2018年は12月も半ばを過ぎ…残りあとわずかです。プロ野球の各球団は戦力補強をまだやっているところもありますが、12月上旬に早々と終了してしまった、我が中日ドラゴンズ。ほとんどの球団がシーズン中の補強、育成選手の支配下への昇格も想定して、65から68人ほどで開幕を迎えるのでは、現時点で早くも一軍の試合に出場できる支配下登録選手の枠の上限70人に対して、既に68人となっています。
退団選手
岩瀬仁紀さん(現役引退→解説者)
荒木雅博さん(現役引退→二軍内野守備走塁コーチ)
浅尾拓也さん(現役引退→二軍投手コーチ)
野本圭さん(現役引退→球団職員)
工藤隆人さん(現役引退→一軍外野守備走塁コーチ)
ディロン・ジーさん(自由契約)
オネルキ・ガルシアさん(自由契約→阪神タイガースへ???)
若松駿太選手(戦力外通告→BC栃木)
谷哲也さん(現役引退→球団職員)
新入団選手
根尾昂選手(ドラフト1位)
梅津晃大選手(ドラフト2位)
勝野昌慶選手(ドラフト3位)
石橋康太選手(ドラフト4位)
垣越建伸選手(ドラフト5位)
滝野要選手(ドラフト6位)
エンニー・ロメロ選手(カンザスシティ・ロイヤルズ)
渡辺勝選手(育成)
という感じで、現時点でドラゴンズの支配下登録の状況は次のようになっています。
支配下登録:68人(60人+新人6人+新外国人1人+支配下昇格1人)
投手33人(新人3人、右投手25人、左投手8人)
大部分が10歳代から20歳代となっており、年齢構成は案外若いのです。岩瀬さんが現役を引退し、最年長が松坂選手の38歳だと思ったら、40歳の山井選手が最年長だったのですね。あとは、吉見選手や大野雄選手と30歳代はわずか6人しかいません。ここは、若さを前面に押し出してくれるピッチングを見せて欲しいです。
捕手8人(新人1人、右打者7人、左打者1人)
8人もいます。ただし、どの選手も正捕手と呼びきれないところが苦しいのです。今季は松井雅選手が主にマスクを被ったものの、盗塁阻止率を見ても、やや厳しいものがあります。FAで獲得した大野奨選手も今一つでした。投手との相性でバッテリーを組むのもいい案であり、正捕手でなくても構いませんが、強気のリードをしてくれることを期待したいです。
内野手14人(新人1人、右打者7人、左打者7人)
ドラフトの目玉であった根尾選手が加入した内野陣は全14選手が30歳以下と若いメンバーとなっています。ビシエド選手を筆頭に、京田選手、高橋選手、福田選手とまずまずの駒は揃っています。大砲候補の20歳の石垣選手や足の速い高松選手にも期待するところです。まずは、京田選手、高橋選手に打率3割、福田選手にはホームラン30本を打てる成長に期待したいです。
外野手13人(新人0人、右打者4人、左打者6人、両打ち3人)
攻守ともに大島選手、平田選手が構える外野陣はリーグ屈指の陣容だと思います。ただ、アルモンテ選手の守備だけが、さらにモヤ選手もいますが、アルモンテ選手以上に守れないのがなんとも言えません。ま、多くは望みませんので、今季同等でお願いしたいです。ただ、大島選手日は3割5分、平田選手には100打点のノルマにして欲しいです。井領選手、友永選手や遠藤選手といった2012年ドラフト組が伸び悩んでいるのが何とも間とも。育成から昇格した渡辺選手の成長に期待ですが。
チームの将来性を考えても、現有戦力による基本的な底上げが一番確実で、計算もしやすいと思います。本当に投手陣も野手陣も素質のいい選手が多くいますので。