この企画が始まった番組当初は観ていましたが、最近・・・というか、少なくとも1年近くはこの企画自体が面白くなくなったこともあり、番組を観ていません。
よって、今回の「炎上」についても、ネットニュースなどで話題になってから知りましたし、個人的には以前から疑問に思っていましたが、ここへきての「炎上」によって「やっぱりなぁ」と思いました。
ちなみに、この番組を放送しているTV局では1月3日に放送された別番組において、放送内容に「やらせ」疑惑があり炎上中です。さかのぼれば、数年前にやらせが発覚したことで打ち切りになった番組もありましたっけ。
この企画自体は、私たちがよく目にして、購入したりする食品メーカーやコンビニから販売されている食品を、誰が決めたのかわかりませんが「一流」と呼ばれる料理人が試食して、「合格」「不合格」を判定するというものです。
今回、元旦に放送された、大手コンビニ3社の商品開発担当者が出演し、従業員が選んだ一押し商品の1社8品、計24品を有名料理人が試食するという企画の中で、審査員の一人がおにぎりの試食を「食べてみたいという気になれないビジュアル」との理由で拒否して、判定しようとしたものです。
結果的に、この審査員はアナウンサーに促されて一口だけ食べたようですが、この態度がネット上で物議を醸して大炎上し、さらにはこの審査員のお店だけではなく、同姓というだけで無関係の料理人にまで勘違い(?)で誹謗中傷が始まったというものです。
私はこの審査員のお店がどのようなお店かは知りませんし、その人物像も知りませんので何ともいえませんが、番組を放送したTV局へのクレーム(誹謗中傷ではない)ならまだしも、お店に直接抗議したり、お店のHP、SNSなどでも荒らしまくったりするのは、いかがなものかなとも思います。2020年に起こった一件から何も進歩していないのは、悲しく思えます。
さて、私がこの番組を見なくなった理由は、「どこからどう見てみても平和的で一般的な庶民の代表」みたいな私が好きなお店やコンビニなどの商品を、「美味しくない」とかの理由で「不合格」なんて判定していることから始まりました。
そもそも、目指しているところというか、その商品(一流料理人の場合は提供する料理やサービス)に市場性が違いすぎます。
たとえば、1皿100円の回転すしを、1貫数千円もするような高級すし店の料理人が、「合格」「不合格」なんて判定するという企画に疑問を感じたからです。使っているネタも違えばお米も違う。作り方も違えば、提供の仕方も違う。何もかも違いすぎる分野にいますのでね。
もしかすると、今回の件をきっかけにこの企画が見直されるかもしれません。
どうせならばリベンジ編として、「コンビニ商品の開発者やチェーン系飲食店が、一流とされているお店の料理をジャッジする」というものをやってくれたら、そのときは観るかもしれません。
なんならば、「どこからどう見てみても平和的で一般的な庶民の代表」の私が、一流料理人のお店に行って「不合格」という札を挙げてみようかな・・・なんてことも思ったりしたこともありますが(そもそも、そんなお店に行くだけの勇気もお金もヒマもないでが現実)。
でも、TVの企画は全部が全部ガチでやっている訳ではないと思っています。ある程度の演出は何かしらあると思います。ただ、いかにもガチのような番組内容で、「実は演出していました」とあとで発覚する方が、視聴者をがっかりさせることになると思います。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。