28日に野球指導者対象の実技研修会に参加された方から研修会の内容を教えていただきました。
元々?はピッチャーですので、技術的な話の中心はピッチングだったそうでが、身体のケアを考え、理論派の工藤さんですので、食事のことや体のケア、体の使い方として特に股関節のインナーマッスルを鍛える話があったそうです。
その中で選手にとって、次の3つを大事にすることだそうです。
リズム(Rhythm)
バランス(Balance)
タイミング(Timing)
リズムが取れるからバランスが取れるようになり、バランスが取れるからタイミングが取れるようになるとのこと。
この3つのどれが欠けてもダメなんだそうです。
筋力ではなく、リズム、バランス、タイミングが上手く組み合わさって、力ではなく身体の軸を中心にした動きを身につけると、筋力がより生かされて、大きな力になってくれるとのことです。
確かに一理あると思います。
野球。特に先発ピッチャーは基本的に何十球、百何球を試合で投げます。
その中で”たった一球”いいボールが投げられたとしても、相手を抑えることはできません。
特にプロ野球では”一球に泣く”試合があります。その”一球”をなくすために、いつも”最高”のボールを投げなければなりません。
そのために、ボールのバラツキを如何に少なくするかのために、身体の軸を中心にしたフォームを作るのなのでしょうね。
そのためには反復練習をどれだけやれるかでしょう。
毎日、少しでもいいから何回でも。その積み重ねです。
継続してはじめて身につくということですね。
頭で考えて動くのではなくて、反射として動くことが出来るようになるまでが大事なのでしょうね。
ただ、やみくもに回数をやればいいということでもありません。
そこには、練習のコツをつかむことも必要となりますからね。