深井看護医学ゼミナール

看護記録・看護師国家試験対策・新人看護師の学び直し

1定点医療機関当たり新型コロナウイルス新規感染者数(63)<with手足口病>

2024-08-12 18:02:29 | 日記

コロナ感染者数13週ぶり減少

厚生労働省は8月9日、全国に

約5000ある定点医療機関に

7月29日~8月4日に報告され

た新型コロナウイルスの新規

感染者数は6万5699人で、

1定点当たり13.29人であ

った、と発表した。

 

前週の約0.91倍で、13週

ぶりに減少した。

 

昨年の同時期は1定点当たり

15.81人であった。

 

都道府県別の最多は、

佐賀県27.82人。

次いで、

長崎県21.34人、

愛知県20.10人、

と続く。

 

主要都市では、

東京都7.26人、

大阪府12.82人、

福岡県16.45人

であった。

 

16道県で増加した。

 

8月4日までの1週間に

定点医療機関に報告

された新規入院患者

数は4588人で、前週

から5人増加した。

 

集中治療室(ICU)に

入院した患者は187

人で、前週から15人

減った。

 

都道府県別では、

北海道7.03人、

青森県6.69人、

岩手県14.27人、

宮城県13.51人、

秋田県8.10人、

山形県9.70人、

福島県12.10人、

茨城県14.28人、

栃木県10.61人、

群馬県11.35人、

埼玉県11.11人、

千葉県13.65人、

東京都7.26人、

神奈川県9.25人、

新潟県13.64人、

富山県11.94人、

石川県16.42人、

福井県11.72人、

山梨県15.41人、

長野県13.81人、

岐阜県18.10人、

静岡県14.39人、

愛知県20.10人、

三重県14.85人、

滋賀県13.03人、

京都府13.64人、

大阪府12.82人、

兵庫県13.86人、

奈良県18.95人、

和歌山県14.73人、

鳥取県15.31人、

岡山県13.13人、

広島県14.66人、

山口県16.30人、

徳島県17.14人、

香川県16.32人、

愛媛県17.51人、

高知県18.18人、

福岡県16.45人、

佐賀県27.82人、

長崎県21.34人、

熊本県19.71人、

大分県18.66人、

宮崎県19.86人、

鹿児島県15.97人、

沖縄県12.11人、

であった。

 

KP.3の症状と特徴

KP.3の症状は、今まで

のオミクロン株と大き

く変わらない。

 

以前のコロナの症状と

比較すると、特徴は

3点ある。

 

➀主な症状は、

 喉の痛みと発熱。

 

抗体が効きにくい。

 

風邪なのか熱中症

 なのか判断し難い。

 

2024年6月に入って

からは、喉の痛みや

発熱を訴える人が

増加している。

 

抗体が効きにくく、

熱中症と症状が似て

いるため、診断が

難しい状況である。

 

また、KP.3株は

咳、

倦怠感、

下痢症状

も目立つが、主な

症状は、

喉の痛み、

発熱、

である。

 

中には、鼻水や腹痛、

嘔吐などを訴える場

合があるが、それは

一部の感染者の症状

である。

 

それから、味覚や嗅覚

の消失、という症状を

訴える患者は少なく、

重症化の傾向は、今の

ところ、否定的である。

 

しかし、高齢者や基礎

疾患を抱えている方は、

重症化するリスクが考

えられるため、感染し

た際は、経過観察を

しっかりと行う必要

がある。 

 

「手足口病」全国的に多い状況続く

主に子どもが感染し、

手足や口に発疹が

できる、

「手足口病」

の患者数は全国的に

多い状況が続いている。

 

東北地方では、1医療

機関当たりで、前週の

2倍に急増している県

もあり、

専門家は、

「地域によっては、今

 後も患者が増える恐

 れがある」

と注意を呼びかけて

いる。

 

「手足口病」は、手や足、

口中などに発疹ができる

ウイルス性の感染症で、

主に幼い子どもの間で流

行し、まれに脳炎などの

重い症状を引き起こす事

がある。

 

国立感染症研究所によると、

先月28日までの1週間に調

査の対象となっている全国

およそ3000の小児科の医療

機関から報告された患者数は

3万7428人で、1医療機関当

たりでは、11.93人と前週か

ら、ほぼ横ばいとなった。

 

地域別では、

三重県が25.89人、

と最も多く、

次いで、

長野県が24.67人、

静岡県が20.93人、

広島県が19.88人、

と続く。

 

43の都道府県で、国の警報

基準となっている5人を超え、

全国的に多い状況が続いて

いる。

 

