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ポリカ串の簡単な作り方

2007-02-18 | 雑記








 葉の矯正には竹串を使う場合が多いと思いますが、最近ポリカーボネート(以下、ポリカ)の丸棒を串にして使う方も多くなってきました。私も、何本かいただいて使っています。カビの発生源にならないのと、使い回しがきくのがメリットのようです。ただ、ポリカの丸棒を手に入れても先を尖らすのに苦労しているようで、私が諸先輩方に聞いたところでは、やすりを使って手で研いでいる方が大半です。
 そこで、もっと簡単に尖らせる方法はないかと考え、そこそこうまくいきましたので紹介します。

1.ポリカの丸棒と鉛筆削りを用意
 ポリカの丸棒は、直径3mm程度のものが良いようです。ホームセンターによっては、売っているところもあります。この丸棒を手に入れ、適当な長さに切ります。
 鉛筆削りは、市販の普通のものを用意します。


 鉛筆削りを使ってポリカ棒を削ろうというのは誰もが1度は考えることだと思いますが、実際に削ってみるとうまくいきません。芯ブレを起こすためです。したがって、鉛筆削りを使うことをやめて、手で削るということになります。しかし、手で削るのは大変時間がかかりますし、本数が多くなると手が痛くなってきてかなり大変な作業です。やはり、何とか鉛筆削りを利用できないかということになります。先輩の中には、専用の芯出し用治具(ガイド)を作って(加工機器が必要)うまく削っている方もおられます。ここでは、身近なものを使ってみます。

2.ボールペンで芯出しガイドを作る(ココがポイント)
 市販のボールペンの芯を抜き、ペン先側を写真のように切ります。私は、のこぎりを使って切りました。この時、ペン先側を使う方が良いと思われます。また、ボールペンの芯を止めるためのキャップ(写真の青いところ)は、あってもなくても構いませんが、ある方が強度が高くて長く使えるのではと思い、私はこれをつけています(キャップを取る場合は、キャップ側は切らなくてもよい)。


 こうして切り出したボールペンの外側のやつには、下の写真のように、ちょうど直径3mmのポリカ棒を通すことができます。ぴったりではなく、少し遊びがありますので、通しやすいと思います。



3.芯出しガイドを鉛筆削りに挿入
 ボールペンで作った芯出しガイドを鉛筆削りにぐっと入れると、ガイドは削れずに、鉛筆削りが空回りします。ちなみに、ゼブラのボールペンは細くて中に入り過ぎてけずれてしまい、三菱のものは太くてうまく入ってくれません。トンボのやつが丁度良い太さで、削れない程度に穴に入り込んで固定してくれます。これは、鉛筆削りの種類にもよるかもしれませんので、何種類かのボールペンで試すのがいいと思います。



4.ポリカ棒を削る
 ガイドを手で持ち、ポリカ棒を挿入します。最初の刃の食いつきのところだけ注意(コツ)が必要ですが、あとはスムーズに削れてくれます。削れ具合は鉛筆削りにもよると思います。下の写真ではポリカ棒を持っていませんが、これは右手でカメラを持っているためで、実際にはポリカ棒を手で押し込みます。


 数秒~十数秒程度で1本削れました。


 後は、ひたすら棒を削っていきます。私は、テレビを見ながら、お菓子を食べてお茶を飲みつつ、ヤフオクをチェックしながら、チンタラやって、1時間弱で気づいたら100本以上削っていました。これだけに集中すれば、もっといっぱい削れると思います。



 以上、割と簡単にポリカ串を作る方法でした。
 (参考のため、kennさんの記事にTBさせていただきました。)



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