野球小僧

JR篠ノ井線 / 東日本旅客鉄道(JR東日本)

JR篠ノ井線の全15駅の「駅そば」ラリーの前に、「篠ノ井線」について、ご説明します。

JR篠ノ井線は、長野県塩尻市の塩尻駅を起点とし、松本市の松本駅を経由して長野市の篠ノ井駅に至る東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の路線です。先日の「予告編」では、長野県長野市の篠ノ井駅から長野県塩尻市の塩尻駅まで・・・と書きましたが、これは、「鉄道要覧(国土交通省監修)」と開業当時の事業基本計画では篠ノ井駅が起点となっていたます。一方で、JR線路名称公告では塩尻駅を起点としています。

全線がJR東日本長野支社の管轄となっていますが、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)のJR旅客列車だけでなく日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)の貨物列車も数多く運行されています。また、ほとんどの列車が篠ノ井駅から先のJR信越本線を経由して、長野市の長野駅まで乗り入れており、ここで北陸新幹線と接続することができます。また、塩尻駅や松本駅からは中央東線や中央西線に乗り入れることができます。

(JR東日本HPより)

営業は66.7kmと短いですが、途中、急峻な山間部の稲荷山(いなりやま)駅~冠着(かむりき)トンネル間では25パーミル(1000m行って25m上る)という上り勾配がずっと続くこともあり、姨捨(おばすて)駅や2か所ある信号場のうち1か所が今では珍しいスイッチバック(斜面を登坂・降坂するため、ある方向から反対方向へと鋭角的に進行方向をジグザグに転換する)方式が体験できます。

また、駅数は起終点駅含む15駅ですが、篠ノ井線所属駅に限定した場合、篠ノ井駅は信越本線、塩尻駅は中央本線の所属のため除外され、13駅になります。

篠ノ井線の主な歴史
1896年10月:篠ノ井駅から塩尻駅方面に向けて着工
1900年11月:篠ノ井駅~西条(にしじょう)駅が開業
1902年6月:西条駅~松本駅が延伸開業、
1902年12月: 松本駅~塩尻駅が延伸開業
1909年10月:鉄道線路名称が制定され、昌平橋駅(現;東京都千代田区にあった中央本線の駅)~篠ノ井駅が中央東線となる
1911年5月:中央本線の全線開通に伴い、塩尻駅~篠ノ井駅を篠ノ井線として分離
1945年4月:冠着信号場を駅に格上げし、冠着駅新設
1970年2月:「DD51形ディーゼル機関車」を配置し、蒸気機関車による運行を終了
1973年7月:「381系振り子式電車」による「しなの」が運転開始
1982年5月:塩尻駅移転(北側へ0.5㎞移動したため、篠ノ井線の距離が短縮)
1987年4月:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)が継承
1988年9月:明科駅~西条駅間の線路付け替えおよび潮沢信号場を廃止(現在、廃線敷がトレッキングコースとして整備されている)
2007年3月:篠ノ井線として62年ぶりの新駅となる平田駅新設

ちなみに、篠ノ井線での列車運行上は塩尻駅から篠ノ井駅へ向かう列車が「下り」、逆方向が「上り」となっています。この、「上り」は東京方面とされる場合が多いですが、鉄道や道路では必ずしもそうでない場合もあります。

たとえば、東京都と愛知県を結ぶJR中央本線は、鉄道要覧では東京都千代田区の東京駅が起点となり、愛知県名古屋市の名古屋駅が終点とされていますが、東京駅から塩尻駅へ向かうときは「下り」となり、塩尻駅で乗り換えて名古屋駅に向かう列車が「上り」として運行されています。

なお、非常に恐ろしい話ですが、塩尻駅~松本駅間では、JR東日本の車両を使う特急「あずさ」が130km/h制限で走行します。同じ区間ですが、JR東海の車両を使う特急「しなの」は120km/h制限で走行します。

多少手加減して走行していると思いますが、駅のホームで通過する特急列車には、「スリル、ショック、サスペンス」が体験できますが、安全にはくれぐれも気をつけてください。

あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。

良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。

今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

姨捨駅のスイッチバックが出てくるところは、さすが、信州フリーク協会因幡国長だけありますね。

ここからの景観は「日本三大車窓」の一つであって、田んぼに稲が植えられたころからは、それは見事です。ちなみに、高速道路の姨捨SAからの景色もいいです。

このときに、久しぶりに各駅停車に乗りましたが、急がないいどうというのも、改めていいものでした。
eco坊主
おはようございます。

企画へ行く前の準備・・流石ですね!^^b
篠ノ井線3回しか乗ったことはないですけど懐かしいです。
姥捨駅でのスイッチバックも経験しましたし(妻に降りないけんではないか!?と言ったのもいい思い出かな(笑))
また行きたいなぁ~ボソッ


常に感謝 いつも思いやり でやれることをやっていきます。
ここにお越しの皆さまも充分お気を付けください。
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