前週から減っている地域も

あるが、東北地方などは急

増していて、

青森県は前週の2.1倍、

宮城県は1.9倍

に増えた。

 

日本小児医会で感染症対策

に携わる理事は、

「夏休みに入っても患者の

 数は、思ったより減って

 おらず、これまで流行し

 ていなかった地域では、

 今後も増える恐れがある。

 

 今年の手足口病は初期に

 発疹がないケースが目立

 ち、夏風邪と区別しにく

 いのが特徴だ。

 

 手洗いや消毒などの対策

 を徹底して欲しい」

と呼びかけている。

 

石川県、コロナ・RS・溶連菌・感染性胃腸炎・手足口病・ヘルパンギーナ・流行性角結膜炎の現状

<コロナウイルス>

県全体16.42人、

金沢市13.06人、

南加賀10.00人、

石川中央18.27人、

能登中部35.17人、

能登北部13.50人。

 

<RSウイルス感染症>

県全体0.93人、

金沢市0.73人、

南加賀1.50人、

石川中央0.67人、

能登中部1.50人、

能登北部0.00人。

 

<A群溶血性レンサ球

 菌咽頭炎>

県全体1.00人、

金沢市0.91人、

南加賀0.50人、

石川中央2.17人、

能登中部0.50人、

能登北部0.50人。

 

<感染性胃腸炎>

県全体4.52人、

金沢市6.18人、

南加賀5.00人、

石川中央4.67人、

能登中部1.25人、

能登北部0.00人。

 

<手足口病>

県全体7.07人、

金沢市8.55人、

南加賀3.67人、

石川中央6.50人、

能登中部10.75人、

能登北部3.50人。

 

<ヘルパンギーナ>

県全体2.03人、

金沢市1.18人、

南加賀4.50人、

石川中央0.83人、

能登中部2.25人、

能登北部2.50人、

 

<流行性角結膜炎>

県全体0.86人、

金沢市0.67人、

南加賀0.00人、

石川中央4.00人、

能登中部0.00人、

能登北部0.00人。 

 

<コロナウイルス>

 

 

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1定点医療機関当たり新型コロナウイルス新規感染者数(62)<with手足口病>

2024-08-04 15:31:33 | 日記

 

コロナ12週連続増加

厚生労働省は、8月2日、全国に

約5000ある定点医療機関に7月

22日~28日に報告された新型

コロナウイルスの新規感染者数

は、計7万2003人で、1定点

当たり14.58人であった、

と発表した。

 


前週の約1.07倍で、12週連続

で増加した。

 


昨年の同時期は1定点当たり

15.91人であった。

 


都道府県別の最多は、

佐賀県の31.38人、

次いで、

宮崎県25.98人、

熊本県25.46人、

と続く。

 


主要都市では、

東京都9.13人、

愛知県23.25人、

大阪府14.66人、

福岡県19.54人、

であった。

 


39都道府県で増加した。

 


7月28日までの1週間に定点医療

機関に報告された新規入院患者

数は4579人で、前週から736人

増加した。

 


4000人を超えるのは昨年1月

中旬以来、1年半ぶりである。

 


集中治療室(ICU)に入院した

患者は202人で、前週から

34人増えた。

 


都道府県別では、

北海道5.95人、

青森県5.16人、

岩手県12.51人、

宮城県12.14人、

秋田県6.73人、

山形県7.81人、

福島県11.16人、

茨城県14.80人、

栃木県11.26人、

群馬県10.92人、

埼玉県12.52人、

千葉県15.82人、

東京都9.13人、

神奈川県10.66人、

新潟県11.20人、

富山県11.77人、

石川県15.77人、

福井県11.97人、

山梨県13.49人、

長野県12.59人、

岐阜県18.47人、

静岡県15.60人、

愛知県23.25人、

三重県15.54人、

滋賀県13.05人、

京都府15.18人、

大阪府14.66人、

兵庫県15.36人、

奈良県20.73人、

和歌山県16.14人、

鳥取県14.31人、

島根県14.11人、

岡山県14.98人、

広島県14.37人、

山口県17.87人、

徳島県20.00人、

香川県16.96人、

愛媛県18.46人、

高知県22.57人、

福岡県19.54人、

佐賀県31.38人、

長崎県24.94人、

熊本県25.46人、

大分県20.78人、

宮崎県25.98人、

鹿児島県22.96人、

沖縄県16.51人。

であった。

 


9月には感染者が2000万人?コロナ変異株「KP.3」の恐怖

「今や準緊急事態と言って

 いいでしょう。」

 


