プレゼンとしては成功しないのでしょうね。

どうしたら人の心を動かせるのか。
これについては自分自身の中でもう少し考えをまとめないといけないなと。
そんな風に思いました。プレゼンって。奥が深いですね。