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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

山田化学(株) プラモデル用 連結ディスプレイベース

2023-03-14 10:50:42 | チープトイ


玩具集めとか趣味にしていると「そんなに欲しいと思って無かったけど、試しに買ってみたらハマった」なんていう物がありますよね。


今回の品もそうした予定外に楽しかった商品。







Twitterなどでも話題になっており、大人気で転売騒ぎも起きた品「連結ディスプレイベース」です。

増産に加え、セリアだけでなくダイソーでも取り扱いを始めたおかげで、割と手に入りやすくなっている様子。

騒がれていたのは知っていたのですが、ダイソーに立ち寄ったら売っていたので、思わず購入。

山田化学(株)と言えば、100均で売られているプラスチック製品などを製造している会社。

おもちゃ好きには1/12スケールで展開されているミニチュアが話題になっています。

自分も過去にミニチュア家具を買いました。







開封すると、すべてのパーツがひとまとまりになっています。

重ねているだけなのかと思ったら、ちゃんとタボで固定されています。

これがまず素晴らしい!

不要な時には一つにまとめて片付けておけるというのは評価ポイント、高いです。

過去に同じようなメカニカルベースを使っていた時は、オプションパーツの保管が大変でした。

ディスプレイ用なので、飾る物次第で使う、使わないのパーツが多数あり、それらをまとめて保管しておくのが煩わしかった記憶があります。

・・・あのコトブキヤのメカニカルチェーンベース、いつの間にか紛失してるな。








商品は標準で1/144ガンプラなどを想定したサイズ。

バラバラにすると、床面、壁面、支柱が左右に1本、他に通路パーツが1本ついています。









組み立てれば、整備工場のようなメカニカルな基地ディスプレイが完成。

ボリューム、完成度を含め、とても110円で買えるとは思えない出来です。









ウチには1/144ガンプラやそれに準ずるロボ玩具が無いので、バトルΣを立ててみました。

これだけでチープなパチ物玩具もそれなりのロボットに見えるから不思議!









商品名の通り、連結して拡張できるのがウリなので、早速横につなげてみました。

こんな感じで、同サイズのロボットやメカをずらーっと並べて飾るには最適なディスプレイ商品ですね。








支柱を取り外すことで、大きなベースとして使う事も可能。









100均商品繋がりで、(株)ポニーのビークルコンバインVを飾ってみました。

横幅のある大型ロボットでも、問題なく飾れます。








壁面には、遊び方を広げるジョイントの凹凸があるので、別商品の部品を付けたり、写真のように壁面にぶら下げて遊ぶことが出来ます。


しかし、ウルトラエッグのキングジョーはホント、いい玩具だよね。

結構高騰してたけど、ウルトラエッグ復活に合わせ再生産されるみたいなので、未入手の方は是非!









横だけでなく、縦にも繋げることが出来ます。

床面ごと上下につないで2段ディスプレイにも出来るし、写真のように壁面のみを積み上げて連結する事も可能です。







買ってきた4個を繋げましたが、ダイソーの重武装合体ロボットを飾るには狭すぎました・・・

ちなみに床面パーツは横にしか繋がらないので、写真は前後に置いているだけで固定されていません。









また、飾り方を工夫すれば、ロボやメカのドックだけでなく、宇宙船や基地などのジオラマ風にして遊ぶことも可能です。







宇宙船の通路で激突するスペースマリーンとスコーペク・デストロイヤー!









想定された使い方ではありませんが、床面と壁面を逆にすることで、面積を広く使う事も出来ます。

ウォーハンマー40Kのミニチュアなら、こっちの飾り方の方が良いですね。

ミニチュアがハッキリ見えるし。









飛行機、戦闘機といった前後長のある物も、この逆使いでのディスプレイが相性良いですね。

写真のバズの飛行機はおよそ1/60スケール。

これはダイアクロン勢もこぞって買いますね。

密度はあるけどシンプルな造形なので、いろいろな玩具に組み合わせられるのが楽しいです。









同じく、山田化学(株)の人気商品「トラスセット」

こちらを組み合わせることにより、さらに遊びに幅が広がります。

ただし、連動させることを想定した作りでは無いので、組み合わせには工夫が必要です。








シルバニアやミニチュアと組み合わせて、こんなガレージハウス風に。

ガレージハウスというか、サイバーパンクな地下バーみたいになりましたが・・・









結局、4セットだけでは物足りず、さらに買い足して8個に!

でも、これだけ繋げると重武装合体ロボットも余裕を持って飾れます。

ただ、繋げる数が多くなって自重も増えると、パネル同士の隙間なども大きくなります。

自分の場合、繋げたパネルの裏側からダブルクリップで補強しています。

トラスセットも合わせると、ぐっと基地感が上がりますね!








そして、NERF好きにおススメしたいのが、ブラスタースタンドとしての活用。

見ての通り、ディスプレイベースにブラスターを置いただけですが、ベースのメカニカルな雰囲気とあわせSF感が強まります。

・・・いや、載せてるのNERFじゃなくてX-Shotだし・・・






大きさによっては向きを変えてみるとバランスよく飾る事も出来ますね。

もちろん、大型のブラスターだとディスプレイベース1枚じゃ足りないので、いろいろと工夫が必要ですが。




実際に触ってみると、ネットで騒がれている理由も納得できる、素晴らしい商品です。

色を塗ったり、改造したり、と言った素材としても使い道がいろいろありますね。


最近は100均もオンラインで注文可能な所も多いので、確実に手に入れたい方はオンライン注文が良さそうです!























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NECA ストリートシーンジオラマセット価格:25300円(税込、送料別) (2023/3/7時点)



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ターリンインターナショナル 青龍と白虎 カプセルコレクション

2023-01-30 14:42:20 | チープトイ

ちょっとネットサイトのポイントで買い物しようとして、たまたま見つけて思わずセット購入した商品。








ターリンインターナショナルの「青龍と白虎・カプセルコレクション」

名前の通りガチャガチャで、4種×2色の全8種の商品。

色は「青銅カラー」と表記される青緑と、「漆黒カラー」と言われる黒の二種です。

とりあえず、写真でもディティールが見やすい青銅カラーを開封しました。








商品名が「青龍と白虎」となっていますが、ちゃんと玄武と朱雀もラインナップに入っています。

こちらは北の聖獣「玄武」

ご覧のように亀、巻き付いている蛇どちらもかなり造形が良いです。








西の聖獣「白虎」

かなり大きいのですが、カプセルに収めるためにボディが細かく分割されており、その分割ラインが目立ってしまうのがマイナスポイント。








東の聖獣「青龍」

かなり長さのあるボディパーツが、蜷局を巻くようなうねりのある造形となっており迫力があります。

ただ、こちらもパーツ分割線がちょっと気になります。








南の聖獣「朱雀」

シンプルめな造形ながら、大きく翼を広げた姿になっており、他の聖獣と並べた際にも引けを取りません。

また、足の部分は台座と一体で成形されており、安定して飾る事が出来ます。





ちょっと調べてみたら、原型製作は判治靖朗さんという方。

エポック社で発売しているガチャ「和の心 仏像コレクション」などで仏像原型も手掛けている方との事。

なるほど、たしかに仏像的アプローチの造形がこれほどマッチするテーマも無いですもんね。


と思ってさらに調べてみると、この商品自体、過去にエポック社から発売された「世界の伝説生物フィギュアコレクション 四聖獣」というガチャの再販でした。

最初に発売されたのが2011年頃っぽいので、割と古い商品です。

なるほど、パーツの接合部分隙間も、微妙な型の劣化だと思えば納得ですね。










固定ポーズフィギュアなので、遊び方、という遊び方はありませんが、やはり4体並べておきたいですね。

本来の宗教伝説的な部分では、中央に配置されるのは「麒麟」や「黄龍」ですが、いろんな物を飾る際に装飾として4体配置するのも面白いです。

我が家でこのテイストにあるアイテムと言えば「眼魔伝ガンダイス」!

で、イスルギを中央に置いてみましたが、大きさ的にイマイチ・・・

固定ポーズフィギュアの眼魔組のイスルギを置けばよかったかな。









あとは四天王的に四体を背景に置いて並べるのも良いですね。

四聖獣をモチーフにしたロボやキャラは割と多いので、それらを飾る際に並べるのには最適なフィギュアです。

・・・ムゲン四聖獣、手放したけどいいデザインだったよなぁ







こうした和風の彫刻風フィギュアも、仏像などは各メーカーから出ていますが「実物が無い架空のフィギュア」ってのは珍しい気がしますね。

いや、そもそもが空想の生き物なんだし、実物ってなんだよ・・・?ってなりますけど。




さて、開封した青銅カラーの他に漆黒カラーがセットであるんだけど・・・

極彩色塗装でもしてみようかな?




















