フジサキヒロカズ@音楽づくり

暮らしと地続きの音楽をつくる

アルバム『音楽と非音楽のあいだ=日常』配信リリース&CDリリース

2021-08-14 16:17:00 | 音楽

作曲、即興表現、音楽づくりファシリテーターをしている神戸在住のフジサキヒロカズ(藤崎博和)です。

アルバム『音楽と非音楽のあいだ=日常』を、2021年3月に配信リリース&CDリリースしました。

このアルバム『音楽と非音楽のあいだ=日常』は、「日々の暮らしと地続きである音楽と一緒にいたい」「気負わずに暮らす平熱の私の頭と躰と身近な道具と環境とから生まれる音楽といつも一緒にいたい」という私の願いを形にした11の音楽を集めたアコースティック作品です。

この音楽を、私と繋がりを持ってくださっている全ての方々と共有させていただきたいと思い、お知らせしています。


🔸アルバム『音楽と非音楽のあいだ=日常』への配信リンク

移動先のページに表示されているものの中からご自身が扱いやすい音楽アプリやサイトで、この作品に触れていただけますと幸甚です。曲前や曲間に広告は入りますが、YouTube Musicが一番聴き勝手が良いようです。


🔸ご希望の場合、CD購入もしていただけます。マルシェルで販売しています。

-日本語歌詞が記載された12ページのカラーブックレット付き

-プラケース仕様

-Amazon DOD (Disc on Demand) 製造商品

-EAN (欧州統一商品番号) : 4573553764706

-ASIN (Amazon Standard Identification Number) : B08ZVF3MQS

 

リアル/SNSの両方での、皆さんとのご縁と繋がりのおかげで、私の日々の暮らしと音楽があります。そして今回、こうやって音楽作品をリリースすることができました。

この作品を耳にしてくださった方との間にコミュニケーションが生まれることが、私の一番の願いです。この音楽がそのきっかけとなってくれますように。

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🔸作品データ

フジサキヒロカズ 『音楽と非音楽のあいだ=日常』

【収録曲】

01 私たちの耳は開いているか 3:12

02 動いたから 1:40

03 区切りがない 2:18

04 ただのこえを出す 4:11

05 あかり 2:32

06 あいうえおーけすとら 7:26

07 ならなら らなら 2:17

08 切れ端の数秒間 2:32

09 わたしもここにいられる 2:55

10 ひかりのひと 5:44

11 ここだよ 2:44

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藤崎博和:曲・詞・演奏・録音・mix down・CDアートワーク

喜多こころ:アルバムジャケット水彩画

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歌詞の各国語訳はホームページにて公開 (下記以外の言語は現在準備中)

中国語、韓国語の翻訳は、私が勤務する日本語学校の修了生の手によるものです(私は日本語教師でもあります)。

さまざまな方々の力を借りて少しずつ作品が広がっていることがありがたいです。


・英語訳:藤崎博和・北尾眞理子

【Lyrics】 FUJISAKI HIROKAZU “Between Music and Un-music i.e. Everyday”

https://cutt.ly/7xeEoxR

 

・中国語簡体字訳:金秀鴻 (JIN XIUHONG)

【歌词】 藤崎博和 『音乐与非音乐之间=日常』

https://cutt.ly/oxeQuAP

 

・韓国語訳:이동형(Lee Dong Hyung/李東炯)

【가사】 후지사키 히로카즈 『음악과 비음악의 사이=일상』

https://cutt.ly/Nx4A3kT

 

