
何だかですねぇ。
NERFの改造記事がえらい人気でして。
はやってるんですね。
やっぱり。
確かに、NERF、ホントに面白いですからね。
安いし。
まあ、調子に乗って今回は一度完成したリペイントマーベリックを再度ペイントしたので、その工程でも・・・
いつものレビュー系記事でもないのにやたら写真枚数が多いのは、単なる自己満足です。

前回の塗装は黒銀のツートーンでしたが、完成したらあまりに味気なく感じたので、再度バラしてヤスリかけ。
とはいえ、面倒くさがりやなので気になった所だけ部分的にヤスリかけてますけど・・・

今回、再塗装に使った塗料。
キャロムのブルースチールスプレー。
塗るだけでお手軽に実銃なみの青みがかった金属感が表現できます。
・・・ちなみに値段がマーベリックの二倍ほど・・・

やはり、ウッドグリップの渋さに憧れますよね。
そこで今回は木目塗装にチャレンジ!!
用意したのはタミヤアクリルカラー。
左から、X-26クリアーオレンジ、XF-78木甲板色、XF-79リノリウム甲板色、X-18セミグロスブラック。
あ、あくまで素人作品ですからね。
マネして失敗とかしても、責任もてませんよ。

さて、まずはグリップに木目っぽく見せる為に縦にスジを切り込みます。
次に下地となる木甲板色を塗ります。
もう、ムラとかは気にせず、勢いでドバーっと塗ってます。

次に、リノリウム甲板色で縦スジを書きます。
これも適当に、でも本当は木目を意識してできれば最高ってくらいでスパーっと描きます。

更にセミグロスブラックで、節とか木目のポイントとなる部分を描きます。

今度は、リノリウム甲板色(以下、茶色といいます)をアクリル溶剤で薄めた物をウォッシングのように塗りまくります。
それこそジャブジャブと。
で、先に塗った茶色や黒の境目をボカすように筆でこすります。

薄めた茶色を何度かに別けて塗った状態。
なんとなく木っぽくなってきました。


左右のアップ。
木の断面というより、表皮っぽいですね。
初めてやったけど、木目って予想以上に難しい・・・

今度は、ここからニスや油を染み込ませたような表現にしたいので、上からクリアーオレンジを塗ります。

実際にウレタンニスなどを塗る方法もあるらしいのですが、色の調整をするにはプラモカラーの方が便利そうだったのでクリアーオレンジで代用してます。

クリアーオレンジが乗ることで、全体的に明るめになりました。

塗装が乾いたら、耐水ペーパーの1200~2000番でデコボコをならし、またクリアーを重ね塗りします。
乾いては塗り、塗っては乾かしを繰り返し、5回ほど重ね塗りします。

最後に、コンパウンドで磨き上げます。
ウレタン保護された木材っぽい仕上がりになりました。

仕上げにネジ頭のモールドをシルバーに。
ポツポツのモールドは真鍮リベットをイメージしてゴールドで塗装。
ちなみに、ゴールドはGSIクレオスのMr.カラー・スーパーメタリックシリーズを使ったんですが、思ったほどキンピカになりませんでした。
これならガンダムカラーのゴールドで充分な気がします。
高かったのに・・・
乾燥後に、水性トップコートの光沢をスプレーし、更にコンパウンドでツヤを整えてグリップ塗装の完成。
そして、グリップ部分をマスキングして、キャロムのブルースチールをスプレー。
今回は食いつきを良くする為に全体を耐水ペーパーの800番でヤスリ掛けしました。
これがまた失敗だったんですけど・・・
ブルースチールスプレーは速乾性で、スプレーして数十秒後には、もう触ることが出来ます。
で、念のため数時間乾燥させ、マスキングを剥がしたら・・・

なんと!
クリアー塗膜が剥がれてしまいました。
原因がイマイチわからないんですが、乾燥時間が足りなかったのか、塗料の組み合わせが悪かったのかも知れません・・・

再度、ヤスリがけ⇒クリアー塗りを繰り返しましたが、やはりムラになってしまい、最初ほどキレイには仕上がりませんでした。

それと、同時進行で今回はガンスタンドも製作。
とはいえ、適当な大きさの木製飾り台に支柱を立てただけですけど。
一応、支柱の頭部分に溝を掘り、マーベリックの下部分を挟み込んで固定できるようにしました。
で、もろもろの失敗を繰り返しつつ、どうにか完成!!



自己採点は60点。
残念ポイントを挙げると・・・
1.ブルースチールスプレーは表面を荒らしてから塗るのではなく、ピカピカに磨き上げてから塗るべきだった。
2.分解、組立をやりすぎてフレームが若干歪んでしまった。いくらビス留めしても、隙間ができてしまう。(発射には問題無し)
3.刻印やマークの部分を全て削り落としたつもりが、かなり跡が残っていた。
4.グリップ塗装は本体を塗った後にするべきだった。
5.ガンスタンドを塗装中に落として、角が欠けてしまった。
・・・そうはいっても結構満足してますけど。
〇オマケ〇
やっぱり飾るならダミーカートも一緒に飾りたい。
で、作成中のものがコチラ。

直径12mmのプラパイプなのですが、このままだと実物のリフィールより細く、弾倉に入れてもスポスポと抜けてしまいます。

もし、試す方がいるなら、13mmパイプを使った方がいいと思います。

弾倉に入れてみたところ。
この尖がった銃弾タイプもいいですが、できれば拳銃弾のような丸みのあるタイプも欲しいですね。

で、実はコレ、ナニを使って作っているかというと、100円ショップで売っている編み棒。
一番太いタイプが12mmなのですが、この先端部分がそのまま使えそうだったので使用してみました。
切り取った後ろもプラパイプとして使えるので、非常に経済的。
ダミーカートについてはまだ試作段階なので、完成したらまた取り上げたいと思います。



ありがとうございます。
夜騎士さんも機会があれば是非チャレンジしてみて下さい。