こう警告するのは、名誉

教授A氏だ。

 


A氏は、

「5類に移行後のピークは、

 2023年8月~9月の

 20.50人。

 


 これが第9波である。

 


 その後、昨年の暮れから

 10波があり、現在は

 11波といえる。

 


 足元の水準(14.58人)は、

 まだ低いが、ピークは8月

 中旬から後半と見られる

 ので、これからも増えて

 いくと予想される。

 


 9波や10波では、それぞれ

 累計1000万人以上の感染

 者が出たと考えられるが、

 今回も、すでに1000万人

 以上の感染者が出ている

 と推計される。

 


 そうなれば、9月には感染

 者が1500万人~2000万人

 に増えることになる。」

と話す。

 


では、感染拡大の要因は

何であろうか?

 


今回の感染拡大は新変異

ウイルス「KP.3」株が主

因である。

 


東京都が発表した変異株

サーベイランスでも、7月

18日時点で、全体の87%

を「KP.3」が占めている。

*サーベイランスとは?

院内感染についての発生

分布や原因に関するデー

タを継続的、組織的に

収集、統合、分析する

こと。

 


では、新たな変異株の感染

力と症状はどの程度なのか?

 


そもそも、「KP.3」はオミク

ロン株の1種で、同じ系統の

「JN.1」から派生したウイル

スであるが、感染力が特に

強いわけではない。

 


特徴は伝播力(実効再生産数)

が強いことである。

 


つまり、感染が広がっていく

スピードが速い、ということ

である。

 


そして「KP.3」は、

<免疫をかわす能力>

(免疫逃避能)が「JN.1」

より、2倍程度高いことが

認識されている。

 


それが伝播力の強さに繋が

っているのである。

 


「KP.3」に感染した場合の

主な症状は、

喉の痛み、

発熱、

とされている。

 


また、

咳、

倦怠感、

下痢症状、

もある。

 


A氏は、

「今のところ、重症者が出て、

 人が亡くなる、という状況

 ではないが、それは殆どの

 人が以前に感染して、集団

 免疫がある程度出来ている

 からだと思われる。

 


 しかし、高齢者やある種の

 病気を持つ人々には、危険

 な感染症であることは変わ

 りない。

 


 免疫をかわす逃避能がある

 ことを考えると、より重症

 化するリスクも無いとは

 言い切れない。

 


 夏場は冷房を効かせるため

 に換気がおこなわれにくく、

 マスクを外す人も増える事

 から感染が広がりやすい。

 


 また、夏休みを行楽地など

 で、過ごす人が増え、人の

 移動が盛んになることで

 患者数は増え続ける。」

と話す。

 


A氏によると、感染拡大の

1番の原因は感染対策の

緩みだという。

 


➀換気や手洗いを徹底する、

➁重症化しやすいとされる

 高齢者は、人ごみに出る

 際にマスクの着用を徹底

 する、

③症状が出た場合、早めに

 医療機関を受診する、

など、

これまでよりも少し強めの

対策を心がけてほしい、

と警鐘を鳴らす。

 


今は、準緊急事態と言える

が、インフルエンザのよう

に感染者数が一定の数を超

えたら注意報や警告を発す

るなど、国が基準を決めて

おくべきかもしれない。

 


本当の緊急事態がすぐそこ

まで迫っている。

 


このまま、何もせず変異

ウイルスと戦えるので

あろうか? 

 


手足口病、東京都内で異例の流行

東京都内で定点医療機関

から報告される、

「手足口病」

の患者数が、6週連続で

警報レベルに達している。

 


発熱や発疹を伴う感染症で、

5歳以下の乳幼児を中心に

夏に流行する傾向にある。

 


どういうわけか、今年は

異例の患者数となって

いる。

 


そんな「手足口病」だが、

大人が感染すると食事や

歩行が困難になるケース

もあり、都や医師は家庭

での感染対策を呼び掛け

ている。

 


<治療法は対処療法のみ>

都内264の小児科での定点

報告の集計で、7月15日~

21日の「手足口病」の患者

は、1医療機関当たり13.94

人であった。

 


前週の16.39人から下がった

が、警報の指標となる5人を

大きく上回っている。

 


全国的にも同様で、5月から

増え始め、国立感染症研究

所は週ごとの比較で、

「過去10年で最多」

としている。

 


治療法だが、ワクチンや特別

な処置はなく、対処療法のみ

である。

 


症状だが、発疹は1週間程度

で消えるが、稀に急性脳炎や

心筋炎を併発して重症化する

場合がある。

それ故、侮れない変異株、

と言える。

 