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BANDAI キンケシ フルアクションスペシャル01 その2

2022-12-08 18:29:46 | チープトイ






前回に紹介した「キンケシ フルアクションスペシャル」ですが、最初に2回やってキン肉マンのペールオレンジとシルバー。

次に1回やったら悪魔将軍のシルバーでした。


やはりコンプリート・・・いや、せめて超人4種は揃えたい!という思いで、また回すことを決意。

1回500円、しかも100円硬貨×5枚の筐体なので、これはきちんと小銭を用意して挑まねばならない!と思い、両替で100円硬貨を財布に詰めて、2000円分、4回回したのですが・・・






この商品、カプセルの色によってキャラクターが分かれています。

キン肉マンは赤いカプセル、悪魔将軍は白、テリーマンが緑でロビンマスクが青のカプセルです。

つまり4回やった結果が・・・

キン肉マン ペールオレンジ、悪魔将軍 ペールオレンジ×2、悪魔将軍 シルバー・・・

見事にダブりまくりです。

1個2個のダブりなら、塗装するとか改造するとかで楽しめますが、さすがにこれ以上のお財布リスクは厳しい!







しかし、捨てる神あれば拾う神あり!

Twitterでトレードを募集したところ、快く取引して頂ける方が見つかり、無事にテリーマンとロビンマスクを手に入れる事が出来ました!









さっそく組み立てます。

もう、組み立て作業も慣れたもの。

基本的に関節やフレームは全種共通なので、一度作ってしまえばコツもすぐに分かります。








テキサス・ブロンコ、ジャイアントキラー、正義超人軍参謀こと、ザ・テリーマン。

握り拳パーツが似合いますね!

全体的にキン肉マンと同じシンプルな造形ですが、肩のスターエンブレム、パンツのスターマーク、そして膝サポーターやリングシューズと、細かい部分もしっかりとテリーマンしています。

個人的には髪の毛がもっと長いバージョンが欲しかったですが。






テキサス式四つ葉固めこと、テキサスクローバーホールド!

キンケシフルアクションは良く動くんですが、さすがにテリーマンの得意なサブミッション(関節技)を再現するにはちょっと難しい部分もありますね。





そしてテリーマンの代名詞と言えば、スピニング・トーホールド!!

ん~これもなかなか再現が難しい!







さて、テリーマンには、他のキャラクター同様に交換用ハンドパーツの他、エキストラパーツとして首を延長するパーツが入っています。







このパーツを頭と首に差し込むと、ご覧のように首を前に傾けた姿勢にする事が出来ます。

まるでテリーマンがうな垂れているようです。






これに更に、キン肉マンに付属している腰を大きく曲げたエクストラパーツを付けると、こんな姿勢に。

そして、この二つのエクストラパーツが揃うと・・・






キン肉バスターのポーズが再現できます!

エクストラパーツを使っていても、バランスを含め各関節の位置調整が難しいです。

さすが、五所蹂躙絡み。

掛けられている側はもちろん、掛けている側にも負担を強いる、強烈な必殺技です。















続いては、仮面の貴公子、超人博士ことロビンマスク!








今回のラインナップはペールオレンジとシルバーのカラーバリエーションですが、キンケシと言えば!なペールオレンジは当然として、シルバーが似合う悪魔将軍とロビンマスクが要るおかげで、非常に外れ感の少ない構成になっているのが良いですね。







ロビンマスクと言えばタワーブリッジ!

タワーブリッジと言えばロビンマスク!

最近では、文字通りのひねりの効いたタワーブリッジネイキッドや、ツイステッドタワーブリッジといった派生技も出てきていますね。






このままキンケシフルアクションがシリーズ化されれば、ラインナップにウォーズマンは出てくるだろうと予想し、師匠であるロビンマスクにパロスペシャルをやらせてみました。







ロビンマスクのエクストラパーツは、アノアロの杖がマスクと一体化したユニコーンヘッドバージョンの頭部。

王位争奪編でのマリポーサ戦や、完璧超人編でのネメシス戦の姿を再現できます。







頭部が2つあるので、ノーマルヘッドを使えば不忍池のケケケ~~~!!!のシーンも再現可能です。

・・・いや、さすがにアトランティスはラインナップに出ないだろうけど。









さて、話題は変わるんですが・・・
テリーマンを使って写真を撮っているときの事。






悪魔将軍にヤラレ役になっていただき、技を決めた所を撮ろうとアレコレ弄っていたら・・・







肩関節がポッキリ!

やってしまいました・・・









分解して接着しようと思いましたが、ここは腕の可動で一番力の掛かる部分だし、これだけの細さ&ボールジョイントでくっつけても絶対復活しない状況・・・

そこで、キン肉マンのシルバーバージョンから肩関節を移植して直しました。

共通の関節パーツを使っているおかげで、こうした破損の修理もしやすいのは非常にありがたいですね。










さて、肩パーツを持っていかれたキン肉マン。

どうしようか悩んでいたら、ふと閃きました。

80年代当時、動かないキンケシの腕をぶった切り、針やクリップの針金を差し込んで可動するように改造していた事を思い出しました。

この肩はボールジョイントになっていますが、動きとしては軸回転で動けば問題ない箇所。

そこで、肩パーツと肩口のパーツを針金でつないで修復してみました。


気分はすっかりドクターボンベ。

まあ、使うのはバッファローマンのロングホーンではなくマチバリでしたが。








おかげで見事にキン肉マンの肩関節は復活。

まあ、ポロリと外れる事もありますが、普通に弄って遊ぶ分には問題ない状態になりました。









とりあえず、4種類は全部集まったので、これで一安心。

でも、せっかくのエクストラパーツでキン肉バスターが再現できるようになったのに、ロビンマスクと悪魔将軍は肩の飾りが大きくて、うまくバスターポーズに出来ないんですよね。

必然的にテリーマンばかりヤラレ役になってしまいます。



第二弾は何がラインナップされるのか・・・?

個人的には ラーメンマン(モンゴルマン頭部付き)、ウォーズマン(ベアクロー版ハンドパーツ付き)、バッファローマン(角折頭部付き)、ブロッケンJr(手刀パーツ付き)を予測しています!






















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BANDAI キンケシ フルアクションスペシャル01

2022-11-20 08:32:42 | チープトイ





1980年代、週刊少年ジャンプで連載されていた「キン肉マン」がアニメ化され、当時の少年たちに大人気となりました。

数々売り出されたキン肉マングッズの中でも、社会現象とまでなったのが「キン消し」


何度も復刻されたり、新規造形でも販売したりなど、長く続くキン肉マンの歴史と共に熱心なコレクターを生み出しているコンテンツです。



週刊プレイボーイに誌面を移し、今なお続いている連載と共に、キン消しは「キンケシ」というブランドネームに変わりファンから愛され続けています。

そんなキンケシに画期的な商品が生まれました!!





その名も「キンケシ フルアクションスペシャル」!!

名前の通り、可動するキンケシです!








伝統のカプセルトイ、ガシャポンでの販売で1回500円!

ラインナップは、キン肉マン・テリーマン・ロビンマスク・悪魔将軍の4体で、それぞれペールオレンジとシルバーの2種で全8種。

さらには、それぞれに1種づつエクストラパーツという追加パーツが同封されています。








こちらはシルバー版の悪魔将軍。

包装されているビニールから全パーツを取り出したところ。

ご覧のようにプラモデルのような組み立て式となっており、かなりパーツ数も多いです。

材質は2種類で構成されており、写真の上半分のパーツはスチロール樹脂(プラ)で、下半分がPVC(塩ビ)となっています。









腕部分だけで8パーツが使われています。

悪魔将軍は肩の円盤状のパーツ「ジェネラルディスコス」があるので、他のキャラより1パーツ多くなっています。






パーツを組み上げたところ。

肩、肘ともに関節の自由度がかなり高いです。

プラと塩ビのパーツ組み合わせで、精度もガチャレベルなので、個体差で組み立て難かったりします。








足は7パーツで構成。

膝が二重間接になっているのが分かります。

足首はボールジョイント接続ですが、正直あまり自由度は高くありません。

ただ、そのおかげで立たせた時のバランスは取りやすくなっているので、ここは一長一短ですね。






足を組み上げたところ。

ツイッターなどでは「膝の皿パーツが良くとれる!小さくて紛失する!」と言われてます。

たしかにここはプラパーツだし、接着したほうが良いかも知れません。

でも、このパーツをわざわざ別分割したのは個人的に非常に評価の高いポイントですね。

割と超人のデザインでこの膝という部分は重要です。

今回のラインナップでは、キン肉マンはノーマルな膝の皿、テリーマンはサポーターの四角いパット、ロビンマスクには特徴的な「山」を上下合わせたようなディティールが入っており、悪魔将軍は鋭角的な菱形となっています。

もし今後、バッファローマンがラインナップされるとすれば、このパーツに毒針突起が付くんでしょうね!








ボディパーツも、ただのガランドウではなく、内部に可動用のフレームが入ります。

首、肩、腰の可動を可能にするフレームで、6パーツの構成です。






組み上げた所。

このフレームに、ボディと腰の外装パーツを取り付けて完成となります。

肩部分の「受けパーツ」自体が軸可動する事で、引き出し関節化されているのとか、ホントすげえ!