・ポルトガル語訳:田中もも子・安東直子

【Letras】 FUJISAKI HIROKAZU “Entre música e não-musica = cotidiano”

https://cutt.ly/WvuCaCz 


「掌が聴く」おとのしみ会@カフェドジェーム 2021/07/10録音

2021-08-09 19:02:00 | 日記

🔹「掌が聴く」おとのしみ会@カフェドジェーム 2021/07/10録音


即興表現をする時の私のたった一つの動機、たった一つの欲望。それは「この表現を演者以外の他の誰か=聴衆に届けたい」ではなく「私の『外部』に出会いたい」ということ。


「外部」に会うために即興表現をする。「音楽を演奏する」と言うよりは、単に「表現する」と言う方がしっくりくる。表現の最中、音楽をつくっているという意識はあまりない。それは、音楽であることも超えた「外部」に出会いたいと、私がどこかで望んでいるからなのかも知れない。


表現の最中に、何となくぼんやりとでも自力で想定できてしまうような外部ではなく、私には想像さえできない別次元の「外部」に出会いたい。


このような、思いもよらない別次元の「外部」というものに、狙って出会えるはずはない。それを狙う時点で作為的に/目的志向的になってしまうからだ。予め照準できるのならば既にそれは「外部」ではない。なぜなら、思いもよらない別次元の「外部」は、私の意図の/私の認識の、外側に在るだろうから。


即興表現をやってきた経験から、この別次元の「外部」は、他者と一緒に表現したほうが出会えやすいような気がしている。


他者との共振。同調=ユニゾンではなく、前者の完全模倣リピートでもなく、参加した各自が、その瞬間瞬間にやりたいと思うことをやり切る中での、共振。即興表現というコミュニケーション。


3人の声と音を伴う身体の共振が触媒となって、ほんの一瞬、私にとっての「外部」の片鱗のようなものが現れる。この27分間の中で、私にとっての片鱗が、断続的に何度か現れた。


果たして、もし私が、これらの片鱗よりも確かな、別次元の「外部」に出会えたとして、その「外部」は私にとって嬉しいものかどうかさえ分からない。そんな「外部」に出会おうとすることは単なるリスクでしかないのかも知れない。私自身にとってさえそうなのだから、他者=聴衆にとって/あなたにとって、この「外部」が嬉しいものであるか否かなど、全く保証できない。


以上のような前提に立って、去る710日、この3人によって行われた即興表現「掌が聴く」をここに提出したい。

 


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録音データ:

2021/07/10 音楽表現イベント「おとのしみ会」での即興表現

・カフェドジェームにて録音 2713


参加者:

・長野雅貴-即興詩、即興作曲、声、パーカッション

・マツイケダイスケ-即興詩、即興作曲、声、シンバル、身体表現

・藤崎博和-作曲、作詞、即興作曲、クラシックギター、声、マラカス、ボールペン、録音、音源mix down、写真撮影、動画撮影、ミュージックビデオ制作


ビデオ内使用作品:

直「水の無い水族館」(切り絵・アクリル画)

*Twitterアカウント:@mohunao0716


事前の約束事:

①藤崎の新曲「掌が聴く」のタイトルのみを告げ、演奏開始。2人はその場で初めて曲を聴く

②藤崎は一節歌い終えたあと、演奏を続け、3人で自由に即興表現をする。

以上の二点のみ。表現内容について一切の事前の取り決めはしていない。

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今朝の朝顔たち

2021-08-08 08:29:00 | 日記
寝室の窓から、身を寄せ合って咲くベランダの朝顔たちを見下ろす。思いのほか美しく乱れ咲いていたので思わず撮る。



次いでベランダに出て、陽光を背に、朝顔たちを見上げる。


テレビでは最終日の男子マラソン。
今日も暑くなりそう。皆さまもお元気で。


🔸お知らせ

アルバム『音楽と非音楽のあいだ=日常』を、今年の3月に配信リリース&CDリリースしました。

私が書いた11曲を収録したアコースティックな作品です。

全曲無料で聴いてもらうにはYouTube Musicが使い勝手が良いようです。

下のリンクからアクセスできます。

もしよかったら、少しだけでも聴いてみてください。

この音楽を聴いてくださったことによって、そこから私たちの間に何らかのコミュニケーションが生まれるのであれば、私にとって最上の喜びです。