住宅ローンの仮審査を受ける際は、クレジットカードなどでのキャッシング(借り入れ)を控え、ローンが残っている場合は完済しておくのが望ましいと噂されます。
その噂は本当でしょうか。
真相をわかりやすくご説明しましょう。
噂は事実。仮審査の際は完済しておくのが望ましい
銀行が住宅ローンの仮審査を行う際は、全国銀行個人信用情報センターなどに申込者の信用情報を照会します。
全国銀行個人信用情報センターとは、全国各地の銀行が共同で運営する、個人の金銭に関する信用情報を収集、および管理する機関です。
![住宅ローンの仮審査の際に信用情報が確認される全国銀行個人信用情報センターとは?](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/07/57f5ca667c07ea11e89a414c1a34163f.jpg)
銀行が仮審査の際に照会する、申込者の主な信用情報は以下のとおりです。
1. 過去5年間に利用したローンやクレジットカードなどの取引情報
2. 破産や民事再生手続きに関する情報
3. 本人確認書類などを紛失した経歴
4. 不渡りに関する情報
以上などが仮審査の際に銀行が照会する申込者の信用情報であり、1の取引情報にてクレジットカードの利用状況やローンの返済状況が確認されます。
そして、借り入れしつつ返済を滞らせた記録がある場合などは、仮審査に通りにくくなります。
よって、住宅ローンの仮審査を受ける際はキャッシングを控え、ローンが残っている場合は完済しておくのが望ましいと噂されますが、それは紛れもない事実です。
なお、全国銀行個人信用情報センターの信用情報は開示を請求することが可能で、条件が整えば誰もがご自分の信用情報をご確認いただけます。
私が運営するサイト「誰でもわかる不動産売買」の「住宅ローンの仮審査に落ちた理由は、5つの信用情報にある!?」では、住宅ローンの仮審査の際に銀行が確認する信用情報の詳細や、ご自身の信用情報を照会する方法をわかりやすくご説明中です。
お時間のある方は是非ご覧ください。それではまた次回の更新でお会いしましょう。「わかりやすく解説 | 不動産のあいうえお」でした。