先日の青龍角の記事では、背景に白と黒を使って写真撮影しました。
その記事にも書きましたが、実際に背景を変えて写真を撮るのではなく、アプリを使って背景を変えるのが気になっていましたので、やってみました。
まずは、きっかけとなった青龍角です。
これは、先日の記事と同じ写真です。白い背景をそのまま写真に撮ったものです。
iPadのアプリを使って白い背景を削除して黒い背景を指定すると・・・こんな感じになりました。
複雑な形ですからきっとうまくいかないだろうと思っていましたが、結構うまく変えてくれました。こんなことが簡単にできるとは・・・。もちろんよく見ると違和感はありますけど。
折角ですから、鳥取に因んで風紋の背景にしてみました。
さて、お次は昨年末に紹介した黄色の胡蝶蘭です。
花だけを切り取って、背景を黒にしてみました。
何もしなければ、左側のつぼみと右上の葉っぱが残ってしまいましたので、少しだけ修正。でも、2~3分もあれば消去できました。
なかなか鮮やかな感じです。
昨年秋の鳥取の展示会で飾った建国宝です。
ちょっと幻想的な背景に。なかなか面白いんじゃないかと。
こないだアップした龍錦華です。
これはアプリのボタンを押しただけでは粗が目立っていましたので若干修正。でもやっぱり2~3分で終了です。シダの上に載せてみました。
昨年夏に咲いた奄美紅梅もやってみました。
ここまで複雑だと粗が目立ちますね。これでも10分くらいかけて修正したんですけど、なかなか難しいです。多分、被写体のボヤけたところで背景との境界が分かりにくくてうまくいかないんじゃないかと思います。これは、背景を変える前の元の画像の方がいいな・・・。
グラデーションの背景を使って撮った金鳥です。
本当は黒の背景が似合う感じでしたが、あえて真っ青で。なんか目がチカチカしますね。元のグラデーションの背景の方がいいです。
細部をよく見ると、葉が重なったところはうまく変換できていません。また、右上の木は軸元が消えて宙に浮いたみたいになっています。この程度なら多分簡単に修正できますが、今回はあえて修正せず。それでもよく見ないとわからないくらいではあります。
長生蘭の丹頂丸です。
これは結構うまく剥ぎ取れました。もちろんよく見ると細部に処理しきれていないところはありますが。
きりがないのでこの辺で。
最後に、それぞれの背景を透明にして、こんな風に並べることもできます。
背景をもう少し工夫すると、「展示会に行ってきました。」とフェイク記事が書けるかも。まあ、細部がおかしいですし、アングルもちょっとずつ違ってますからすぐにバレますけど。
しかし、こういうのが一瞬でできるとはなかなか面白いですね。そのうち、全方位から3Dの写真を撮って、それをこんな風に切り出して何個か並べて、それを机の上に並べているかの如くいっぺんに3Dで全方位から見るようなことが簡単にできるようになるかもしれませんね。そうしたら、本当に展示会に行って見ている感じになります。「簡単にできるようになる」というのがかなり難しいですが。
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