全てのパーツを組み上げて、悪魔将軍の堂々完成です。

全体のプロポーション、ディフォルメ具合は、まさに「キンケシ」!!






フルアクションを名乗るだけあって、本当によく動きます。

それでも、悪魔将軍は肩回りのパーツや、頭部と一体化した髪の毛(?)パーツのせいで可動が制限されます。

腰は回転するだけでなく、ボールジョイントでスイングする事が出来るようになっています。








悪魔将軍にはエクストラパーツとして黄金のマスク、ゴールドマンの顔が付いています。

頭部を丸ごと取り換えることで、黄金のマスク編での姿が再現できます。

ハンドパーツは握り拳と平手が付いており、自由に入れ替え出来ます。











最初に買った時にキン肉マンが当たったのですが、パーツ詳細の写真を撮らずにすぐに組み上げたため、後から追加で回した悪魔将軍を使って説明させていただきました。

ちなみに、最初は二回まわしていきなりキン肉マンがダブりでした・・・







キン肉マンは悪魔将軍よりも肩首回りのパーツ干渉が無いので、より自由度が高く動かせます。






シルバー版とペールオレンジ版。

やはりキンケシと言えばペールオレンジですが、悪魔将軍はシルバー版の方が合っていますね。

ちなみに後ろに置いてある黄金のマスクはFIGURE SPIRITS KUJIの悪魔将軍に付属していた物です。









二色が揃っていると、こんな風に組み替えて遊ぶことも出来ます。

ロビンマスクは二色を混ぜる事で、ほぼ原作カラー版にする事が出来ますね。

また、関節や内部フレームパーツは全種共通なので、手足を入れ替えて遊ぶことも出来ます。









なので、組み替えれば悪魔将軍VSゴールドマンという夢のカード(同キャラ対決?)も再現可能です。

まだキン肉マンと悪魔将軍の二種しか所有していませんが、鎧を脱いだロビンマスクや超人タッグ編での鎧を着たキン肉マンも再現できます。








肝心の大きさですが、キンケシは発売された時期により大きさはまちまちですが、今回のフルアクション版は約6.5センチ。

レギュラー版よりは大きいですが、わずか6.5センチでこれだけの可動を組み込むというのは素晴らしいですね。

手持ちで、ちょうど近い大きさのフィギュアがシルバニアファミリーでした・・・

つまりキンケシを改造すれば、フルアクションシルバニアファミリーも作れる??









エクストラパーツは、キン肉マンとテリーマンには、必殺技を掛けて遊ぶ際に役立つ肉体延長パーツが付いています。

いくらフル可動とはいえ、流石にキン肉マンたち超人が繰り出す技は普通の関節だけでは再現するのが難しいですからね。


キン肉マンには腰を90度に曲げるための延長パーツ、テリーマンには首を大きく曲げるための延長パーツが付いています。

ん~・・・やはりテリーマンも無いと奇麗なバスターフォームは作れない・・・











キン肉マンのエクストラパーツは前後を入れ替えると、ちょっとプロポーションは崩れますが、体を大きく弓なりに反らせた姿にも出来ます。

なので、アタル版マッスルスパーク(マッスルスパーク・地)もご覧の通り。








エクストラパーツが無くても、めちゃめちゃ可動するので、いろいろな技が掛けられます。

キン肉マンと悪魔将軍があるなら、これもやらずにはいられない!

「疾風迅雷落し」ことキン肉ドライバー!



(脳内ではこのくらいの再限度)











悪魔将軍も「神威の断頭台」は無理ですが、「地獄の断頭台」は決められます。

複雑な組み技だけでなく、シンプルな技の再現でも、ちょっとした「動き」や「余韻」を再現できると迫力が違いますね!









やはり、複数買い、いや全種コンプは必須なアイテム!

問題は、続々と売り切れが出ていて微妙に入手困難な事ですね・・・


そして、今回の商品名に「01」と付いている以上、シリーズ化にも期待して良いって事ですよね!

はたして第二弾では、どの超人がラインナップされるのか!?

























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TOMY 弾ケシ

2022-09-19 06:46:03 | チープトイ


これだけインターネットが普及して、個人の人でも情報発信が出来る時代になっても

調べてもよく分からない事っていうのはある物で・・・








先日に紹介したスピンガンナーをオークションサイトから購入した際、ちょっと面白そうだからついでに、と軽い気持ちで落札したのがコチラ。

トミーの「弾ケシ」

2000年ころの発売。

ディフォルメされた銃の玩具から消しゴムを飛ばして遊ぶ玩具です。

未開封で入手しましたが、1BOX10個入りで、中身は全9種らしいです。






外箱を開けると、個別パッケージ。

ヘッダー付きの小箱が10個入っています。







とりあえず全て開封してみました・・・が!

造形3種×カラバリ3色で9種なのですが、どうやら迷彩柄がレアカラーのようで、このBOXには一つも入っていませんでした・・・

なので揃ったのは通常の黒(ガンメタ?)版とクリアーブルー版。








一箱の内容。

ブラスター本体と、組み換え用パーツ、弾丸型ケース、説明書、ターゲットカード、デコレーションシールと割といろいろ入っています。

こちらはEB-UZというブラスターですが、見てのとおりウージーマシンガンがモデルですね。







デコレーションシールもなかなか細かくて凝っています。

この小さいコロコロドラゴンシールは、これだけ欲しいという方もいそうな気がします。








ブラスター本体は手のひらにすっぽり収まる程度ですが、なかなかディティールも細かく、しっかりした造形になっています。

後部の伸びたレバーはコッキングハンドル・・・ではなく、逆に押し込んで弾を発射するプランジャーロッドです。








付属の弾。

PVCではなく、ちゃんと文字の消せる消しゴムで出来た6㎜BB弾です。

見ての通り精度は悪いですが、どうやら当時はこの弾だけの別売りもあったようです。








発射方法は2つの弾を使った単純な構造。

まずは一つ目の弾を本体上の穴から入れ、プランジャーを押し込めます。

すると、銃口部分にゴムの弾力で弾がすっぽりとはまり込みます。









この状態で、二つ目の弾を穴から入れ、プランジャーを押し込むと、シリンジ内の空気が二つの弾の間で圧縮され、一つ目の弾が飛び出します。

この構造から、弾が1個だけでは発射できないですし、素早い連発も出来ない仕組みになっています。

付属のターゲットカードを使い、射的遊びをすることが出来ます。








そして、この弾ケシシリーズの特徴、組み換え遊びについてですが・・・

EB-UZの場合、本体上部とグリップ下部にロックパーツがあるので、これを取り外すと本体が二つに割れます。

発射機構のパーツを丸々取り外せるようになっています。









この発射機構のパイプ状パーツを、通常位置より少し前にして装着させると、プランジャーが固定され動かなくなります。

銃口の前から消しゴム弾を詰めることで「消しゴムと消しゴムホルダー」という、強引に文房具にするという組み換え遊び。

これなら、あくまで「文房具」なので堂々と学校やオフィスに持っていけますね!!








また、内部ユニットを付属のペンシルホルダーに変える事で鉛筆キャップのように使うことも出来ます。

また、後述しますが鉛筆を軸に全種合体を行う際にもこのパーツを使います。








何と言ってもこのセットでおススメなのは、この銃弾型の消しゴムケース。

直径6㎜の消しゴムが無くならないよう、ケースの中に入れて持ち運ぶことが出来るようになっています。

細かいバリがあったり、プラスチック丸出しの質感だったりしますが、他の物を入れたり色々と使い勝手は良さそうです。







弾頭部分に穴が開いており、ブラスター本体と同じように消しゴムホルダーとして使う事も出来ます。

左のヤツは全く関係ない、部屋に転がっていたライフル弾型のボールペン。

こういう銃弾型の文房具だけ集めても面白そうですね。











こちらは「EB-SL1(サイレンサー)」の本体。

付属品は前出のEB-UZと同じなので省きます。








サイレンサーとは言っていますが、折り畳みのグリップが付いており、これ単体でも消しゴム弾が発射できます。

発射機構もEB-UZと同じです。







分解して組み替える事で、さまざまな遊びに対応出来るのも同様です。

本体は銃口部分の円形パーツと、後部にはめるC型リングで固定する方式です。






発射機構のある内部パーツから、貫通だけの内部パーツに交換したところです。






EB-UZの銃口部分と、EB-SL1をジョイントでつなぐことで・・・








大型サイレンサー付きのウージーになります。

この四角い共通ジョイントを使うことで、さまざまな合体が可能になります。








続いては「EB-SC1(スコープ)」

こちらも付属品は変わらず。

サイレンサーよりは分かりやすい形ですね。







もちろん、単体でも消しゴム弾を発射することが出来ます。

発射機構はどの種類でも変わらないので、威力、飛距離に差はありません。







このスコープは組み替えること無く、EB-UZと合体させることが出来ます。

EB-UZの上部にあるパーツを外し、そこにスコープをスライドレールのようにはめ込みます。






これで三種すべて合体できました!