また、アルコールで消毒

できないため、保育所な

どで広まりやすい、

傾向がある。

 


<発疹の消失後でもウイルス

 を排泄>

都内の小児科の委員長は、

「久々の大流行を実感

 している。

 口の中に発疹ができる

 と、痛みで飲食が難し

 くなる。

 当院では週に1人ぐらい、

 脱水症状などで点滴や

 入院が必要な子どもが

 来る」

と警戒を呼びかける。

 


都保健医療局は、

「定点報告は小児科だけが

 対象で、大人の感染状況

 を把握できていない。

 ある程度、大人にも感染

 する。」

とし、

「発疹が消えた後も2~4週

 間は便からウイルスが排泄

 される。

 


 発疹が消失した、と安堵せず、

 手洗いを徹底し、タオルの共

 有を避けてほしい」

と警鐘を鳴らす。

 


<家庭内の対策、絶対必要!>

「足の裏全体にトゲが刺さっ

 た感じで、ペンギンのよう

 に、よちよち歩きしか出来

 なかった。」

 都内の女性会社員が手足口病

 の辛さを振り返る。

 


 7月中旬、5歳の長男が発熱

 した4日後、自身も39度を

 超える熱が出た。

 


 翌日に熱が下がると、手足

 の数十か所に発疹が広がり、

 「手足口病」と診断された。

 


 長男は当初、小児科で風邪と

 診断され、受診後に足裏に

 発疹ができた。

 


 「長男の発疹を水虫だと思っ

  ていたが、今、思えば

  手足口病だったのだろう。

  家庭内での感染対策をしっ

  かりやるべきだった」

 と悔やむ。

 


<時間差で症状が表出>

手足口病は発熱後、時間を置い

て発疹が出ることもあり、診断

が難しいとされる。

 


以下に1例を示す。

 


都内の主婦が7月、小学生の娘

が夏風邪と診断され、看病して

いると数日後、自身に39度の熱

と喉や手足に発疹が出た。

「喉の痛みが辛く、野菜ジュー

 スを飲んだら、かなり痛か

 った。

 発疹が無くなると複数の

 口内炎ができて痛みが

 次から次へとやってきた。」

と話す。

 


あるクリニックの院長は、

「大人の受診は例年より多い。

 主に子どもから感染して

 いる。」

と話す。

 


家庭で対策をしたくても、

乳幼児のマスク着用や隔離

は難しい。

 


院長は、

「大人も体力が落ちると感染

 しやすい。

 手洗いなど基本的な対策に

 加え、十分な睡眠と食事を

 とりながら子どもの看病を

 してほしい」

と語った。

 


<手足口病とは?>

コクサッキーA群などのウイ

ルスが飛沫や唾液、便を通じ

て感染する。

 


口内の粘膜や手のひら、足の

甲や裏などに水疱性の発疹が

出る。

 


感染者の1/3程度が発熱する。

 


例年、夏に流行し、乳幼児が

多く感染する。

 


咳やくしゃみなどの他、手に

ついたウイルスが口に入る

ことからも広がる。

 


1週間ほどで治ることが多い

が、まれに重症化する。

 


石川県、コロナ・RS・溶連菌・感染性胃腸炎・手足口病・ヘルパンギーナの状況

<コロナウイルス>

県全体15.77人、

金沢市14.88人、

南加賀10.00人、

石川中央16.36人、

能登中部29.17人、

能登北部12.25人。

 


<RSウイルス感染症>

県全体1.62人、

金沢市1.27人、

南加賀0.67人、

石川中央1.17人、

能登中部5.50人、

能登北部0.00人。

 


<A群溶血性レンサ

 球菌咽頭炎>

県全体1.59人、

金沢市1.55人、

南加賀1.50人、

石川中央1.50人、

能登中部2.50人、

能登北部0.50人。

 


<感染性胃腸炎>

県全体4.41人、

金沢市5.55人、

南加賀3.83人、

石川中央5.17人、

能登中部3.25人、

能登北部0.00人。

 


<手足口病>

県全体9.45人、

金沢市11.00人、

南加賀4.33人、

石川中央10.50人、

能登中部13.25人、

能登北部5.50人。

 


<ヘルパンギーナ>

県全体2.10人、

金沢市1.00人、

南加賀5.67人、

石川中央0.83人、

能登中部2.25人、

能登北部1.00人。 

 


<コロナウイルス>

<ヘルパンギーナ>

<溶連菌>

<感染性胃腸炎>

<手足口病>

<RSウイルス>

 

