春 26回出場 45試合 19勝 26敗 0分 準優勝1
夏 71回出場 109試合 38勝 71敗 0分
鳥取は島根の右側です!
鳥取県とは、日本の山陰地方東部、または中国地方東北部、または島根の右側に位置する、日本の都道府県。県庁所在地は鳥取市。
日本の都道府県で一番人口が少なく、また市の数も4と最も数が少ない。島根県と共に山陰を形成しており、民放のTV、ラジオや様々な法人が「山陰」を一括りにして活動しているため、経済的な結びつきは非常に深いが、仲の悪さも根が深いです。中国地方に属しているのに道州制の会議では中国地方を見限って大阪府など関西地方の府県が推進している関西州に参加しているというお茶目さがあります。
特産品に20世紀梨・らっきょ・白ねぎ・スイカ・長いもなどです。また、カレールーの消費量が何故か日本一で、カレーンジャーというローカルヒーローまで存在します。
【勝手に選んだご当地ソング】
♪ 失くした後で しみじみ知った
あなたの愛の 大きさを
鳥取砂丘の 道は迷い道
ひとりで生きて 行けるでしょうか……。
(「鳥取砂丘」 詞; 木下龍太郎 / 唄; 水森かおり)
2011年に米子で「とっとりアニカルまつり」を開始したり、2012年11月に行われる「国際マンガサミット」にちなみ「まんが王国とっとり」を建国したかと思えば、2012年夏のコミックマーケット82に自治体として初めて参加するなど、最近ではマンガなどを積極的に活用しています(ちなみに、現在の知事の出身地はJR秋葉原駅・秋葉原電気街などがある外神田との情報)。
積雪地帯で練習環境も良好ではありませんが、それ以前に県の人口、早い話が高野連加盟高校および高校球児の絶対数が非常に少ないのです。
ですから、予選大会そのものもたった1週間で終わってしまうことで有名であり、知らないうちに始まり、気が付けば終わっているという状態を毎年繰り返しています。
1970年代以降は「甲子園に一番近い県」として、その点を逆手にとって大阪などの激戦区から野球留学する選手も多いのですが、絶対的な強豪校が存在しないために、県内各校の戦力は比較的均等に分散されてしまい、中国大会や甲子園では苦戦を強いられることが多いです。
夏の甲子園では8年連続初戦敗退の後、1勝を挟んで再び8年連続初戦敗退を喫したり、選抜においても代表校を甲子園に送り込むことすら困難な状況が続いています。
決勝戦の舞台に立ったことがないこともないのですが、数十年単位で決勝どころかベスト8からも遠ざかっています。そもそも、平成に入ってから春夏通じて一大会で2勝を挙げたことがないのです。県内で唯一、甲子園で勝てるかも知れない鳥取城北高は、石浦関などの活躍もあり、相撲部に力を移しつつあるとか、ないとか。
県内高校生のドラフト指名も1985年が最後となってしまっており、このままでは消滅可能都市が現実化するかも知れません。
【選抜大会出場回数ランキング】
1 米子東高 8回出場 16試合 8勝 8敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 1
2 倉吉北高 4回出場 9試合 5勝 4敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
2 鳥取西高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分
4 倉吉東高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分
4 境高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分
6 八頭高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
6 鳥取東高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 鳥取工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 鳥取城北高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 米子松蔭高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
6 米子北高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選抜大会勝利数ランキング】
1 米子東高 8回出場 16試合 8勝 8敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 1
2 倉吉北高 4回出場 9試合 5勝 4敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
3 鳥取西高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分
3 倉吉東高 2回出場 4試合 2勝 2敗 0分
5 八頭高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
5 境高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分
7 鳥取東高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
7 鳥取工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
7 鳥取城北高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
7 米子松蔭高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
7 米子北高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選手権大会勝利数ランキング】
1 鳥取西高 23回出場 46試合 23勝 23敗 0分 ベスト4; 4 ベスト8; 4
2 米子東高 13回出場 21試合 8勝 13敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 2
3 八頭高 8回出場 11試合 3勝 8敗 0分
3 境高 8回出場 9試合 1勝 8敗 0分
5 倉吉北高 6回出場 7試合 1勝 6敗 0分
6 鳥取城北高 4回出場 5試合 1勝 4敗 0分
7 米子南高 3回出場 3試合 0勝 3敗 0分
8 米子松蔭高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分
8 鳥取商高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
10 倉吉東高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
10 米子工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選手権大会勝利数ランキング】
1 鳥取西高 23回出場 46試合 23勝 23敗 0分 ベスト4; 4 ベスト8; 4
2 米子東高 13回出場 21試合 8勝 13敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 2
3 八頭高 8回出場 11試合 3勝 8敗 0分
4 鳥取城北高 4回出場 5試合 1勝 4敗 0分
4 倉吉北高 6回出場 7試合 1勝 6敗 0分
4 米子松蔭高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分
4 境高 8回出場 9試合 1勝 8敗 0分
8 鳥取商高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
8 倉吉東高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
8 米子工高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
8 米子南高 3回出場 3試合 0勝 3敗 0分
【鳥取県出身者で打線組んでみた】
一番 ⑥ 長谷川善三 (米子中/南海ホークスほか)
二番 ⑦ 松田和久 (境高/広島東洋カープ)
三番 ④ 木下政文 (鳥取一中/イーグルスほか)
四番 ② 土井垣武 (米子中/大阪タイガースほか)
五番 ⑧ 藤井勇 (鳥取一中/大阪タイガースほか)
六番 ③ 中河美芳 (鳥取一中/イーグルスほか)
七番 ⑨ 岩垣二郎 (鳥取一中/イーグルスほか)
八番 ⑤ 松原良明 (米子工高/近鉄バファローズ)
九番 D 浜納一志 (鳥取西高/広島東洋カープ)
① 米田哲也 (境高/阪急ブレーブスほか)
金田正一さんに次ぐ350勝を挙げた米田哲也さん(境高)の出身地が、島根の右側にある県です。阪急ブレーブスをはじめ関西の3球団で20年投げ、そのタフネスぶりから、ついた異名が「ガソリンタンク」。巨体を利した、いかにも球質の重そうな球を投げていました。
米田さんに続くのは、小林繁さん(由良育英高)、川口和久さん(鳥取城北高)、加藤伸一さん(倉吉北高)といったイケメンピッチャー陣です(角盈男さん(米子工高)除く)。いずれも、痩身、ダンディ。最近では阪神タイガースで活躍する能見篤史選手も同じです。生まれは兵庫県ですが鳥取城北高の出身。能美選手もこの県の伝統(?)を受け継ぐ、イケメン実力派です。
ピッチャー以外は戦前の選手が多いです。有名なところでは土井垣武さん(米子中)。1940年代に「ダイナマイト打線」と呼ばれた強打のタイガースの中信バッターでした。ファーストの中河美芳さん(鳥取一中)は戦前にイーグルスなどで活躍した守備の名手でした(http://blog.goo.ne.jp/full-count/e/538a71891ba6d507010ee901189aba3a)。どんな悪送球でも足をいっぱいに伸ばし吸い付くように好捕するところから「タコ足」と言われました。
藤井勇さん(鳥取中)は、プロ野球で初めてホームランを打ったバッターです。大阪時代の1936年、セネタース戦でランニングホームラン。長いプロ野球の歴史で、これが第1号ホームランでした。
1915年、第1回中等野球大会の初日第一試合で第1球を投げたのは、鳥取中(のち鳥取一中、現鳥取西高)の鹿田一郎さん。高校野球と同様、プロ野球のホームランの歴史も鳥取県から始まったのです。