サイレンサーは弾が通過するだけのダミーパーツですが、スコープは内部パーツをいじっていないのでウージーとスコープの2連射が可能な状態です。








実は、購入した時に気が付かなかったのですが、当初、写真右下の5種合体の状態を見て、1BOX買えばコレが作れると思っていました。

しかし、実際は前出の3種類しかなく、残りのランチャーとストックは、この商品が発売された時にはまだ売っていなかったんですね・・・

しかも右下の形にするには、弾ケシ5体の他に鉛筆も必要という、ちょっとハードル高めの形態でした。








この弾ケシ、実は販売経路も多種多様にあった様子で、300円の箱売りの他、200円ガチャでの販売や全種セットのボックス売りもあったみたいです。

カラバリも、クリアーレッドや金色、銀色など様々なバリエーションがあったようで、この辺りは2000年代初頭の玩具によくある展開ですが・・・

ガンダイスと同じく、まともな情報はコロコロコミックくらいで全貌がよく分かりません。

ネットで探してみたらタカラトミー合併後の2009年ころにも食玩として「ショットマグナム100」の名で発売されていたんですね・・・

もはや全貌は誰も分からないのでは・・・?

いや、もう2000年代のホビー玩具はガンダイスだけで手いっぱいなので、これ以上弾ケシは掘るつもりないですけどね!

・・・でもストックとランチャーの五機合体はやってみたいな。


























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DeAGOSTINI ストレッチーズズータント

2022-08-13 23:30:41 | チープトイ





昨年末に発売され「こういうので良いんだよ!」という懐かしさと、子供たちの「斬新!」という新しさで人気玩具となったディアゴスティーニの「ストレッチーズミュータント」

書店を中心に販売していた為、まさかの書籍売上ランキングで書籍以外の物が一位を取ってしまう事態にもなりました。






そんなヒット玩具の第二弾「ストレッチーズズータント」が発売されたので、さっそく2袋購入して来ました!

袋に入ったブラインド方式、書店中心の販売という部分は前回と変わっていません。

今回も全16種の展開です。







早速一つ目を開封。

こちらは「ホーンパンサー」が出ました。







パンサー+アイベックスのキメラ生物。

前回は動物の擬人化でしたが、今回は動物二種の掛け合わせとなっており、プロポーションも人型ではなくそれぞれの動物に則した形状になっています。

アイベックスという動物はあまり馴染みがありませんでしたが、山岳地に住むヤギなんですね。

角と足はアイベックス、顔と胴体はクロヒョウという組み合わせです。






もう一つは「ヨロイシロクマ」。

ちなみに袋の中身は、ブックレットと本体のみです。





ホッキョククマ+センザンコウという、攻撃力と防御力を組み合わせた「ぼくのかんがえたさいきょうせいぶつ」感満載の設定。

ただし、肝心の造形は見ての通り、ちょっと緩め。

目の塗装が余計にユルさを強調してますね。







玩具としてのギミックは前弾のミュータントと変わりません。

非常によく伸びる本体に、内部にキネティックサンド風の砂が入っており、伸ばした形をある程度キープ出来ます。







ニュータントの人型とはまた違う面白さがあります。

動物ならではのポーズなども取れますね。

ただ、ミュータントでは手足の部分にも砂が入る空間が有ったので、割といろんなポーズが取れましたが、今回のズータントは胴体部分にしか砂が入っていないため、手足の自由度は低くなっています。

ヨロイシロクマの手はどうにかそれっぽく伸ばしたり出来ますが、ホーンパンサーの脚は完全にブラブラのゴムの塊です。







ストレッチーズミュータントとの比較。

全体的に大きさが一回り小さくなっています。

これは原価上昇の影響でしょうか?

また、塗装箇所も大幅に少なくなっているのが残念なポイントです。






イタリアのメーカーが作っている玩具ですが、原型師の方は豹の造形には自信があるんでしょうか?

スピードパンサーと比べると、ほぼ同じ造形ですね。







附属のブックレットも、前回とほぼ同様。

プロフィールのページと、他のズータントとの対戦のミニストーリーが載っています。







動物型である事と、内部の砂が手足にまで入っていないので、組み合わせて遊ぶなら前弾の「ストレッチーズミュータント」を持っていた方が遊びやすいですね。

ただ、この意外な組み合わせの二つの動物を掛け合わせたキメラ感がハマる人には超おすすめです。


当たりませんでしたが、バットレオンの半透明ボディで内部の砂が見えるってギミックと、イカ+コブラという前代未聞のイカブラーはちょっと欲しいですね。

買い足すかどうか、絶妙に迷っております・・・




果たして第三弾もあるんでしょうか?



















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ポニー ジョイントモンスター

2022-06-13 10:28:04 | チープトイ


以前に紹介した「ビークルコンバインV」ですが、それを発売しているポニーという会社。

セリアでよく売っている玩具などを製作しているメーカーのようなのですが、またもや気になる玩具が・・・


とは言っても、最近アンテナ感度の低い私が自力で見つけた訳ではなく、Twitterで見かけたんですけどね。

ちょうどタイミング的に自分のTLに偶然バイオパズラーが流れてきて・・・

俄然、物欲が沸き、思わず買っちゃいました。








価格もコンセプトも、食玩の雰囲気がありますね。

昭和の時代には、こうしたアニメや漫画のキャラじゃないオリジナル食玩に溢れていました。

定番のグリコを筆頭に、冒頭に挙げたカバヤのバイオパズラー、ロッテのジョイントロボや秘密基地プレッツェル、バンダイのダイバトラスやキングサーベッジ・・・

閑話休題

こちらのジョイントモンスターは、雰囲気的にカバヤ食玩に似ている気がします。

全3種類で、成形色のランナー組み合わせ違いで2カラーパターンがあります。

ご覧のように種類は選べますが、カラーはブラインド仕様です。







その1「アビスバムート」

ベーシックな怪獣型ですね。

裏面に書かれているように、箱の中身は未組み立てのランナー状態です。

材質はビークルコンバインVと同じくポリプロピレン樹脂。





早速組み立ててみました。

相変わらずバリやヒケがすごいんですが、これは原材料のポリプロピレン樹脂のせいだったんですかね。





モンスターと名前はついていますが、ご覧のようにロボット型メカです。

ディティールはしっかりしており、パーツをジョイントしやすそうな穴が背びれに開いています。





この手のモンスター型で一番気になる口開閉も可能。

歯のディティールもしっかりあります。








その2、ヴォイドリバイン

こちらはパーツが大きいものが多いので、ランナーも2枚。

どの種類でも5分ぐらいで組み立て出来る手軽さです。







ドリル角を備えた、ユニコーンのようなライオンのような4足歩行型。





背鰭が剣のようなシャープな形になっており、尻尾はよく見ると動力パイプのような物が巻き付いています。




こちらも口の開閉は可能です。

角があまりメカっぽくないので、なんか生々しいというか、違和感がありますね。









その3、フェイトドラゴ

二足歩行、四足歩行とくれば、当然の飛行型。

大きな翼が目を引きます。








翼の表現が独特で、大きなウイングパーツの下に、掌にも見える風切羽パーツが付いています。

翼の付け根はボールジョイントと軸可動を組み合わせているので、かなり自由に動かすことが出来ます。





足の形も独特で、踵が浮き上がったデザイン。

ジョイントモンスターのカラーバリエーションは成形色ランナー違いなので、もう一種類が買えれば、全身単色のモンスターも組み立てられます。

フェイトドラゴの翼なんかは、色が統一されていた方が良いかも知れませんね。







ちゃんと口の開閉ギミックあり。

鳥形ですが、嘴ではなく歯のあるデザインですね。

頭頂部の二本角といい、デザインモチーフ的にはワイバーンのイメージなのかも知れません。











三種揃うとグッと昭和食玩な雰囲気が上がりますね!

改造したり色を塗ったりもしたいけど、材質がポリプロピレン樹脂なので難しいですが・・・







各モンスターには武器パーツがあり、取り外して武装を交換、追加することが出来ます。

フェイトドラゴは尻尾パーツがツルハシ(?)、ヴォイドリバインは尻尾パーツがソード武器に、アビスバムートは最初からマシンガン風パーツが背鰭にジョイントされています。







ただし、武装交換と言っても手持ち武器にできるのはフェイトドラゴのみで、フェイトドラゴは前足にジョイント用の穴があり武器パーツを保持できます。








で、この玩具の一番の目玉ギミックは、ジョイントモンスターの名前の通り、共通ジョイントで自由に組み替えできる事。

ただ、ジョイントは円柱状の軸ジョイントとボールジョイントの2種類があり、さらにはジョイント径の精度がイマイチなので、互換性はあまり良くありません・・・







それでも、三種類を組み合わせることでオリジナルのモンスターを作り出すことが出来ます。

この辺は遊び手の工夫とアイデア次第ですね!





ビークルコンバインVと言い、なかなかチープトイ好きのツボを突いてくる(株)ポニーの製品。

次は是非、ジョイントロボットシリーズを出して頂きたいですね!



