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1定点医療機関当たり新型コロナウイルス新規感染者数(61)<with手足口病>

2024-07-28 15:55:55 | 日記

コロナ感染者数、11週連続増

厚生労働省は7月26日、全国に

約5000ある定点医療機関に7月

15日から21日に報告された新型

コロナウイルスの新規感染者数は

計6万7334人で、1定点当たり

13.62人であったと発表した。

 

前週の約1.22倍で11週連続で

増加した。

 

昨年の同時期は1定点当たり

13.91人であった。

 

都道府県別の最多は、

佐賀県の31.08人。

 

次いで、

宮崎県の29.72人、

鹿児島県の27.38人、

と続く。

 

主要都市では、

東京都8.50人、

愛知県20.82人、

大阪府12.72人、

福岡県19.44人、

であった。

 

45都道府県で増加した。

 

7月21日までの1週間で定点

医療機関に報告された新規

入院患者数は3827人で、

前週から744人増加した。

 

この数字は、

「第9波」(23年夏)、

「第10波」(2023年~24年冬)

のピークを超えた。

 

また、集中治療室(ICU)に

入院した患者は167人で、

前週から54人増えた。

 

都道府県別では、

北海道5.34人、

青森県3.89人、

岩手県9.65人、

宮城県10.41人、

秋田県6.53人、

山形県6.16人、

福島県9.41人、

茨城県13.30人、

栃木県10.39人、

群馬県10.21人、

埼玉県12.44人、

千葉県14.87人、

東京都8.50人、

神奈川県10.21人、

新潟県9.60人、

富山県9.85人、

石川県11.65人、

福井県10.44人、

山梨県14.17人、

長野県12.38人、

岐阜県17.45人、

静岡県13.96人、

愛知県20.82人、

三重県13.49人、

滋賀県11.32人、

京都府13.56人、

大阪府12.72人、

兵庫県13.05人、

奈良県16.67人、

和歌山県15.65人、

鳥取県15.17人、

島根県10.82人、

岡山県11.74人、

広島県11.38人、

山口県15.63人、

徳島県16.81人、

香川県16.34人、

愛媛県17.84人、

高知県23.32人、

福岡県19.44人、

佐賀県31.08人、

長崎県23.13人、

熊本県27.13人、

大分県24.02人、

宮崎県29.72人、

鹿児島県27.38人、

沖縄県22.06人、

であった。

 

新型コロナ後遺症・KP.3も可能性あり

現在、流行の主流となって

いるのが、

「JN.1」系統の「KP.3」

というタイプである。

 

強い喉の痛みが出て、

発熱する、

のが特徴だという。

 

「JN.1」系統は、重症化

することが少ないとされ

ている。

 

だが、治癒後も後遺症に

苦しむ患者は少なくない。

 

ある例を紹介する。

埼玉県内の30歳代の女性は

今年2月早朝、目が覚めると、

咳・鼻水・倦怠感といった

症状と共に、39.4°の熱が

あった。

 

会社を休み、近くのクリニック

で検査を受けると、新型コロナ

に感染していることが分かった。

 

抗ウイルス薬などを服用し、熱

は3日ほどで下がった。

 

咳や鼻水もすぐに治まったが、

倦怠感は残った。

 

感染前は、夜に眠れないことは

なかったが、感染後は午前3時

~4時くらいになるまで寝付け

ない、という状態が続いている。

 

起きている時も頭がぼーっと

して、集中力の低下を感じた。

 

それでも「気のせい」と思い、

処方された風邪薬を服用する

などして自宅で静養した。

 

2ヶ月以上経って、受診先の

クリニックで、

「新型コロナの後遺症かも

 しれない」

と指摘され、

「コロナ後遺症外来」

を開設している病院を紹介

された。

 

血液検査やエックス線検査

などを受けて、他の病気が

ないことが確認され、

「新型コロナ感染の後遺症」

と診断された。

 

女性は、

「マスクを着用し、手洗い、

 消毒、うがい、換気を徹

 底し、ワクチンを接種し

 て来たが、今回、初めて

 新型コロナに感染した。

 あれだけ予防策を講じて

 いたのに、どうして自分

 がなってしまったのだろ

 うか」

と激しく落ち込んだという。

 

「今後、もう一度感染したら

 どうしよう」

 

という不安感が強い。

 

女性は、身体虚弱の治療に使わ

れる漢方薬を処方され、今も

飲み続けている。

 

最近、ようやく体がだるいと

感じることは少しずつ減って

きた。

 

