育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



長年(25年以上)育毛相談の現場で仕事をしていて、一番触りたくないご相談者があります。それは、世間では効果があると言われているミノキシジル系の育毛剤・発毛剤使用者なんですね。


他にも飲用薬を長期服用されている方も触りたくないご相談者に入るのですが、本日はミノキシジルの塗布する育毛剤・発毛剤について書きたいと思います。



■ミノキシジルが育毛相談を仕事とするきっかけになる


私が育毛相談を仕事として取り組み始めたのは、今から25年前の1999年頃です。


当時は国産のミノキシジル系育毛剤・発毛剤が鳴り物入りで発売された時期で、「発毛効果が80%あるらしいから、日本からハゲがいなくなる」なんて言われていました。メーカー発表では、発売後半年で400万本の出荷になったらしいです。


そんな時に、ある事情から育毛製品を扱うようになり、「まぁ、ミノキシジル系育毛剤・発毛剤が売れているし、期待するほども売れないだろうな、月に1万円でも2万円でも売れたら良いかな?程度にしか考えていませんでした。


当時は青汁を中心に扱っていたこともあり、創業間もないメルマガ配信サイト「まぐまぐ」を通じて健康情報を配信していたのですね。すると、そのメルガマ経由で青汁がチョコチョコ売れていたのです。


「それなら、育毛系のメルガマでも出してみるか」と思い「今、頭皮が危ない!」と言うタイトルでメルマガを出してみたのですね。


全く期待していなかったのに、なんと初回の読者登録者が3000名を超えていたのです。「え!なんじゃこれは!」と言うのが最初の驚きでした。どこの誰か分からない人のメルマガを読もうとする人が3000名以上もいたのです。


メルマガの内容は、当時取引をしていた育毛製品のメーカーのホームページ(1999年でホームページを持っていたこと自体驚きです)の内容を参考にして書いていました。当然、そのメーカーの社長に許可をもらっていました(「どんどん参考にして下さい。」と言われていました。)。


経験も浅かったのですから、当然といや当然ですけどね。


ちなみに、現在丸パクリで他人や他社のホームページの内容を書いている人がいますけど、経験が浅いと話の筋がチグハグになって、すぐにバレますから止めた方が良いですよ。私は許可を得て、その育毛製品の会社の利になるように動きましたが、そんな手間をかけずに丸パクリをすると、下手をすると損害賠償の元になることもあるので、気を付けた方が良いですよ。


■ミノキシジルを使っていた人のご相談内容は?


単にメルマガを出すだけじゃ面白くないので、メルマガの内容の一番下に、育毛相談コーナーを作ったのですね。「この質問に答えてくれたら、どうすれば良いか助言しますよ。」として配信したのです。


毎週金曜日に配信すると、最初の土・日・月の3日間で50名前後の方々から質問への回答が送られてきたのですね。次第にご相談者は減っていきましたが、4か月で約350名の方からの回答でした。


その回答内容を見たことが、育毛相談を仕事して取り組むきっかけになったのです。どんな回答だったのか?それは以下のような回答でした。



  • ミノキシジルを使ったら、頭皮が赤くなって被れてしまった

  • ミノキシジルを使ったら、頭皮が痒くなってしまい何も出来なくなった

  • ミノキシジルを使ったら、発毛してきたのは発毛してきたが、頭皮が赤くなり発毛してきた毛を含めて毛が抜けてしまった

  • ミノキシジルを使ったら、発毛するには発毛してきたが産毛にしかならず、全て抜けてしまった

  • 某育毛サロンに通っているが、思うように毛が増えない

  • 某育毛サロンに通っているが、頭皮がベタつくようになってしまった


と言うような驚異的な出荷本数を記録したミノキシジル系の育毛剤・発毛剤の効果への疑問と育毛サロンへの不満だったのですね。


ほとんどの方が採っていた育毛方法がありました。それは当時毛を増やすには常識的に言われていた「頭皮を清潔にして(皮脂を取り毛穴を綺麗にする)、効果のある育毛剤を使用する」でした。