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DAISO 重武装合体ロボット 改造編

2022-06-06 17:47:28 | チープトイ


前回にレビューした、ダイソーの「重武装合体ロボット」ですが、もともとチープトイではない合体ロボットの再生産品でしたが、古い製品のためかあちこちに不具合があり、うまく変形合体させることが出来ない部分がありました。

もちろん、個体差も大きいみたいで、ネットで他の方のレビューを見ていると、割と自分が買ったのは外れ個体だったんだろうなぁと思っています。








そこで、変形ギミックのための可動部分の調整に加え、気になる部分を小改造してみました!

もちろん、技術的には素人なので仕上がりはチープトイ以下ですけど。











ショベルカー。

写真では分からない部分ですが、背面の足場ステップ(合体時の胸飾り)の軸がユルユルで、すぐに位置がずれてしまうので、分解してちょっとだけ可動をキツくしてみました。

一番キツくしたい部分は金属ピンがカシメられていたので、パーツと軸の隙間に木工用ボンドを塗り込み、渋みを増すことで可動をキツくしました。







また、入手された方は皆さんお気づきだと思いますが、頭部はリバーシブルになっており、裏側にもロボットの顔がついています。

それを塗装し、単体でのロボ時の顔にしています。

フェイスガードは銀色、目の部分は黒で塗装。

目の部分にビス穴があるので、奥の方でキラリと光るビス頭がモノアイ風になるかな?と思ったんですが、全然効果ありません。

ほぼバイザー型になっちゃいました。

また、頭部のバケット風カバーも前後を入れ替えてあります。

単体ロボ顔の下あご部分にバケットの歯のようなモールドがあり、カバーの先端部分をそろえた方が雰囲気があると思ったのでこうしています。








ブルドーザー

二体目の紹介にして、早くもコイツは無改造です。





改善しようとすると、可動軸追加とか大事になってしまうので、不満点はあるもののそのままにしています。







ミキサーカー

結果としてコイツが一番手を入れています。

とはいっても、難しいことは何もしていません。







まずはヨレたツインアイの印刷をどうにかするため、目の部分はすべて黒く塗りつぶし、バイザー型フェイスに変更しています。

アゴ部分はガンダム風に赤で塗ったんですが・・・カラーバランス的に合わなかったですね。

なんだかKISSのポール・スタンレーみたいになってしまいました。


両手のマフラー兼銃は、肉抜き穴が目立っていたのでエポキシパテで埋め、シルバーで塗装しました。
また、接続ピンが長すぎて折れやすいので、半分ほどの長さに削っています。

この長さでも変形に支障はありません。






バルカン砲は、銃口が一部ふさがっている部分があったので、すべてピンバイスで開口しています。

これ、元のオリジナル玩具では穴は開いていなかったんですね。

そして、合体時、このバルカンは裏面のスリットと胸部パネルの二つの突起がかみ合って固定できるはずなのですが、自分のはうまくハマらなかったので、突起の位置に合わせ穴を開けています。










ダンプカー。

右腕だけ関節がプラプラで、ポージングに苦労したため、これも軸の隙間から木工用ボンドを塗ってキツくしています。

他にも、荷台パネルに不具合があったので、接続ピンや受け穴の大きさを調整した箇所が数か所。




頭部は他のロボと揃えるため、これもバイザーは黒で塗りつぶしました。

鼻の部分と塗装がちゃんとされていなかった部分を銀でペイント追加。

そして特徴的な左肩のキャノン砲を改造。

もとはリブ状になっていた銃身をエポキシパテで埋め、筒状にし、銃口部分に穴を開けました。

が、穴が大きく間延びして見えるため、クリアーレッドのUVレジンを流し込み、実弾系からレーザー兵器風に変更しました。

きれいな真円になっていないのは単純に自分の技術の問題です。






また、改造ではないのですが、肩の変形方法についてちょっと公式と変えてあります。

本来は左のように、車体ボディ部分に対し肩のパネルが完全に外側に出るようになっているのですが、肩パネルから接続ピンが飛び出しているため、キッチリとボディに添わせる事が出来ません。

そこで、肩のパネル部分のみをボディの内側にはめ込み、腕部分を密着させるように変形させています。

肩の回転時に若干干渉しますが、この方がすっきりします。










クレーンカー。

特に大きな不具合は無かったので、顔のペイントと武器の小改造のみ行いました。







頭部は他のロボと同様に目のバイザー部分を黒で塗装。

さらに銀の部分の塗り足しと、額の丸い部分にポイント塗装。

もともと頭頂部まで銀色だったので、なんだかサングラスした坊主みたいになっちゃいましたが・・・

また、クレーンのアームが折れ曲がった武器は、分解して内部の銃パーツを開口と塗装をしています。








合体状態。

細かいところを修正したおかげで、今度はちゃんと真っすぐに立ってくれるようになりました。

胸のショベルカーのステップ部分もある程度動きが渋くなったので、位置ズレが起きにくくなっているし、だいぶストレスなく遊べるようになりました。






頭部はこちらもツインアイの印刷が気に入らなかったので、ガンダムマーカーのメッキシルバーで塗装した後、アクリルのクリアーレッドで塗装しています。

個別のロボットを含め、全部バイザータイプにしたのは、単純に自分にツインアイを塗装する技術が無いからです。








もっと技術のある人なら、より変形合体にストレス無い機構にしたり、全体のカラーリングを変更したりできると思います。

なんせ、5体揃えても2750円ですから、そういう遊びの素体としても価格的に惜しくない商品だと思います。

さて、そろそろ誰かライトグリーン&パープルで塗ってそうですけど・・・まだ見かけませんねぇ?


















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DAISO 重武装合体ロボット

2022-06-01 20:03:26 | チープトイ
前回の記事の終わりにちょっと書いた、ダイソーの「重武装合体ロボット」が購入できたので、軽くレビュー。

ほぼ同時期に同じコンセプトの商品がセリアとダイソーから発売され、チープトイファンは重機系合体ロボが増えるという嬉しい事態になっているのでは無いでしょうか?







このダイソー重武装合体ロボット、Twitterではかなり話題になっており、すでに発売から1か月以上経っていますが、1体550円の(ダイソーでは)高額ラインで、しかも5種類もあるため、全種入手できた方は、まだそんなに多くない感じ。

自分もこの1か月、職場から自宅までの間にあるダイソー店舗を巡ってましたが、ついぞ巡り合うことはありませんでした。

しかし!

ダイソーのネットストアでとうとう5種全部を取り扱いするようになったので、即ネット注文!

送料は掛かりましたが、店舗巡りする時間と手間を考えれば全然問題ナシ!


そんなわけでようやく手に入れる事ができました。








まずはブルドーザー。

パッケージには「合体ロボット 01 右腕パーツ」と書かれています。






裏面には変形手順。

右側に合体図も書いてありますが、合体形態への変形手順はどこにも書かれていません。






ブルドーザーという名のバケットローダー。

これまた知れ渡っていることですが、もともと海外アジア圏内で10年くらい前に発売されていた変形ロボット玩具がもとになっています。

当時はTRANS TRUCK とかGESTALT TITANとか、漢字名だと重機合体とか変形合金王って名前で出てたみたいです。

でもコピー品という訳では無い様で、どうもグラフィック印刷等から判断するに、ちゃんとした工場生産品をダイソーが仕入れて売っているんじゃないかと。

これを550円で出せるってのは、金型の減価償却が終わったからなのかな?






亜鉛合金で出来たエンジンパネル部分と、ABS樹脂製の本体で、わりとシャープに仕上がっています。

が、ジョイント部分などは金型劣化なのか精度が落ちている部分もあるため、ゆるかったりキツかったりする部分も多いです。

価格を抑えるためか、塗装もかなり省略されていますね。

そのくせマーキングはしっかりしているし、よく分からない商品ですね。







それでは早速変形。

設計自体は100均商品用ではないので、かなりしっかりした変形をします。

が、一部のジョイントパーツなどは破損に注意する必要があり、パーツを固定するピンとピンを受ける穴が微妙に位置がずれていたり、太さが合わない箇所があります。







ロボットモード。

個別の名前は無いみたいですね。

分割されたバケットがそのまま拳になっている格闘仕様っぽいロボットです。







可動については、腕にロール軸が無いので肘を前に向けて曲げられないのと、首が固定で動かせない事が残念ですが、まあ、こんなもんなんじゃないでしょうか?

タイヤがしっかりゴムで作られており、質感は高いけど経年劣化が心配という・・・






頭部アップ。

大陸玩具にありがちなパチガンダム顔ではなくオリジナルのあまり見ないタイプのフェイス。

この個体は目立った塗装のはみ出しもなく、良好な個体でした。











続いてはミキサーカー。

合体時には左腕担当になります。







アメリカンな大型ミキサー車。

何立米運べるんだ?

もともとのオリジナルでは突き出たマフラー部分も銀色に塗られていたようですが、ここはビークル、ロボット共に目立つ部分なので頑張って塗って欲しかったですね。






後ろから見ても、タイヤ回りやランプ類の再現など、抜かりない造形となっています。

変形するのに、不自然なパーツが目立たないって良いですよね!






