本日午前中にサッカー日本代表チームがロシアから帰国しました。
出発時には見送りに150名ほどだったのが、帰国時には出迎えに1000名も
駆けつけたとか。もし決勝トーナメント進出していなければ、大ブーイングの中、
帰国の途に着いたかもしれません。それだけに多くの日本国民は今回のベスト16
という結果に概ね満足しているということだと思います。
前回大会は予選敗退だったのに対し、2010年の南アフリカ大会以来、8年振りに
決勝トーナメントにいけたのだから、いろいろあったけど結果的には良かった
ということかもしれえません。
しかし、もう一度、あのベルギー戦の試合を思い返して欲しいと思います。
日本が2-0でリードしていながら、何故、立て続けに3失点を喫したのか。
しかも後半ADタイム4分の終了間際で逆転されてしまったのか。
ベルギーのスーパーカウンターはどうして起きてしまったのか。
その原因をしっかり究明するべきではないでしょうか。
もはやベスト16に行ったから日本は良かったと言えない現実がここにはあります。
ベルギー3点目の発端となったプレーは本田圭祐選手です。
後半ADタイムに相手の反則からフリーキックを得て、本田選手が直接ゴールの枠に
蹴り込んだシュートは相手GKに弾かれ、ボールはゴールラインを割りました。
そこで日本のコーナーキックのチャンスとなり、キッカーは再び本田選手で、
ボールを蹴ったわけですが、相手GKに両手で簡単にキャッチされ、
すぐさまベルギーのカウンターに繋がりました。このGKからのパスで
ベルギーの3点目は生まれたことを考えれば、あの本田選手のコーナーキックの
精度はどうだったのか。今一度よく検証しなければなりません。
当然ながら、日本選手たちはベルギーのゴール前に集結していました。
この場面で本田選手が蹴ったボールが相手GKの守備範囲ではない場所に飛んだなら、
或いはショートコーナーで相手エリアで時間を使ったなら、ベルギーの反撃カウンター
を受けるリスクは極限まで無かったと言えるでしょう。
しかし、結果として本田選手の蹴ったボールは何の脅威も与えることなく、相手GKにキャッチ
されました。ここに日本の敗戦の原因があるのは明白です。
※勿論、本田選手だけを戦犯のように言っているわけではありません。
延長も視野に入れていたのであれば、ここで油断せず、最後まで後半終了の笛が鳴るまで、
集中してプレーすべきだったはずです。しかし、日本はもう延長に入るものと決め込んでいた。
そう思えて仕方ありません。まさにこの隙が日本が敗戦した原因だったわけです。
グループリーグ第3戦のポーランド戦で日本がセネガルを上回る為に取った戦術が
ボールを大事に回して攻め込まないというものでした。このまま試合が終われば良いという
消極的なものでした。世界各国から非難も上がりました。しかし決勝トーナメントに
進出したからいいのだ、我々の目標は決勝トーナメントに進出することで、その為には
どのような形であれ、勝ち上がる必要があったと、正当化したわけですが、
まさにそのしっぺ返しを食らったような結末でした。
大事に行くのなら、不用意なコーナーキックを蹴るべきでは無かった。
まさにプロフェッショナルKeisuke Hondaで終わった2018ロシアW杯として
後世にまで記憶と記録に残る試合となりました。
やはりポーランド戦は1点負けていたのだから、そのまま終わるのではなく、
最後まで引き分け、そして逆転勝利を目指して戦うべきであった。
ベルギーの勝利への執念を見た時、これが勝者のメンタリティであり、
世界ランク3位の強豪国の代表チームだと思いました。
日本人はベルギーをリスペクトすべきでしょう。
そのベルギーに追い付く為には、いかなる状況でも戦うことを忘れてはいけない。
最後まで全力で戦い切ることが重要だと思い知らされた、2018ロシアW杯でした。
出発時には見送りに150名ほどだったのが、帰国時には出迎えに1000名も
駆けつけたとか。もし決勝トーナメント進出していなければ、大ブーイングの中、
帰国の途に着いたかもしれません。それだけに多くの日本国民は今回のベスト16
という結果に概ね満足しているということだと思います。
前回大会は予選敗退だったのに対し、2010年の南アフリカ大会以来、8年振りに
決勝トーナメントにいけたのだから、いろいろあったけど結果的には良かった
ということかもしれえません。
しかし、もう一度、あのベルギー戦の試合を思い返して欲しいと思います。
日本が2-0でリードしていながら、何故、立て続けに3失点を喫したのか。
しかも後半ADタイム4分の終了間際で逆転されてしまったのか。
ベルギーのスーパーカウンターはどうして起きてしまったのか。
その原因をしっかり究明するべきではないでしょうか。
もはやベスト16に行ったから日本は良かったと言えない現実がここにはあります。
ベルギー3点目の発端となったプレーは本田圭祐選手です。
後半ADタイムに相手の反則からフリーキックを得て、本田選手が直接ゴールの枠に
蹴り込んだシュートは相手GKに弾かれ、ボールはゴールラインを割りました。
そこで日本のコーナーキックのチャンスとなり、キッカーは再び本田選手で、
ボールを蹴ったわけですが、相手GKに両手で簡単にキャッチされ、
すぐさまベルギーのカウンターに繋がりました。このGKからのパスで
ベルギーの3点目は生まれたことを考えれば、あの本田選手のコーナーキックの
精度はどうだったのか。今一度よく検証しなければなりません。
当然ながら、日本選手たちはベルギーのゴール前に集結していました。
この場面で本田選手が蹴ったボールが相手GKの守備範囲ではない場所に飛んだなら、
或いはショートコーナーで相手エリアで時間を使ったなら、ベルギーの反撃カウンター
を受けるリスクは極限まで無かったと言えるでしょう。
しかし、結果として本田選手の蹴ったボールは何の脅威も与えることなく、相手GKにキャッチ
されました。ここに日本の敗戦の原因があるのは明白です。
※勿論、本田選手だけを戦犯のように言っているわけではありません。
延長も視野に入れていたのであれば、ここで油断せず、最後まで後半終了の笛が鳴るまで、
集中してプレーすべきだったはずです。しかし、日本はもう延長に入るものと決め込んでいた。
そう思えて仕方ありません。まさにこの隙が日本が敗戦した原因だったわけです。
グループリーグ第3戦のポーランド戦で日本がセネガルを上回る為に取った戦術が
ボールを大事に回して攻め込まないというものでした。このまま試合が終われば良いという
消極的なものでした。世界各国から非難も上がりました。しかし決勝トーナメントに
進出したからいいのだ、我々の目標は決勝トーナメントに進出することで、その為には
どのような形であれ、勝ち上がる必要があったと、正当化したわけですが、
まさにそのしっぺ返しを食らったような結末でした。
大事に行くのなら、不用意なコーナーキックを蹴るべきでは無かった。
まさにプロフェッショナルKeisuke Hondaで終わった2018ロシアW杯として
後世にまで記憶と記録に残る試合となりました。
やはりポーランド戦は1点負けていたのだから、そのまま終わるのではなく、
最後まで引き分け、そして逆転勝利を目指して戦うべきであった。
ベルギーの勝利への執念を見た時、これが勝者のメンタリティであり、
世界ランク3位の強豪国の代表チームだと思いました。
日本人はベルギーをリスペクトすべきでしょう。
そのベルギーに追い付く為には、いかなる状況でも戦うことを忘れてはいけない。
最後まで全力で戦い切ることが重要だと思い知らされた、2018ロシアW杯でした。