ご相談の回答を見た時に、「皆さん常識に沿ったケア方法を採っているのに、頭皮に異常をかかえて毛を無くすって、常識の方がおかしいのではないか?」と思ったのですね。


現在も25年前の常識のようなものが常識になっています。薄毛を治す常識じゃなく、物やサービスを売る為の常識になっているのですけどね。


■大学病院の医師にミノキシジルを勧められる


ミノキシジル系の育毛剤・発毛剤が育毛相談を仕事にするきっかけにはなったのですが、実際に仕事として取り組み、育毛のご相談を受けていますと、恐ろしいことに出くわします。


それは、大学病院の脱毛外来の有名な教授が、「効果が認められているのはミノキシジルだけだ」として、患者に対して勧めていることです。


毛を増やすのが目的なのに、毛が増えるかどうか分からない「発毛効果」が認められているからとして勧める現実に怖さを感じたのです。発毛させても増えるかどうかまでは分かりませんからね。


さいたま市の育毛相談室にお越しになった女性の方は、TV等で有名な大学病院の先生に相談に行ったそうです。そこでミノキシジルしか発毛効果は認められていないからと勧められたそうです。1年以上使用しても上手く行かない為にご相談にいらしたのです。


育毛相談室では、最初は頭皮や髪の毛の状態を客観的に見る為に、お湯で頭皮の温浴をします。その女性にも温浴をすると、大量の抜け毛がお湯を当てるだけで何の抵抗もなく抜けるのです。200本以上は抜けていたと思います。


育毛相談室にご相談にいらっしゃる方で、ミノキシジルをお使いになっていた人は、もれなく大量の抜け毛になっています。あまり触りたくない理由はここにあります。


■どうしてミノキシジルの副作用が強いのか?


ミノキシジル系の育毛剤・発毛剤は、どうしてこんなに副作用が強いのでしょうか?それには、ミノキシジル自体の問題と使う側の問題の2つがあります。


ミノキシジル自体の問題としてあるのが、毛細血管を拡張して血流を促そうとすることにあります。


予測しかありませんが、多くの方はミノキシジルを使用すると痒みを訴えることから、血管拡張作用が強すぎて毛細血管を痛めるのではないか?と思われるのです。その為、ミノキシジルを使用した部分は血管が広がり痛むが他の血管は細いままだから、血が滞留してしまい赤くなり痒みもひどくなるのではないか?と思われるのです。


使う側の問題とは、使う側の人の髪の毛は薄くなっているのですから、頭皮が弱っているか疲れていているのです。そんなところに強い作用を与えるのですから、さらに頭皮が弱っていくのだろうと思われます。


結果として、血が滞るようになり、血の流れも悪くなり、毛が育つための新鮮が血が巡らなくなっているのでしょう。だから、成長しなくなっている毛が増えて、抜け毛が急増するのだと思います。


■医薬品の効果に頼る育毛方法の末路


ミノキシジル系の育毛剤・発毛剤は、日本で認可されて25年、フィナステリドは日本で認可されて19年、認可されてこれだけの年月が経過しているのですから、医薬品に毛が増えて薄毛が治る効果があるのなら、今時薄毛になる人が減っていないとおかしいですよね。


20才代や30才代の人なら、増毛している人もいるでしょうから、薄毛の人が多いのか少ないのかは分かりません。が、40代以上になり結婚している人が増えると増毛やウイッグにお金をかけられなくなるので、本当のことが分かるようになります。


今の50才以上なら、ミノキシジルやフィナステリドを若い頃に使っていた可能性の高い世代です。この世代に薄毛の人が少ないのなら、ミノキシジルやフィナステリドの医薬品には効果があると言えるでしょう。


女性の場合なら、美容外科に通われる人も多いでしょうから、これも40才以上の女性に薄毛になっている人が減っていてもおかしくはありません。


ここでは結論は書きませんので、読者の皆さんが世間を見渡してどうなのか?を観察してみて下さい。


ネット上の情報だと、ミノキシジルとフィナステリドばかりなんですね。この2つで薄毛の人が減っていれば良いのですが、治せない人が増えていますからおかしな世の中になったものです。


コロナワクチンも接種している人も多いでしょうし、添加物だらけの食事の人も多いでしょうから、心身が薬漬け状態になっている人も多くなっているのでしょう。おかしな世の中になったものです。





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