それでは変形。

どの種類も変形ギミック自体は割とシンプルですが、パッケージ裏面の手順図解が分かりにくいのが逆に足を引っ張っているような・・・







ロボットモード。

両手に銃を持った形で固定されており、さらにコンクリートミキサー内部から大型ガトリングガンを取り出して完成という、銃撃戦特化型のロボット。







可動もこちらは問題なくある程度のポージングも可能です。

脛部分の分割したバンパーが横に飛び出したままなのが若干邪魔くさいですね。







頭部アップ。

若干ガンダム風味のアゴ付きフェイス。

目の部分はスリットに青い塗料でプリントしているだけですが、なんか愛嬌のある顔になっちゃってます。

ここはリペイントかなぁ。

頭頂部のガトリングガンも、個体差なのか銃口内のバリが目立ちます。

後はやはり手持ちの銃は肉抜き穴も目立つし、開口されていないのも味気ないですね・・・









お次はダンプカー。

合体時の左足担当。








実車だと5台の中で一番大きくなるはずじゃない?っていう大型のダンプカーデザイン。

でも車高も低めだし、なんだかスマートですね。







バケット部分は浅めで可動もありません。

ホイールがちょっとあっさりしすぎているのが残念かな?








ロボットへの変形。

特徴的なバケットがすべてパネル処理で折り畳まれるのが素晴らしいですね。







ロボットモードは割とスマート。

それに対し、顔はいかにもパワー系というアンバランスさが魅力のロボットになっています。

左肩に大きなキャノン砲らしき物が乗っかっているので、遠距離砲撃担当なんでしょうか?








可動に関してはブルドーザーと同じく腕のロール軸がありませんが、それ以外は良好な可動。

肩の付け根位置が低かったり、やたら薄い腕がコミカルな印象を与えます。

昔というか今も愛読書ですが、板橋しゅうほう氏の「セブンブリッジ」という漫画が好きなのですが、なんとなくそのセブンブリッジのロボを思い出させます。






上半身アップ。

やはり肩の大砲は銃口が開いていないと様にならないですね。

顔は下あごが強調されたデザインで、ゴリラ風。

ちょっとボケてますが、目のプリントが若干たれ目気味になっているのが残念です。









続いてクレーンカー。

合体時の右足担当です。







残念ながらクレーンのブーム部分伸縮などのギミックはありません。

でも、ベーシックに分かりやすい建設車両で「働く車」の魅力にあふれたデザイン。

計八個のタイヤはちゃんとすべてゴム履きです。





合体ギミックの都合で後部があっさりしているのが残念ですね。

ただ、クレーン基部のディティールがしっかりしているので、見た目の情報量では物足りなさは感じません。





ロボットへ変形。

ちゃんとそれぞれのロボットで変形方法が違う所も素晴らしいですね。







腕が左右非対称ながらも、しっかりとしたデザインのロボットモード。

単体でのデザインバランスはこいつが一番いいように思います。





可動は腰も回転するのでポージングは割と自在です。

クレーンのブームが折り畳まれた固定武器を持っているアサルト系ロボットという感じでしょうか?

ただ、足の可動部が若干クセがあり、S字立のようなバランスになるのが注意ですね。







頭部アップ。

これまた他のロボとは雰囲気の違う独特のフェイス。

サングラス風のシールドと飛び出した鼻、額の丸いディティールなど、なんとなくJOJOスタンドっぽい感じがします。





そして最後はショベルカー。

でかい!

合体時の胴体と頭部を構成します。






ショベルのアームは伸縮式で引き出せますが、スライドギミック用のスリットが目立ちます。

変形ギミック上、クローラー部分は負荷がかかるので仕方ないのですが・・・もうちょっとクローラーをリアルにしてくれたら嬉しかったですね。






エンジン部分周りの足場パネルと鉄柵が巨大感を演出しています。

上に出っ張った黄色いジョイントパーツはビークル時のマフラーのようで、過去の発売版では銀色に塗装されていました。

同じく上についてるL字の黒いパーツは投光器のようです。







変形はわりとシンプル。

クローラー部分が下半身、ショベル本体部分が上半身という構成になっています。







ロボットモード。

ビークルもでかいですが、ロボットモードもでかい・・・というか太い!

右腕の豪快なバケットが異形感を演出しており、ヒーロー然としたロボットと違う実用車両変形らしさにあふれています。






右腕は可動が限られていますが、左腕の可動はバッチリ。

腰も回転しますが、反面、下半身はほぼ動きません。







頭部アップ。

ご覧のように「外れ個体」です・・・

目のプリントが盛大にズレています。

他の個体でも言える事ですが、このシリーズ、目の塗装が雑なんですよねぇ。









並べてみると、チームとしての統一感と、それぞれの特徴による個性が非常に良いバランスで取れているのが分かります。






そして、5体が合体する事で大型ロボットに。

シンプルな四肢合体方式ですが、ハッタリの効いた大型ロボです。





チープトイ扱いで、合体に関する細かい部分に金型劣化が原因と思われる不具合があり、ウチのはきれいに直立しません・・・

なんか歪みますね。

でも、これだけのボリュームのロボットが3千円しないで入手できるんですし、割り切って遊ぶのが正解だと思います。







前回紹介したセリアのビークルコンバインVと。

ほぼ同じ重機がモチーフですが、かたやヒーローロボット風、こなた重機らしい実用系ロボットとコンセプトの違いのコントラストが面白いです。

コンストラクションの個々のコンディションがコントラストとなってコンバインし、ロボットへのコンバージョンがこちらのコンセントレーションを高めてくれますし、100均で買えるなんてコンビニエンスですね!・・・いや、思い付きで書いただけです。

どちらも低額ならではの品質なので、通常のバンダイ系やタカトミ系ロボットに慣れていると不便に感じる部分もあるかと思いますが、この価格でこのプレイバリューなら十分すぎるほどだと思います。


この重武装合体ロボット、かなりTwitterでは話題になっているので、ヒット商品になったら、同じような古い大陸系ロボットがダイソーで出るかもしれませんね!























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ポニー ビークルコンバインV

2022-04-29 20:49:59 | チープトイ







チープトイも、買わなくなって久しくなってきました。

観光地や高速SAなど、限られた場所で一期一会的に買うのがチープトイで、いざ欲しくて探そうとするとなかなか見つからない。

そんな宝探し的な魅力がチープトイにはあるのですが、今やその「宝探し」が体力的にも精神的にもキツイ歳になってきました。


しかし今回、近所の100均でチープトイロボットが手に入ると聞き、ほかの買い物ついでに購入してみました。






それがこちら。

ポニーの「ビークルコンバインV」

パッケージに大きく書かれた変形合体の文字がギミックをアピールしています。

五機の建設用車両が合体し、ロボットになります。

商品はそれぞれ別売りなので、5機で550円!これぞチープトイ!






発売されているのはオシャレ系100円ショップのセリア。

パッケージの裏面は、組み立て説明書になっています。

ご覧のように組み立て自体も簡単で、1機を組み上げるのに10分程度で完成します。








発売元のポニーという会社は、主に100均のキッチン道具や玩具を製造しているメーカー。

この商品、てっきり大陸系玩具のコピー品だと思ったら、ポニーのオリジナルなんですね!


ただ、残念ながら材質がポリプロピレンなので、大掛かりな改造や塗装はあきらめなければいけません・・・






こちらが完成した建築ビークル5機。

黄色と黒のツートーン成形色に、若干のシールで完成します。

シンプルながらもしっかりと各車両の特徴をまとめています。








1.ブルドーザー

バケット部分はアーム根元から上下に可動します。

クローラーはダミーですが、コロガシ走行可能な車輪がついています。

ボンネットの上に1のマーキングシール、クローラーの部分に「CONV」のシールが貼られます。






2.ショベルカー

こちらのバケットアームは付け根、中間部、先端部の三か所で可動します。

エンジンブロックが中空になっているのが残念ですが、ここは変形ギミックにも絡むところなので仕方がないのかも知れませんね・・・

ドア部分に2のマーキングシールが貼られるほか、運転席の窓部分もシールで再現されています。







3.クレーン車

アームの部分が伸縮するギミックがあります。

後部クレーン部分にも操縦席があるのですが、残念ながらクレーン基部の旋回はしません。

フロントウインドウ下に3のマーキングシール、アーム側面に「CONV」のシールが貼られます。






4.ダンプトラック

荷台バケットはリフトアップさせることができます。

ギミックがシンプルなだけにキッチリと纒っています。

4のマーキングシールと、後輪上部分に「CONV」シールが貼られます。







5.ミキサー車

ダンプトラックと似ていますが、フロントグリルや細部のディティールに違いがあります。

ギミック自体はミキサー部分の回転というシンプルな機構です。

こちらは5のマーキングシールが後輪上部分にあります。

・・・なんで貼る位置を統一しないんだろう・・・?







各車両を変形させて合体準備!

