想定内（そうていない）

想定内（そうていない）
事前に予想した範囲の内に収まっていること。 「この程度の相場の変動は―だ」「―の収益減」⇔想定外。

中日ドラゴンズ･京田陽太選手と横浜DeNAベイスターズ･砂田毅樹選手との交換トレードが成立し、2022年11月18日に両球団から発表されました。

ネットニュースなどでは「球界に衝撃」とかありますが、私、個人的にはある程度の「想定内」ではありました。ただ、トレード相手については「想定外」でしたけど。

京田選手のトレードは沖縄キャンプメンバーに入らず、ナゴヤ球場メンバーでも全体練習に入らず調整を一任されたという立場でしたので予想はしていました。私の予想では、相手球団はベイスターズのキャッチャーでしたが、ベイスターズからキャッチャーがFAで移籍することになってしまったのが想定外でしたけど。

京田選手と同期でドラフト指名されたのが、読売ジャイアンツの吉川尚輝 選手。ドラゴンズは地元の吉川選手を指名すると思っていたのですが、京田選手を指名。しかし、プロ1年目に吉川選手が苦しんだのに対して、京田選手は、球団新人記録を塗り替える149安打を放ち新人王を獲得。一気にレギュラー。2年目には全143試合に出場と活躍していました。

ただ、1年目の印象が上書きできないまま、以降、打率は2割5分を超えず、いつの間にか、守備は一流、打撃は三流というようなイメージが定着してしまいました。

2021年には初めて二軍降格を経験し、2022年は打率1割台前半を推移し、スタメンから外れる試合が増えるとともに、守備にも影響してきてしまい、ついに5月4日のベイスターズ戦（横浜スタジアム）では試合途中にもかかわらず、立浪和義監督に名古屋へ強制送還されてしまいました。

京田選手は名古屋へと向かう新幹線のなかで自分の未熟さを受け止め、「いい意味で、好きなようにやろうと思いました。僕の野球人生です」と考え、教えられたままやっていると、結果が出なかったとき首脳陣のせいにしてしまいそうな自分が嫌だったこともあり、ダメでも自己責任とし、アドバイスには耳を傾けつつも自分の感覚でやったそうです。

やっぱり、組織のなかではそういうような姿はよく見られません。

6月に一軍に再昇格したものの、出番は少なく、またすぐに二軍へ。8月に一軍に呼ばれても、ほとんど出番がなく、今シーズンは自己ワーストの43試合出場でした。

ナゴヤ球場で立浪監督にトレードを告げられたときには、「ずっと頑固やったな。なんでそんなに頑固なんや？去年の秋から言ってきたけど、お前変わらんかったな」と言われたそうです。

このトレードもいろいろと賛否はありますが、私としては京田選手と言う野球人の今後を考え、このままドラゴンズにいるよりも、必要とされるところでやれるように野球を続けられるよう環境を変えることにした立浪監督と球団の決定を支持したいと考えます。

さてさて、一方の投手陣ばかり補強しているようですが、よくよく見ますと万全なリリーフ陣と思われてはいるものの、左ピッチャーはコマ不足が現実です。

セントラル･リーグの先発防御率/リリーフ防御率は次のとおり。
2.81/2.39：阪神タイガース
3.46/2.93：中日ドラゴンズ
3.58/3.31：横浜DeNAベイスターズ
3.64/3.78：読売ジャイアンツ
3.66/3.32：広島東洋カープ
3.84/3.03：東京ヤクルトスワローズ

こうしてみますと、問題ないようですが、今シーズンの左ピッチャーの中継ぎは2選手のみ。

福敬登選手：防御率4.55（36試合）
橋本侑樹選手：防御率9.72（4試合/先発1試合）

福選手に至っては10月25日に国指定の難病「黄色靱帯（じんたい）骨化症」の手術を受け、術後の経過は順調なものの、今後の過程で何が待ち受けるか分からない状況でもありますので、左ピッチャーの砂田毅樹選手には期待するところです。

それよりも、もう一回書いておきますが、補強ポイントは捕手陣でしょう。

これから想定内の展開として、3回目の･･･しかも大型のトレードがあるような･･･。明日に続きます。

本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。

その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。

それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。