注文住宅といえば、固定資産税が高いという印象がありますが、安くする単純明快な秘訣があります。
注文住宅の固定資産税を安くするコツをご紹介しましょう。
ローコスト住宅を手本とするシンプルな家を建てる
注文住宅にかかわらず家屋にかかる固定資産税は、市町村によって評価された適正な時価を基に計算されます。
適正な時価は家屋調査によって調査され、適正な時価が高いと評価されれば固定資産税が高くなり、適正な時価が低いと評価されれば固定資産税が安くなります。
適正な時価が高いと評価される家屋とは、いわゆる建築費が高額な家屋であり、適正な時価が低いと評価される家屋とは、建築費が安価な家屋です。
つまり、注文住宅の家屋は、建築費を抑えれば固定資産税が安くなるというわけです。

建築費を抑えた家屋といえば、ローコスト住宅です。
ローコスト住宅の特徴を挙げると、以下のようになります。
- 片流れなど、屋根の形状がシンプル
- 総二階など、建物の形状がシンプル
- 無駄な間仕切りがなく、間取りがシン
- 主に二階建て、もしくは平屋建て
- 建具が少ない
- 建材や設備のグレードが抑えられている
以上がローコスト住宅の特徴であり、注文住宅の購入を予定しつつ固定資産税を安くしたいと希望する場合は、ローコスト住宅を手本とするのが良いでしょう。
そうすれば、注文住宅に入居後の支払いが楽になります。
ただし、注文住宅は大きな買い物であり、一生に二度も三度も購入できません。
よって、注文住宅を建築する際は、固定資産税を安くすることに囚われず、本当に住みたい家を目指すのが最良です。
そうすれば、25年などの長期にわたり、気分良く住宅ローンを返済できます。
固定資産税を安くする注文住宅の建て方は、私が運営するサイト「固定資産税をパパッと解説」で公開するコンテンツ「注文住宅の固定資産税を安くする方法」にて詳しくご説明中です。
同コンテンツでは、固定資産税が安くなる屋根材や外壁材、設備などの詳細をご紹介しています。
固定資産税を安くする注文住宅の建て方にご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください。それではまた次回の更新でお会いしましょう。不動産のあいうえおでした。