女性は、

「会社の人たちは皆、心配し

 てくれました。

 現在は週3回の勤務にして

 もらっていますが、4回、

 5回と増やしていき、感染

 前の生活を取り戻したい

 です」

と話した。

 

コロナ・手足口病・溶連菌・「感染症ドミノ」拡大

ある例を紹介する。

東京都在住の男性が仕事を

終えて帰宅すると夜中に喉

が痛みだし、一気に熱が39°

台まで上昇した。

 

解熱剤を服用したので、熱は

下がったが、あまりの喉の痛

さに、水ですら、飲むことが

できなかった。

 

そんな重い症状の割に、咳や

鼻水が出ないので、不思議に

思っていたが、1日経って原因

が分かった。

 

手のひら、足、そして顔に発疹

が出ていたのである。

 

真っ先に手足口病を疑った。

 

内科を受診すると、

「手足口病で間違いない」

と診断された。

 

しかし、手足口病に特効薬は

ない。

 

苦し紛れの塗り薬だけ処方

され、

「とにかく休むように」

と指示された。

 

実は、この男性は5月にも

「咽頭炎」でダウンしている。

 

さらに、遡ると年始にも風邪

で発熱していたのである。

 

20年以上、仕事をしてきて、

上半期だけで3度も体調不良

に陥るのは初めてのことだ

そうだ。

 

男性は、

「疲れているのかな」

と思っていたが、どうやら、

そうでもないらしい。

 

今、このように次々と感染症

に罹る人が日本中で急増して

いる。

 

医療法人の理事長A氏によると、

「感染症に罹り、免疫が下がっ

 たまま、別の感染症に罹患

 する。

 

 まるでドミノ倒しのように、

 数ヶ月おきに感染症に罹る、

 <感染症ドミノ>

 が人々を襲い、医療業界でも

 問題になっている。」

と話す。

 

子どもの場合は、さまざまな

感染症に罹ると免疫を獲得し、

強くなっていく。

しかし、高齢者は弱っていく

一方である。

 

A氏は、

「免疫力の低下による感染や

 重症化のしやすさ、

 という意味では、大人の方

 が、むしろ危険と言える。

 

 たとえ、感染症が治って体調

 が戻っても、一度落ちた免疫

 は回復するのに、最低2ヶ月は

 かかる。

 

 そして、その間に別の感染症に

 罹ってしまう。

 

 回復力が衰えていると、免疫が

 元に戻るのに時間がかかって

 しまい、ますます感染症に罹患

 しやすくなってしまう。」

と続けた。

 

厚生労働省が毎週発表して

いる、

「感染症発生動向調査」

によれば、6月24日~30日

の1週間の間に、次のような

感染症と感染者数が報告され

ている。

 

コロナ・2万8600件、

手足口病・2万6544件、

感染性胃腸炎・1万2838件、

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

・1万2021件、

ヘルパンギーナ・4949件、

RSウイルス・4263件。

 

コロナが3万件にも迫る勢い

で、このまま増え続けると、

緊急事態宣言時のような

感染状況にもなりかねない。

 

溶連菌は昨年に比べて2.4倍、

手足口病は対昨年で9倍もの

大幅な増加。

RSウィルスも例年同様に流行

している。

 

様々なウイルスが同時多発的に

大暴れしている状況である。

 

ではなぜ、こんなにも多様な

感染症が同時流行している

のか?

 

その理由の背景には、コロナ禍

の生活が影響していた、

と考えられる。

 

A氏は、

「コロナ禍で感染症対策が徹底

 され、日本人全体の各種ウイ

 ルスに対する免疫力が大幅に

 低下し、免疫がない、

 <免疫負債>

 と呼ばれる状態になっている。

 

 コロナ禍では、マスク着用が

 当たり前で、手洗い・うがい

 も徹底されていた。

 

 大げさに言えば、宇宙船や

 ビニールハウスのような

 無菌状態の環境で約3年を

 過ごしたことになる。

 

 そのため、ウイルスが体内に

 入るだけで被害が大きくなる

 のである。」

と話す。

 

石川県、コロナ・溶連菌・感染性胃腸炎・手足口病・ヘルパンギーナ・流行性角結膜炎の現状

<コロナウイルス>

県全体11.65人、

金沢市9.06人、

南加賀7.60人、

石川中央10.91人、

能登中部29.83人、

能登北部7.50人、

 

<A群溶血性レンサ球菌咽頭炎>

県全体0.93人、

金沢市1.00人、

南加賀0.83人、

石川中央1.17人、

能登中部1.00人、

能登北部0.00人。

 

