富貴蘭だねっ!

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ボケ倒す

2021-09-26 | 雑記

風蘭はクッキリ背景はボケた写真が撮れないかと思ってやってみました。

まずは携帯。
今のところこれが一番手軽に撮影できます。
実際、ブログの記事は携帯で撮ることがとても多いです。
もちろんカメラ任せで撮影しました。

写真1 Sony Xperia 1 II, 24mmレンズ使用, F1.7, 1/125, ISO100, おまかせ

下のは同じく携帯ですが背景ボケを設定して撮影しました。
上の写真より少し背景のボケがキツいようです。
なかなかいい感じです。人の顔ならもっとボケるのかもしれません。

写真2 Sony Xperia 1 II, 24mmレンズ使用, F1.7, 1/60, ISO125, 背景ボケON


さて、これを一眼で撮ってみます。

まずは何もせずにカメラ任せで。
一眼特有の背景ボケがいい感じです。
でもピントが合っているのは手前の花のみで他の花や葉っぱはボケています。

写真3 Canon EOS RP, 35mmレンズ使用, F2.8, 1/60, ISO160, おまかせ

手っ取り早く草体もある程度クッキリさせるには、絞ってやればいいので、ここでは違いをハッキリさせるために思いっきり絞ってみました。
花や草体が全体的にはっきりしていますが、背景もかなり鮮明に写っています。

写真4 Canon EOS RP, 35mmレンズ使用, F22, 1", ISO160

もちろん、絞りをいいところに合わせて撮れば適度に背景をボケて撮ることができると思います。
例えばF11にするとこんな感じです。

写真5 Canon EOS RP, 35mmレンズ使用, F11, 1/5, ISO200


さて、本題です。(前置きが長いですが^^;)

以前から、木全体を鮮明にして背景を写真3くらいボケて撮影できないかと思っていました。
それで、フォーカスブラケット撮影というのをやってパソコンで深度合成すれば、ブツの手前から奥まで焦点が合った写真を作れると聞いて、今日の午前中を潰してやってみました。

いかがでしょうか。
撮影条件設定は写真3と同じです。
風蘭全体がクッキリ、背景はかなりボケてます。

写真6 Canon EOS RP, 35mmレンズ使用, F2.8, 1/60, ISO160
フォーカスブラケット撮影20枚 → Canon Digital Photo Professionalで深度合成

ただ、拡大すればわかりますが、細部に合成ムラみたいなのがあります。
合成する時にパラメータを調整したり修正したりできるようですが、かなりマニアックで時間がかかりそうでしたので、とりあえず今日のところはこんなのができるということでおしまいです。

結論としては、フォーカスブラケット撮影は三脚を据えて(花を撮るなら風のない所で)撮影しないといけませんし、深度合成は色々調整が必要で、ひと手間どころの騒ぎではありません。よっぽど背景をボケる必要がないなら、携帯で撮るか、一眼なら絞りを調整する程度で十分のような気がします。

・・・と、午前中全部と長々とこの記事を書く時間を潰した割には結局元も子もない結論です。


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