育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



抜け毛の多い少ないで悪い良いの判断をする人が多いですが、今の季節(8月9月の初秋)に抜け毛が増えることが多いですから、何をやっても悪いと判断するようになってしまいます。


抜け毛の多い少ないでは、何の判断もできないのです。抜け毛を見ただけで判断するのなら、抜けている毛の変遷で見ないといけません。



■薄毛が発症して進行していくパターン


薄毛が発症し進行していくには、ほぼ決まったパターンがあります。血行・血流が関係しているので、ほとんどの人は同じような進行パターンになるのです。


その反対に薄毛が治る時にもパターンがあり、薄毛の進行と同じようなパターンで回復していきます。


抜け毛が増えるのは、薄毛が進行していく経過途中で見た目の症状としてあるだけなので、薄毛の進行パターンを見ると、ほぼ抜け毛の増減と薄毛の進行とは関係がないのが分かります。発毛するしないとも関係がないのが分かりますね。


抜け毛や発毛が関係するのは、円形脱毛症のような脱毛症の場合であって、薄毛の進行・回復とはほぼ関係ないのです。


また、例外的に女性の更年期の頃には、急激に抜け毛が増える場合があります。これに関しては例外になるので、以下のパターンは当てはまらないことはご理解下さい。


では、どんなパターンで薄毛が進行していくのでしょうか?前後する場合もありますが、概ね以下のように進行していきますね。



  1. 髪の毛の元気がなくなり、立ち上がりが悪くなる

  2. セットしづらいくなり、髪の毛がまとまらなくなる

  3. 分け目の地肌が目立つようになり、つむじも気になり始める

  4. 明らかに地肌が見えるようになる

  5. 分け目が広がり、透けて見える部位が全体に広がり始める

  6. 髪の毛の本数が減り始める

  7. 急激にハゲる部位が出てきて、それが広がり始める


■抜け毛の中身は薄毛の進行に沿って変わる


上記の番号が概ね下記の番号に相対しています。髪の毛の状態が上記のなっている時は、抜け毛の中身も下記のようになっていることが多いです。


多少前後するかとは思いますが、薄毛が進行する時は抜け毛の中身も変化していくのです。



  1. 髪の毛に元気がなくなり、セットしづらくなります

  2. その後、抜け毛の中身に細い毛が混じり始めます

  3. その後、抜け毛の中身はご自身本来の太さの毛が減り、細い毛の割合が増えるようになります

  4. その後、抜け毛の中身は細い毛ばかりになり、先細りの毛が見えるようになります

  5. その後、抜け毛の中身は細い毛の割合が減り、先細りの毛の割合が増えるようになります

  6. その後、抜け毛の中身は先細りの毛ばかりになり、細い毛が減っていきます

  7. その後、抜け毛の中身は5センチ前後の先細りの毛ばかりになり、急激に毛が無くなっていきます


「1」から「7」までは5年から10年、もしくは20年くらいかかるかもしれません。人により大きく違います。


抜け毛に関しては、「2」「3」くらいの時に急増することが多いですが、その後は減っていき、毛が無くなると抜け毛も無くなります。


■本数ではなく割合の変遷で見る


抜け毛の本数は、増える時もあれば減る時もあるので判断材料にはなりません。判断材料になるのは、細い毛や先細りの毛の割合がどう変化しているか?です。


時折、1本先細りの毛が抜けただけで大騒ぎする人がいますが、その割合がどう変化するかが大事なので、気になるなら全体の抜け毛の本数のうち何割が先細りの毛なのか?を時系列で見て下さい。


細い毛の割合が増えてくると良いことないし、先細りの毛の割合が増えるとヤバイかもしれないので、割合の増加次第では、早急にケアの方法を検討する必要があります。


髪の毛が長い人は、20センチくらいで先細っている毛ばかりが抜けていることがあります。この場合は、20センチが10センチと短くなるとヤバく、25センチに伸び始めると良い傾向だと言えます。もっと伸び始めるとさらに良い状態です。


細い毛や先細りの毛は、正常な時でも抜ける時があるので、あくまでも割合がどう変化しているかで見るようにして下さい。


■抜け方で判断するのは難しい


抜け毛でも抜け方で訴える人がいるのですが、抜け方はその人の感覚に依存する判断なので、客観的に良い悪いの判断はむつかしいです。


「するっと抜ける」とか「ずぼっと抜ける」と訴える人もいるのですが、成長期を終えている毛は支える部位も衰えているので、そんな抜け方をする場合があるからです。


シャンプー時には抜ける毛が少ないけど、乾かす時に大量に抜ける(20本以上)は成長期が短くなっている毛が増えている可能性が高いので良いことありません。いずれ抜け毛の中身も変わってくるだろうと思えます。


■抜け毛が増える時期はいつか


抜け毛が増えるのは、概ね6月~10月で7月・8月・9月が一番多くなります。反対に抜け毛が減るのは、12月~4月頃で、1月・2月・3月が一番抜け毛が減ります。これで年平均して同じ本数だけ抜けて、同じ本数だけ生え変わって総本数を維持しているのです。


ただし、例外的に年がら年中抜け毛が多めの人もいますので、一概に全ての人がそうだとは言い切れないのが人の体の難しいところです。


季節の抜け毛の増減以外にも抜け毛が増える時があります。夜更かしをした時・疲れが溜まって過労になっている時・精神的につらい時・ストレスが溜まっている時、等々心身に過剰な負担がかかり余裕を無くしている時です。


女性の場合は、更年期の少し前から真っ最中の頃に抜け毛が急増することがあります。髪の毛を支えている女性ホルモンが減り始めるからです。ホルモンの変化が絡んでいるので、正常にするのは困難ですね。


令和3年(2021年)~令和6年(2024年)特有の抜け毛の増加があります。それは、コロナワクチンの副作用による抜け毛の増加です。脱毛症に近い抜け方をします。対処法は、納豆(国産大豆使用)を毎日摂る・緑茶を毎日1リットル飲む・ビタミンDを摂る・亜鉛を摂る・玄米(12時間水に浸けてから)を摂る・海藻入りの味噌汁(添加物なし)を摂る・季節の野菜を大量摂取・体を動かし汗をかく、くらいかな?





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