<感染性胃腸炎>

県全体3.52人、

金沢市4.09人、

南加賀3.50人、

石川中央4.83人、

能登中部1.75人、

能登北部0.00人。

 

<手足口病>

県全体9.00人、

金沢市10.45人、

南加賀2.50人、

石川中央14.67人、

能登中部9.00人、

能登北部3.50人。

 

<ヘルパンギーナ>

県全体1.66人、

金沢市0.73人、

南加賀4.33人、

石川中央1.50人、

能登中部0.75人、

能登北部1.00人。

 

<流行性角結膜炎>

県全体0.712人、

金沢市0.33人、

南加賀0.00人、

石川中央4.00人、

能登中部0.00人、

能登北部0.00人。 

 

<コロナウイルス>

<感染性胃腸炎>

<流行性角結膜炎>

<ヘルパンギーナ>

<溶連菌>

<手足口病>

 

深井看護医学ゼミナール

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大阪府堺市で有名な看護師・医師国家試験および看護大学・医学部受験に特化した実績26年の予備校

深井看護医学ゼミナール

 

 

 

 


1医療機関定点把握 新型コロナウイルス新規感染者数 with 手足口病

2024-07-22 22:37:22 | 日記

コロナ 感染者数 10週連続増 

 

厚生労働省は 7月19日、 新型 コロナの最新の感染状況を公表した。 

 

定点医療機関から報告された 新規感染者数は 

7月14日までの1週間で計5万5072人 。

 

1定点あたりでは 前週の1.4倍の11.18人 。

 

10週連続で増えており 、昨年 同時期と同じ水準である。

 

 入院者数も 急増している。

 

 定点医療機関からの届け出によると、 7月14日までの1週間で 3081 人が入院 。

 

3週間前と比べ 倍増し 、2月中旬以来、5ヶ月

 

ぶりに3000人を超えた 。 

 

集中治療室( ICU) に入院した患者は113人と 

 

前週から11人増えた。

 

 都道府県別では 多い順に 、

 

鹿児島県 31.75 人、

 

佐賀県 29.46人 、

 

宮崎県29.34人、

 

沖縄県 28.57人、

 

 熊本県26.33人 、

 

である。

 

45の都府県で前週より増加した 。

 

特に、 鹿児島県では 平均の患者数が30人を上

 

回っているほか 、九州地方では7つの県で20人

 

を上回っている 。

 

都道府県別では 、

 

北海道 4.82人、

 

青森県 2.67人、

 

岩手県 6.78人、

 

宮城県 7.982人、

 

秋田県 3.13人 、

 

山形県 4.41人 、

 

福島県 6.18人 、

 

茨城県 10.83人 、

 

栃木県 8.18人 、

 

群馬県 7.75人、

 

埼玉県9.97人、

 

 千葉県 12.77人、

 

東京都 7.56人 、

 

神奈川県 9.13人、

 

新潟県 5.97人、

 

富山県8.02人、

 

 石川県 7.75人、

 

福井県 6.28人 、

 

山梨県 8.49人 、

 

長野県 9.89人 、

 

岐阜県 11.55、

 

 静岡県 9.81人 、

 

愛知県 15.62人 、

 

三重県 9.04人 、

 

滋賀県 8.80人、

 

京都府 9.48人 、

 

大阪府 9.65、

 

兵庫県 10.73人、

 

奈良県 13.24人、

 

 和歌山県 10.22 人、

 

鳥取県 7.97人、

 

 島根県 6.63人、

 

 岡山県 9.31人 、

 

広島県 8.56人 、

 

山口県 13.01人、

 

 徳島県 14.97人 、

 

香川県11.74人、

 

愛媛県 13.02人、

 

高知県 19.80人 、

 

福岡県 14.92人 、

 

佐賀県 29.46人 、

 

長崎県 22.40人、

 

 熊本県26.33人 、

 

大分県 20.07人、

 

宮崎県29.342人、

 

鹿児島県 31.75人、

 

沖縄県 28.57人、

 

である。

 

手足口病の患者 過去10年で最多

 

 国立感染症研究所によると、 7月7日までの1

 

週間に全国およそ3000の小児科の医療機関か

 

ら報告された患者数は3万5960人で、1医療機

 

関あたりでは 11.46人と前週 よりも 3.01人増

 

え 、この時期としては過去10年で最も多く

 

なっている。

 

 地域ごとでは、

 

 三重県が25.98人と最も多く、

 

次いで 、

 

埼玉県が18.8人、

 

富山県が18.76人 、

 

広島県が16.99人、

 

