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私道負担とは?

2020年09月13日 | 不動産用語解説

一戸建ての新築や中古住宅、土地、田舎暮らし向けの別荘などの広告を見ると「私道負担あり」や「私道負担なし」などと書かれていることがあります。

この私道負担とは、何を意味するのでしょうか。

わかりやすく簡単にご説明しましょう。

「私道負担あり」は私道付き

まずは「私道負担あり」の意味をご説明しましょう。

私道負担ありと広告に書かれている不動産は、私道に接するなどし、その私道が付いていることを意味します。

私道とは、個人や不動産業者などが所有する私的な道路であり、損傷した場合、原則として所有者が修繕費用を負担しなくてはなりません。

私道が損傷した場合、原則として所有者が修繕費用を負担する

よって、広告に私道負担ありと書かれている不動産は、私道付きであり、その不動産を購入すると私道の修繕費用を負担する必要があることを意味します。

「私道負担なし」は私道なしだが…

つぎに「私道負担なし」をわかりやすく簡単にご説明しましょう。

一戸建てや土地などの不動産の広告に「私道に接する。ただし私道負担なし」などと書かれていることがあります。

このように記されている不動産は、個人や不動産業者などが持ち主である私道に接することを意味します。

その私道は、個人や不動産業者などが持ち主であるだけに、先にご紹介した「私道負担あり」の不動産のように損傷しても修繕費用を負担する必要はありません。

その私道が損傷した場合、個人や不動産業者などの持ち主が修繕費用を負担します。

ただし、その私道の持ち主が修繕費用の支払い能力がない場合は、損傷しても修繕されず、放置される虞があるため注意が必要です。

私道負担については、私が運営するサイト「誰でもわかる不動産売買」の「私道負担とは?わかりやすく解説」にて詳しくご説明中です。

同コンテンツでは、私道の修繕費用を自治体が負担するケースなどもご紹介しています。お時間のある方は是非ご覧ください。それではまた次回の更新でお会いしましょう。「わかりやすく解説 | 不動産のあいうえお」でした。

私道負担とは?わかりやすく解説


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