【20年以上前の常識的育毛法とは?】
私=育毛の道案内人が育毛の世界に入るきっかけが、実を言うと20年以上前に育毛の効果があると常識だった育毛法です。
その常識的な育毛法とは、「皮脂で毛穴が塞がっていて=毛穴に皮脂が詰まっていて、毛の成長を阻害している。発毛を阻害している。だから、この皮脂を取ってあげると毛が生育するようになり(発毛するようになり)薄毛を治すことができる」と言うものでした。
私自身は薄毛ではありませんでしたが、TVの特集や雑誌の特集、広告がそうなっていたので、薄毛になりそうなら、そんな育毛法を採れば良いんだな?と思っていました。
【ご相談者の8割が取り組む育毛法】
ところが、メールマガジンを発行して育毛相談を承り始めると、「毛穴や頭皮の皮脂を取って綺麗にして、効果的な育毛剤(当時はリアップが発売されて間もない頃で、ほとんどの人が使っていました)を使って、頭皮に異常をきたして(赤くなる、ひどい痒み、ひどいフケ症、生えてきた毛が全て抜けてしまう)、毛が育たない頭皮にしてしまっていた」のです。
ほんの一握りの人ではなく、4か月で約350名くらいのご相談を受けましたが、そのうちの何と8割の方が取り組んでいた育毛法だったのです。
そしてそして、その8割の方々の頭皮は、皮脂でベトベトした状態になっていたのですね。
これっておかしくないか?常識と言われる育毛法を採って、頭皮に異常が出て、効果があると言われる育毛剤を使って毛を無くすなんて!
どう考えてもおかしいですよね。
物を売る為、育毛サロンの優位性を訴える為の育毛法であって、本当に薄毛の頭皮を改善した育毛法でなかったのです。
今だと、「そんな育毛法を採ったら、薄毛になりやすい人は本当に毛を無くしますから、皮脂を取るような、清潔にするような育毛法を採ってはいけませんよ」と確信をもって助言・指導することはできます。
(と言いましても、弊社でケアに取り組む場合には、弊社のシャンプーをお使い頂きます。ただ、皮脂を取らない、清潔にし過ぎないシャンプー法を採って頂きますから問題はありません。)
【皮脂を取り育毛剤を効かす育毛法】
なぜ、皮脂を取る育毛法が駄目なのか?と言うと、以下のような理由からです。この理由が分かると皮脂を取って効果のある育毛剤を使うと頭皮を痛めるのが理解できますね。
- 皮脂は皮膚の保護膜である
- 皮脂の分泌があることで皮膚常在菌の働きで皮膚が弱酸性を保てて、細菌の繁殖を防いでいる
- 皮脂は天然の保湿剤の役割を果たしていて、皮膚が乾燥するのを防いでいる
- 皮脂が毛穴から外に向かって分泌されることで、細菌や異物が侵入することを防いでいる
なのに、先日気になった広告を見たところ、まさに20年前に常識とされていた「毛穴が皮脂で塞がって毛が生えなくなっているから、皮脂を取らないといけない。それには、この炭酸入りのシャンプーが適している。」なんていうシャンプーを紹介しているアフィリエイトサイトがありました。
いやもう、歴史は繰り返すと言いますか、物を売る為なら何でもありなんでしょうかね?
皮脂は液体ですから詰まりませんし、塞ぎません。
毛は1か月に1センチ程度しか伸びません。かつ、順番に生え替わっているので、直径5センチ程度の薄いエリアがあれば、その部位が埋まるのに2年から3年くらいはかかるものです。
3週間や3か月で埋まることもありません。条件の良い人でも最短で6か月前後かかり、普通でも2年や3年はかかるものです。
人の体の働きを無視するような、効果だけで煽っている情報には嘘が多いってことですな。
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