であり、38の都府県で国の警報基準となる5人

 

を超えている 

 

石川県、 コロナ・ 溶連菌・ 感染性胃腸炎 ・手足口病・ ヘルパンギーナ の現状 

 

<コロナウイルス>

 

県全体 7.75人 、

 

金沢市 7.29人 、

 

南加賀 5.30 人、

 

石川中央5.64人 、

 

能登中部19.50人、

 

能登北部 4.00。

 

<溶連菌 >

 

県全体 1.31人、

 

金沢市 1.82人、

 

南加賀 1.50人、

 

石川中央 0.83人、

 

能登中部 1.00人、

 

能登北部 0.00人。

 

 <感染性胃腸炎 >

 

県全体 4.28人、

 

金沢市4.55人、

 

南加賀 4.33人、

 

石川中央 6.67人 、

 

能登中部 2.00人、

 

能登北部 0.00人。

 

<手足口病>

 

 県全体 9.55人、

 

金沢市 12.27人、

 

 南加賀 3.00人、

 

 石川中央10.33人、

 

能登中部12.25人、

 

能登 北部 6.50人。

 

< ヘルパンギーナ>

 

県全体 2.69人 、

 

金沢市 1.82人、

 

南加賀 6.17人、

 

石川中央 0.50人、

 

能登中部1.75人、

 

能登北部 5.50人。

 

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新型コロナシリーズ㉑「コロナ罹患後、タイムラグでやってくる免疫性肺炎」

2024-07-18 22:21:17 | 日記

初発時のウイルス性肺炎

COVID-19は、SARS-CoV-2に

よる急性ウイルス感染症として

始まる。

 

体内のACE2受容体がコロナ

ウイルスの標的受容体で、

ここから侵入して細胞内で

増殖する。

 

ACE2受容体は、

鼻腔、

咽頭、

喉頭

の上気道粘膜に多く存在する

ため、初発時の感染経路は

上気道から始まり、やがて

下気道へと広がり、

呼吸器感染症となる。

 

そのため、気道の炎症浮腫

となり、上気道の激しい

疼痛、

咳嗽、

嗄声、

などの症状を

引き起こす。

 

肺において、ACE2受容体

は、肺胞Ⅱ型上皮細胞に

発現しているので、この

細胞が攻撃を受けると

サーファクタントの産生

に影響を及ぼし、その結果

肺嚢胞が虚脱し、間質性肺炎

を引き起こす。

 

では、どのような診断方法が

あるのか?

 

➀「PCR検査陽性」

➁「SPO₂の低下」

③「胸部CT所見でのすり

 ガラス状陰影」

の3徴候が揃えば、

「ウイルス性肺炎

 (SARS-CoV-2

 間質性肺炎)」

の確定診断となる。

 

とは言え、早期に適切な

ステロイド投与をすれば、

速やかに改善する、

と考えられている。

 

タイムラグでやってくる免疫性肺炎

一般に、再発例ではSARS -CoV-2

検査では陰性となる。

 

これは、患者の体内からウイルスが

消失している状態である。

 

上気道の疼痛はなく、

気道閉塞も伴わず、突然、

咳嗽、

息切れ、

で発症する。

 

さらに、肺病変が急速に広がり、

O₂とCO₂のガス交換ができなく

なり、呼吸困難となる。

 

初発時の間質性肺炎よりも重症度

が急速に進行するので注意が必要

である。

 

肺胞における病巣の拡大は、免疫

の二次応答であるため、加速度的に

進行する。

 

このようなサイトカイン・ストーム

が発生するような免疫介在性炎症性

反応は、初発からかなり時間が経過

しているので、組織に湿潤している

細胞は、未熟なTリンパ球から成熟

リンパ球に置き換わっている。

 

さらにBリンパ球も加わって、ステ

ロイドに抵抗性を示すため、高用量

ステロイド・パルス療法が必要と

なる。

 

本来、人間が保持する免疫システム

は、感染症を治すことを目的に機能

するが、重症例では、それを通り越

して自己の組織に障害を与える自己

免疫疾患に変貌する。

 

即ち、サイトカイン・ストームの

発生は「諸刃の剣」で、一方では

ウイルスの増殖を抑制・消滅させ

るが、他方では患者自身の組織に

障害を与える自傷行為となる。

 

しかし、考え方を変えてみれば、

免疫応答があるということは宿主

にとって回復できるチャンスで

あり、このサイトカインストーム

という嵐を制御できれば、病状は

速やかに回復するのである。

 

 

深井看護医学ゼミナール

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