ブルドーザーは胴体と頭部、ショベルカーが右腕、クレーン車はクレーンアームを取り外し左腕に。

ダンプトラックは右足、ミキサー車は左足になります。









それぞれを合体させ、ビークルコンバインVの完成!

・・・いや、ロボット名なのかどうかは不明なんですが。

変形自体は一部のパーツが差し替えですが、余剰無しの合体です。







胸のエンブレムはシール表現。

本来、頭部は黄色い成形色一色なのですが、あまりに寂しいのでマッキーゴールドとガンダムマーカーのメッキシルバーでちょっとだけ塗っています。

大陸系チープトイだとアゴ付きガンダム系フェイスが多いのですが、こちらはマスク付きコンボイ系フェイスですね。






全体的に可動はほとんどありません。

むしろ、合体後にバラバラになったりしないように、各部にロック機構としてのフックが付いています。

頭部もかっちりロックされますし、大型ロボでヘタりやすい膝部分もロックされるようになっています。


変形時に取り外したクレーンアームは、先端部分が拳パーツに差し込めるようになっており、手持ち武器になります。

左腕のクレーン基部も、ビークル状態ではピンで固定される設計ですが、変形後は回転させる事ができます。

これをシールドに見立てることで、武器盾持ち状態にすることが出来るようになっています。








しかしこの手持ち武器、打撃武器というにはあまりに雑・・・

この形なら、銃器に見立てたほうがカッコいいと思うんですよね。

残念ながら銃として持たせることはできないので、写真は完全に拳の上に乗せているだけです。







ほとんど動かない、とは書きましたが、膝部分の固定フックを外すと割とポージングは色々取れます。

やっぱり重機系ロボだと近接戦をさせたくなりますね。

特に右肩のショベルアームが良く動くので、近接武器に見立てやすいですね。


ポリプロピレン樹脂のモデルは、懐かしのビックワンガムを彷彿させる触感です。

ランナーやパーツの抜きの甘さや、成形のダレも気になる部分はありますが、まあ100均商品と考えれば十分ではないでしょうか。

そもそもチープトイに完成度を求めるのはお門違いですしね。


今はダイソーの重武装合体ロボが話題になっていますが、まだ在庫数も少なくあまり流通していない様子。

そのうち潤沢に流通するようになったら手に入れたいですね!


















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YELL コックピット トグルスイッチ

2022-01-09 09:29:16 | チープトイ







昨年の11月にリリースされていたのですが、探しても自分の行動圏内では見つけることが出来なかったガチャガチャ。




それが「コックピット トグルスイッチ」(1回200円)です。

ようやくショッピングモールの片隅で見つけたと思ったら、ラス1・・・

それでもようやく買えました。








で、これ、なんのガチャガチャかというと、ホントにトグルスイッチとLEDランプだけのガチャなんです。

スイッチをパチッとONにするとLEDランプが点灯、OFFで消える。

ただそれだけ!


そう、これは飛行機のコックピットなどにズラーっとならぶ大量のスイッチの、あのメカメカしさを楽しむためのガチャガチャなんです!

なんてニッチな!

でも好きな人にはたまらない!







裏面。

キーホルダーになっているので、上面にはボールチェーンを通す穴が開いています。

ボールチェーンは簡単に取り外すことが出来ます。







また、接続用のパネルが取り外しできるので・・・






このように、2個以上を連結させて遊ぶことが出来ます。

最近になって、偶然他で売ってる場所を見つけ、買い足すことが出来ました!







ブックレットには「電池交換不可」と書かれていますが、電池パネルは開けられるので、特に問題なく交換も出来ます。

・・・ボタン電池3つも入れるのね。

光るだけなのに。





手持ちの小銭を全部つぎ込んで買い足し、今は計7個持っています。

こうして並べると、コックピット感が出てきますね。

ロボットの操縦や、基地のコントロールパネルなどにときめくスイッチフェチな方には超おすすめ!








ちなみにラインナップは、LEDランプ3色×本体色がそれぞれ2色の、計6種類。

ランプ赤はブラックとライトグレー。

ランプ緑はメタリックグレーとカーキ。

ランプ青はモスグリーンとグレー。

ふつうは6種と言われれば、全部ほしくなりますが、これは全く同じのが当たってくれても嬉しい。むしろ同じのが大量に欲しいガチャガチャです!


分解してないけど、おそらく中身はシンプルな回路だと思うのですが、そのせいか個体差でLEDの明るさにムラがあります。

とはいえ、秋葉原でトグルスイッチとLED買って自作することを考えたら、200円で完成してるって激安ではないでしょうか?






部屋に置いてあるほかのガジェットと並べて、秘密基地感を出してみました。

真ん中の大きいのは、バンプレストから発売されていた「デンジャーボムクロック」という目覚まし時計。

回りに並んでいる四角いパネルスイッチ類はタカラトミーから発売された「SwitchSwitch」という玩具。

どちらももう10年以上前の商品ですね。


「YELL コックピット トグルスイッチ」は再販が出るらしいので、気になる方はあきらめずにチェックしてみた方が良いです!

しかし、玩具メーカーももっとこういう秘密基地やスパイグッズ的な玩具を出してくれてもいいんですよ?























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DeAGOSTINI ストレッチーズミュータント

2021-12-22 06:51:57 | チープトイ
最近、おもちゃ屋さんにいってもなかなか心がときめく玩具との出会いがありません・・・

一方で、なんだか面白そうだな、と足を止めてしまうのが、本屋さんの知育系玩具コーナー。

以前からパズルやカードゲームなどを置く本屋はありましたが、なんだか最近はとてもバラエティーに富んだ玩具を置くようになった気がします。

学研の「幻獣最強王図鑑フィギュア」とか、ちょっと集めようかなぁとか思ってたんですが・・・




これはTwitterで見かけて、即購入しちゃいました!

あのディアゴスティーニ・ジャパンから発売されている「ストレッチーズミュータント」という商品。

中身は全部で16種類。

どれが出るかは分からないブラインド仕様です。

手に取ると、やけにズッシリした重さがあります。

価格は税込み499円という安さ!





早速開封!

デロンデロンのゴム人形とブックレット1枚のみのシンプルな商品構成。

16種のうち、出たのはNo.12「デビルオクトパス」

ゆるい造形とプロポーション、動物と人間が融合したミュータントという、70年代から80年代あたりを思わせるレトロなコンセプトの玩具です。






ストレッチーズの名前の通り、引っ張るとびょーんと伸びます。

思った以上に伸びます。

そして、内部には砂のような粒が入っており、伸ばした状態で若干キープ出来ます。

この手のゴム人形は、伸ばしても手を離すと元に戻ってしまうのが普通なので、変形させたまま遊べるというのは画期的ですね!
(同じような商品があるのかも知れませんが)





この内部の粒(砂)を上手く動かして遊ぶだけでも、キャラクターのプロポーションを変えたりして遊ぶことができます。

全体的に伸ばして「デビルオクトパススピードモード」





逆に縮めてパワータイプ風に。

マッチョな蛸怪人ってのも、なかなかオツですね。









付属のブックレットには、2ページのショートストーリーが載っています。

16種類のミュータントには、それぞれライバルキャラが設定されているのですが、なぜかストーリーではライバルキャラじゃない人と戦います。

デビルオクトパスの本来のライバルキャラはブリザードベアー・・・





また、16種類の全キャライラストも掲載されています。

お気に入りのキャラを探すのも楽しいですね。

公式HPでもキャラ設定が確認できます。

https://deagostini.jp/smu/









もう一つを開封してみました。

こちらはNo.15「スピードパンサー」

クロヒョウのミュータントですね!





ゆるいだけの造形かと思いきや、もともとのデザインは実はしっかりしています。

特に毛のあるタイプの動物は、全身に保護のために振られている白い粉(ベビーパウダー?)のせいで、ちょっと起毛風に見えますね。






こいつもベチャっと潰すと、もうパンサーだか何だか分からない不思議生物になります。

うーん?熊っぽい?

ちなみに、素材のゴムなのか、中の砂なのか分かりませんが、ずっと置いておくと可塑剤らしき液体が染み出してきます。

撮影用の厚紙に一晩置いたら、厚紙にシミが出来ちゃいました。

正確には外側の素材は熱可塑性エラストマーらしいので、それから染み出しているのかも。


・・・という事は、長年遊んでいたら、伸びなくなって切れてしまうのかも・・・?

分からん。







そんな難しいことは置いておいて、やっぱり二体あったら対戦ですね!!

とにかく伸ばして絡めて遊べるので、プロレス系にはもってこいです!

格闘漫画に出てくるような、現実には不可能な関節技も、ストレッチーズミュータントなら楽々再現可能です。

特にデビルオクトパスは軟体動物の特徴を表現できるので、この玩具にはピッタリのキャラですね。






スピードパンサーだって負けてはいない!

マウントを取って、ここから「タコ殴り」で逆転だ!






柔らかすぎて、立たせることができないので、普通のフィギュアの様には遊べませんが、それでも十分な面白さ。

やっぱり獣×人型というのはシンプルながら飽きの来ないモチーフですね!

