野球小僧

引退後の進路

高校球児が夏の大会で引退が決まってしまうと、早々と進路をどうするか決めなければなりません。まず、最初に大きく分かれるのが

・本格的な野球を続けるか
・本格的な野球を辞めるか 

でしょう。

はい?

>思えば、いろんなことを好き勝手に書いてきた数年間でした。しかも、ここまでダラダラと。
>そろそろ、試合終了の時がやってきました。 

「って、昨日書いたではないか」ですか?

書きました。

でも、このブログ終了とは一言も書いてないはずです(笑)。

この回顧録の(試合)終了ですから。

誤解するような表現で申し訳ございません。そこが狙いでもありましたが。

先日、会社帰りに寄ったディスカウントストアで、中学野球時代にキャプテンだった子のお母さんにお会いしました。「ブログ読んでいますよ」と言ってくれましたし、まだまだ、もうしばらく、お付き合いいただきたいと思います。

さてさて、本格的な野球を続ける場合には、プロ野球、独立リーグ、社会人野球(企業チーム、クラブチーム)、大学野球という選択肢があります。本格的な野球を辞めたとしても、野球を続けることは可能です(それでも、やっている方は大真面目)。現在は偉大なる草野球日本一という大会もあり、甲子園球場で決勝が行われるときもありますので、地域の野球チームや会社の同好会(全日本軟式野球連盟に所属していない)で楽しみながらという方法もあります。

プロ野球、独立リーグチームへ入団を希望する場合、プロ志望届を提出してドラフト指名される必要があります。社会人(企業チーム)、大学の場合には一般的にはセレクションと呼ばれる選抜(試験)があり、その後に入社・入学試験に合格しなければなりません。

ほかに、チーム数は少ないものの、社会人、大学では準硬式、軟式という選択肢もあります。

何にしても、基本的には会社は働くために行くところであって、会社員が働くのは、当たり前。大学は勉強するために行くところであって、大学生が勉強するのは当たり前。労働または授業と野球のタイムマネジメントをうまく組まないといけないのが難しいでしょうね。

野球一本で生きていく、人生を野球だけで構築していく覚悟があって、実績と才能に恵まれた選手であっても、いつかは野球を辞める時が来ます。プロに行って、コーチや監督、その後、解説者などで野球関係の第一線で仕事ができる人は、ほんの一握りです。ほとんどの選手は、その後のことを考えないといけませんからね。

以前、TVで元プロ野球選手の元木大介さんが、プロ引退後、「高卒というのは、本当に仕事が無いです」と言っていました。「大卒は有利。大学という繋がりで仕事がある」とコメント。大学の先輩などが、仕事を紹介することがあると説明していました。

この元木さんのコメントに対しては、堀江貴文さんからツッコミがあり、「高卒だからとか単なる言い訳やん笑」「もし学歴が問題だと思うなら今から大学入ればいいよ」と。

アスリートの引退後のキャリア支援などを事業にしている株式会社アスリートサポート代表取締役・横原義人さんは、日本の野球選手らが高校生時代からあまり勉強をせずに野球一筋に生きてきたのとは対照的に、米国MLBではプロ選手が練習の合間に勉強をしていると言っています。プロ野球選手のセカンドキャリアという言葉は、MLBには存在しないと言っています。現役引退後に大学に入り直して専門的な教養を身に付け、それから医者なり弁護士なり実業家になる選手が山ほどいるという実例を挙げています。しかし、横原さんは日本選手を含めてアスリートがゴールを見据えて練習を行い、結果を出していることを挙げ、「社会性はなくてもポテンシャルはある」とコメントしており、「スポーツ選手は営業職などに向いている」などとも話しています。

少し早いですが、来年の春。

2018年3月。みんなにとって、高校野球がどうであったか。

「いい高校野球だったなぁ」と思って、社会に出て行かれることを願っています。


コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
うーん、どうしても抜けちゃいますね。メジャーは私の生活に溶け込んでいないからでしょうか。

それとも、身の回りの現実からでしょうか。ん?どっちも似たようなものでした。

人生は常に選択です。選ぶものより、捨てて行くものの方が多いのです。でも、後悔する必要はありません。捨てて正解だったと思って、前へ進んで行かないと、ですよね。
Unknown
おはようございます(*Ü*)ノ"☀

さてさて、本格的な野球を続ける場合には、プロ野球、独立リーグ、社会人野球(企業チーム、クラブチーム)、大学野球という選択肢があります。
majorが抜けていますよ~(笑)
paletterの時にそういう話で盛り上がりましたよね!?

誰もが通る分岐点。
多くの高校野球球児が迎える分かれ道。
その結果がわかるのは何年もしてからか、もしかしたら今際の際かもしれませんから自分の信じた道を進んで欲しいものです。
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