幼児教育用 「富貴蘭フラッシュ」！？

　幼児教育の方法の１つに、「フラッシュ」というのがあるそうです。１５ｃｍ×２０ｃｍ程度のカードに絵とその名前（日本語と英語）を書いて、１～２秒くらいで次から次へと親が名前を読みながら子供に見せるというものです。たとえば、飛行機なら、カードに大きく飛行機の絵が書いてあり、上に大きく「飛行機」と漢字で書き、下に大きく「Airplane」と書いています。車や船やトラックなど、いっぱいカードを作っておき、子供に見せながら名前を読み上げてめくっていきます。そうすると、子供の脳裏に絵と文字が潜在的に刻み込まれるという世にも恐ろしい教育方法です。これは、世界的に普及しているメジャーな教育方法のようです。

　それを聞いてピーンときました。富貴蘭のフラッシュを作って見せたら、物心つく頃には品種がわかるようになっているのではないだろうか・・・。紙のカードを作るのは面倒ですから、自分でデジカメで撮った富貴蘭の写真やネットから勝手に拝借（失礼！）してきた写真をマイクロソフトのPowerPointに貼り付け、名前とローマ字を書きこんでパソコンの画面いっぱいにスライドショーで次々に映すようにしました。作ったフラッシュカードの例が、１枚目の十二単の写真です。少しずつ作っていき、今ではこのようなスライドが260枚くらいになっています。

　被験者は２枚目の写真の人。２００３年１２月生まれ、もう少しで２歳です。実名を出すのは抵抗がありますので、仮銘「きなこ」嬢としておきます。青の布をバックに富貴蘭の写真を撮っていると、鼻を垂らして邪魔ばかりしにくるので、ふざけて撮ったものです。この顔を見る限り教育効果は余り期待できそうにありませんが、そこは親馬鹿なものでやればできると思ってしまいます。暇をみて少しずつやっていますが、さて、その効果は・・・。将来反発して話をしてくれなくなるのがオチのような気がしますが、それはそれとしてどうなるか楽しみです。