フジサキヒロカズ@音楽づくり

暮らしと地続きの音楽をつくる

「デ・キリコ展」@神戸市立博物館

2024-10-04 18:16:06 | 日記

平日は人が少なくてよい。
メモを取りながら3時間、じっくり観た。
今週火曜日のこと。

デ・キリコの脳の中は一体どうなっているのか。実在しそうで絶対に実在しない事物をキャンバス上に出現させることができる彼の、描く力/画面構成力は、素晴らしい。
遠近法の故意の錯乱によって「観る者の不安を掻き立てる」旨のことが何度もキャプションに書かれていたが、私はその点も含めて強く惹かれた。
第一次世界大戦前後の不穏な世界情勢の中で作品が生まれたことを考えると決して褒められた態度ではないのだが、これらの絵に出会えたことが嬉しくて、絵の前に立って何度も口元が緩んでしまった。凄まじい表現に出会えたことの喜びが抑えきれなかった。

今日の鑑賞体験を大学のレポートにまとめないといけない。購入した図録を読み、デ・キリコを学び直すとしよう。

1階エントランスで

1階エントランスで その2 デ・キリコと

入口横の横断幕

鑑賞しながら書いたメモ 図録の表紙


仕事の忙しさと作曲は正比例

2024-10-03 04:31:13 | 音楽

1週間前の水曜日は自宅で仕事の日だった。
仕事の隙間をぬって、久しぶりに鉄弦ギターたちを弾いた。
いつもナイロン弦のガットギターを弾いているので、鉄弦は本当に久しぶりだった。

私がギターを弾くというのは曲を書くということ。
ギターを持つ=作曲。
仕事の忙しさに比例して作曲のインスピレーションが濃く多く沸いてくる。尽きない泉のように。
朝から午後にかけて、新曲を3曲書き、録音した。
この曲たちは、これから様々に編曲されて、いつの日かリリースする。

仕事の忙しさと作曲は正比例する、というお話でした。