大きさも16~18センチくらいあり、中の砂の重量も相まって、手にしたときの存在感もスゴイです。


この商品、公式HPで見たらイタリア発の玩具のようですね。

しかもディアゴスティーニでは、すでに海洋生物や恐竜の似たフィギュア「&Co.」なども出しています。

世界で4500万個も売れているとか!?


イタリアというか、EU圏と言えば、ミュータント玩具「ゴルミティ」が大ヒットしましたし、こういうデザインには一定層のファンが居るのかも知れないですね。

しかし、このレトロなコンセプトが今の21世紀、令和の世に発売されてしまうとは!!

時代は変わっても、子供に受ける要素というのは変わらないのかも知れませんね。



















[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ストレッチーズ ミュータント(1個)
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HobbyJAPAN WizKIDS メックウォリアー:ダークエイジ

2021-04-30 14:43:41 | チープトイ

すこし前になりますが

「マクロスシリーズを展開するビックウエストと、ロボテックシリーズを展開するアメリカのハーモニーゴールドUSAが、両シリーズの世界的な権利に関する包括的合意を発表」

というニュースを見まして。

マクロスもロボテックも、世界中に大きな影響を与えた作品です。




部屋を掃除していたら、このバトルテック メックウォリアーの玩具がありまして・・・



昔にも紹介したのですが、その時は画質が良くなかったので、もう一度撮ってみました。

バトルテックはロボットを戦わせるゲームですが、初期の頃はロボテックのデザインを勝手に使っていたんですね。

そのため、デザイン盗用をしなくなった後も、なんとなくデストロイド風のロボットが多く登場します。








このメックウォリアー:ダークエイジは、2000年代当時に流行った、フィギュアの台座で対戦できる趣味レーションゲームです。

まあ、フィギュアとして欲しかっただけなので、今だにルールは分かりませんが・・・

恐らく最小単位のユニットであろう歩兵は、数名が一つのコマに乗っています。

小隊なんですかね?

もう一つは装甲服のような物を着込んだデザイン。

ダイアクロンっぽいような雰囲気です。






台座を上から見た状態。

台座自体が二重構造になっており、ダイヤル式にクルクル回す事が出来ます。

コンバットダイヤルシステムと呼ばれる機能で、これでダメージや攻撃判定などをしていると思われます。

どの言語区域でも遊べるようにするためか、記号のみで書かれているので、逆に何を示しているのかルールブックが無いと分かりません・・・

でも、この台座のみで対戦判定できるシステムというのは素晴らしいですね。

もともと、20年前にWizKIDS社が展開した「メイジナイト」というファンタジー世界をテーマにしたトレーディングフィギュアゲームで使われたシステムで、メックウォリアー以外にもMARVELヒーローなども出ていました。







こちらはホバーバイク。

全体的なデザインはスターウォーズっぽさがありつつ、運転席はエイリアンのスペースジョッキーのような感じ。

造形も割と細かいですね。

今はおもちゃのコスト上昇も半端ないので、こんな細かい造形、塗装の玩具なんて、一体いくらになるんでしょうか・・・






小型のメック(ロボット)なのか、パワードスーツなのかよく分からない獣型メカ。

最初はPVCが柔らかくなって倒れてしまっているのかと思ったら、最初からこの形でした。

こういう異形のメカがあると、世界観の自由度がぐっと広がりますね。







中型、大型のユニットは台座も大きくなります。

ただし、各フィギュアはスケールを厳密に合わせている訳では無いようです。








SF兵器には欠かせないミサイルキャリアー。

こういうマシンから煙を上げてバシュバシュとミサイルが発射されると、戦闘感が出ますよね。

本体部分にはエイリアン2のAPCの影響を感じます。







同じく中型戦闘車両ユニット。

もう、まさに「未来戦車」ですね。

台座にマークスマンタンクと書かれているので、遠距離射撃専用の戦車の様です。






ちゃんと砲塔部分が旋回するようになっています。

クローラーやミサイルランチャーなど、細かい部分もしっかり造形されていますね。








そして、シリーズの花形である「メック」

こちらは片腕チェーンソーに黄色塗装の土木作業っぽいメックです。

透明度は低いんですが、頭部がクリアー造形なのがポイント高いですね。







こちらも、パーツの嵌合部分で若干のポーズ付けが可能です。

無骨さを前面に押し出したデザインは、マクロス当たりのデザイン盗用といってもバトロイドではなくデストロイドのイメージですね。

この黄色いメックに関しては、同じくデザイン盗用されていたダグラムのコンバットアーマーの雰囲気も感じます。

いや、ザブングルのウォーカーマシンかな?










そして、メインキャラともいえる大型メック。

最初に紹介した兵士と比べると、なかなかの迫力です。






頭部にあたる部分には巨大なガトリング砲!

鉄塊とも思える重厚な造形がたまりません。

設定上も、メックはほぼ回避能力ゼロで、ひたすら銃器を撃ち合う事で戦闘するそうです。

防御面は完全に装甲頼みなので、重くて分厚い装甲になる訳ですね。








台座もさらに一回り大きくなり、他のユニットには無い「オーバーヒート」を管理するダイヤルが設置されています。

大型とはいっても、このフィギュアで5~6センチ程度。

発売されていた当時は、さらに大きい18センチくらいのメックがブリスターパックで売られていました。












このシリーズ、「トレーディングフィギュアバトル」とカテゴライズされていただけあって、一つの箱の中には、ランダムで数個のフィギュアが入っていました。

このボリュームでも、確か買ったのはブースターパック2個でしたね。


最近はやっぱりコストの問題なのか、この手のゲームはあまり見ない気がしますね。

いや、自分が知らないだけでまだまだいっぱいあるのかも知れませんが。


しかし、無骨なロボットのバトルというのは、こう、たまらないですね!

最近のロボは細身で華奢なのばかりだし、男臭さが足りないですね。


マクロスも、もっと新型バルキリーだけでなくデストロイド系のメカもガンガン出してくれればいいのに!

いや、今後はロボテックに期待できるかも知れませんね!

















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シャイニング 緑の時代劇

2019-12-20 10:26:35 | チープトイ





最近、イオン系などのショッピングモールに行くと、大きなガチャガチャコーナーが良くあります。

中には既に発売が終わった過去商品の在庫品なんかもあり、宝探し的についつい見てしまいます。



そんな過去商品で、気になっていたけど店頭で見かけることなくタイミングを逃した品が売ってたので思わず購入!




地味にちょっとづつ集めているアーミーメン系アイテム。

「時代劇」とシチュエーションを絞ったチョイスがマニアックですね。






とりあえず5回だけ購入。

全種当てるまで回せるほどの資金はありません。







しかし残念ながら5個の内、2個はダブり・・・

全8種のうち3種のみ入手できました。








こちらがその3種。

アーミーメン系玩具はチープな造りが特徴ですが、さすが200円のガチャだけあって造形はそれなりに細かく出来ています。






無頼の徒






悪徳商人





切られ役







サイズ的にはおよそ1/35スケールと言ったところでしょうか?










当然、他のアーミーメン玩具と絡めて遊びたくなりますよね!






やっぱり切られ役がいると飾りやすいですね~。

逆袈裟切り上げ!






忍者ハイキックが炸裂!







他のエフェクト系玩具とも相性が良いので、いろいろと飾って遊べますね。

他にもガチャでアーミーメン系はいろいろ出ていますが、やっぱりアーミーメンってちょっとチープで沢山ゴチャゴチャとあるのが楽しいので、なかなかガチャでは集めきれないですね。

そんな訳で、これも次回見つけても買い足しはしないかもしれません・・・






































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PLM ガーガメルの空想変形シリーズ 昭和型 電波塔ロボ 赤×白Ver

2017-03-23 09:37:45 | チープトイ







公開しようと思って書いていた記事を見つけたので手直ししてアップ。






もう大分以前ですが、気になっていた電波塔ロボを入手しました。

ソフビで有名なガーガメルのデザインで、PLMから発売されているミニプラモです。

以前にワンフェスで発売され、今はPLMのオンラインショップをメインに販売されています。








箱の側面、裏面は説明書になっています。








ランナーは3枚。

非常に小さなモデルで、昔に駄菓子屋などで売っていたミニプラモを彷彿させる懐かしさに溢れたデザイン。

後ろの海洋堂ドクロマンと比較すると大きさが分かって頂けるかと思います。








組み立ては5分もあれば完成します。

タワーと言えばスカイツリーをイメージするこの時代に、こんな東京タワーチックなレトロな電波塔!

昭和型と名乗るだけはあります。

プラモとしてもかなり作りはしっかりしてるんですが、電波塔の先端部分にスキマが出来やすいので、ここにはタボとか付けて欲しかったですね。







塔の先端を開き、ロボットの足を伸ばして変形!








ちょっと短足ですが、味わいのあるロボットが完成します。








このレトロでチープな味わいが、なんともカッコいいです。

「空想変形シリーズ」となっているので、今後の展開に期待したいですね。

巨大建築物からの変形ロボや、富士山に変形するロボなんかが見たいです!


































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