2018年も早くも1ヶ月が過ぎ、プロ野球のキャンプも始まりました。ここまでくればシーズン開幕が待ち遠しくなっている今日このごろです。
今年もチームスローガンが出そろいました。
中にはどう考えても”イロモノ”的なものもありますが、チームの思いとともに拾い上げてみました。
広島カープ / ℃℃℃(ドドドォー!!!)
2016年「真赤激(まっかげき)」
2017年「力舞吼-kabuku-」
チームに引き継がれる「努力」「泥臭さ」。シーズンを駆け抜ける「怒涛」の勢い。ひとり一人に必要な「度胸」。ファン・地域との一体感を表す「同心」「同郷」。来年も実現してみせる「胴上げ」。
これらの言葉が有する「ど」を、「熱さ(温度)」と「カープらしさ(C)」を感じる「℃」で表現。
「℃」を3回続けることで、「チームに勢い」をもたらすと共に「リーグ三連覇へ駆け抜ける」決意も込めたキャッチフレーズです。
(広島東洋カープ公式サイト)
阪神タイガース / 執念
2016年「超変革」
2017年「挑む」
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
(阪神タイガース公式サイト)
横浜DeNAベイスターズ / VICTORY is within US
2016年「WE PLAY TO WIN」
2017年「THIS IS MY ERA」中盤から「OUR TIME IS N.O.W」
2018年シーズンスローガン『VICTORY is within US.』(日本語訳:勝利は我らの中にある)は、球団史上初のクライマックスシリーズ突破を果たし、19年ぶりに日本シリーズへ進出した昨シーズンを糧として、更なる高みをファンの皆様と共に目指すために、A.ラミレス監督自ら考えたシーズンスローガンです。2018年シーズンは、横浜DeNAベイスターズがセ・リーグ優勝、そして日本一という勝者になるべく、皆様と共に戦ってまいります。
(横浜DeNAベイスターズ公式サイト)
読売ジャイアンツ / 奮輝 ~GIANTS PRIDE 2018~
2016年「一新」
2017年「新化」
気持ちを奮い立たせ、勇気を持って戦い抜いた先に、我が巨人軍が光り輝く栄光が待っています。6年ぶりの日本一奪回に向け、チームが一丸となって奮起します
(高橋監督コメント / 読売巨人軍公式サイト)
中日ドラゴンズ / 原点回帰 ~Dragons愛!~
2016年「竜魂燃勝」
2017年「原点回帰~ゼロからのスタート~」
「ドラゴンズが強い時代だったのが原点、ここに戻りドラゴンズを変えていく、そしてファンとともに球団、選手がドラゴンズ愛を共有し、一体になっていきたい」
(森監督コメント / 中日ドラゴンズ公式サイト)
東京ヤクルトスワローズ / Swallows RISING -再起-
2016年「燕新化」
2017年「目を覚ませ!」
「この悔しさを胸にもう一度立ち上がり、再び上を目指そう。」
今年のスローガンの「Swallows RISING」という言葉にはそのような想いが込められています。
また、「RISING」を直訳した「上昇、日の出」という言葉にも、新たな夜明けともにチームが再出発するという意味があります。
サブタイトルの「再起」という言葉にも、ゼロからのスタートに賭ける強い気持ちを表現しました。
(小川監督コメント / ヤクルトスワローズ公式サイト)
福岡ソフトバンクホークス / もう1頂!(もういっちょ!)
2016年「熱男」
2017年「1(ワン)ダホー!」でした。
今シーズン、ホークスの目標は「連覇」ではない。
優勝を忘れ、「1から頂点を目指す」こと、それが目標。
もう1度、1つになって、1から、頂点を目指すこと、それが「もう1頂!」です!
(福岡ソフトバンクホークス公式)
埼玉西武ライオンズ / CATCH the FRAG 2018 栄光をつかみ獲れ!
2016年「BEAST!強く、猛々しく」
2017年「CATCH the ALL」、シーズン中盤から「CATCH the FLAG」2018年は…?!
「西武ライオンズ誕生40周年という記念の年となる2018シーズンは、絶対にチームの日本一しかないという強い決意で臨んでまいります。
シーズンを通して力強い応援をしていただいたファンの方々と共に必ず日本一の栄冠をつかみ獲るために、2018シーズンは、2017シーズン終盤戦キャッチフレーズでも使用した、より目的(日本一奪取)が明確なこのフレーズをチームスローガンとして戦ってまいります。」
(辻監督コメント / 西武ライオンズ公式ホームページ)
東北楽天ゴールデンイーグルス / 日本一の東北へ
2016年「smart&spirit 2016 夢と感動」
2017年「smart&spirit 2017 東北・夢・再び」
楽天イーグルスと東北が一つになって日本一を目指すという意味を込めて「日本一の東北へ」というスローガンになったと思いますので、新しくなったユニフォームを着て、リーグ優勝、日本一を目指して闘っていきたいです。
(嶋基宏選手コメント / 東北楽天イーグルス公式サイト)
オリックスバファローズ / BRAVE SPIRIT 勇猛果敢
2016年「俺のオリックス」
2017年「野球まみれ 一勝懸命2017」
選手、スタッフ、ファンが一体となり、勇気を持って、果敢に挑んでいく。
熱く戦うチームの姿を表している。
(オリックスバファローズ公式サイト)
北海道日本ハムファイターズ / 道 -FIGHTERS XV-(みち ファイターズフィフティーン)
2016年「爆ぜる」
2017年「F-AMBITIOUS(ファンビシャス)」
「これまでの歩みがファイターズという存在を認めていただき、北海道に受け入れてもらうための14年だとすれば、ここから先、我々はこの道を行く、皆さんでこう進んでいきましょうと指し示す段階に来ています。全員の志が一つになっていなければ、その道が踏み固まることはありません。先人が北海道の歴史を築いてくれたことへの敬意を抱き、魂を受け継いでいくためにも自分たちが何を残していけるのか、150年の節目に改めて感じるものがあります。このスローガンのもと、ファンの方々と思いを一つに戦い抜きます」
(栗山監督コメント / 北海道日本ハムファイターズ公式HP)
千葉ロッテマリーンズ / マクレ
2016年「翔破〜熱き心で!〜」
2017年「翔破〜限界を超えろ!〜」
「2018年マリーンズを象徴する分かりやすいスローガンだと思います。練習をしまくり、チーム内で競争をしまくり、打ちまくり、勝ちまくりたいと思います。2017年は最下位とこれ以上ないほどの悔しい思いをしました。新たな一年はこの位置からイッキに追い抜くという強い気持ちで挑みたいと思います。ファンの皆様、2018年の千葉ロッテマリーンズに期待をしてください。自分たちはその期待に『マクレ』の精神で応えたいと思います。」
(井口監督コメント / 千葉ロッテマリーンズ公式ホームページ)
マリーンズの「マクレ」ですが、主にボートレースなどで、3~6コースから発進した艇が、1周第1ターンマークで内側に進入した選手の外側を回って先頭に出ること。最初のターンで先頭に出ると1着になるのに極めて有利で、その後も抜かれずにレースに勝つ戦法。スピードと高度なハンドルワーク、判断力が必要とされる決まり手です。
決して、子どもの運動会や地区の運動会で、耳に赤鉛筆を挟んで、新聞片手に
「差せ~!」「逃げろ~!」「まくれ~!!」
と応援しないように。