高校野球史上最速160km/hです。
プロ注目の花巻東高の大谷翔平投手。
スポーツニュースで見ましたが、低めにズバリと決まった気持ち良いストレート。
この160km/hを出す前の投球も150km/h後半で低めに投げ込まれていました。
コントロールもいいですね。
日本球界で160km以上を出したピッチャーは過去に4人います。
マーク・クルーン(読売ジャイアンツ) 162km/h 2008年6月1日
由規(東京ヤクルトスワローズ) 161km/h 2010年8月26日
林昌勇(東京ヤクルトスワローズ) 160km/h 2009年5月15日
スコット・マシソン(読売ジャイアンツ) 160km/h 2012年7月5日
プロと混ぜていいのか判りませんが、トップ5に入ります。
高校野球の記録では
佐藤由規 仙台育英学園高等学校 155km/h 2007年
寺原隼人 日南学園高等学校 154km/h 2001年
菊池雄星 花巻東高等学校 154km/h 2009年
今宮健太 明豊高等学校 154km/h 2009年
平生拓也 宇治山田商業高等学校 153km/h 2008年
ケタは一緒ですが、次元が違いますね。
それはともかくとして。
この記録を観ても、ピッチャーの球速の進化は果てしないものだと思います。
一昔前は150km/hが一つのステータスであったように考えられますが、今では160km/hは夢ではなく現実的なものとなりました。
そして、150km/h台が普通であるように、160km/h台が普通になる時代・世代も近づきつつあるのかなと思えてきます。
で、160km/hってどのくらいのスピードなんでしょうか?
この近辺のバッティングセンターでの最高スピードは150km/h。
あと、+10km/h必要です。
高速道路の制限速度は100km/h。相手になりません。
JR東日本の特急「スーパーあずさ」。平均時速はなんと約90km/hと、全然話になりません。
調べるにつれて、だんだんと遅くなる一方ですので、これはこの辺までとして。
花巻東高は甲子園まであと1つ。
もし、出場すれば、大谷投手のスピードが話題になること十二分でしょうね。