「乗り鉄」「撮り鉄」のお話ではなく、「食べ鉄」・・・、そう、「駅弁」の回です。
JR大糸線とは、長野県松本市のJR松本駅から新潟県糸魚川市のJR糸魚川駅に至る駅数41駅、路線距離105.4 kmの鉄道路線です。JR松本駅~JR南小谷駅(長野県小谷村)間は東日本旅客鉄道(JR東日本)、JR南小谷駅~JR糸魚川駅(新潟県糸魚川市)間は西日本旅客鉄道(JR西日本)の管轄になっています。
このJR大糸線沿線にある松川村は男性長寿日本一の村。
そこで健康と長寿をテーマに、JR大糸線沿線の食材を使用して、天然だしや無添加にこだわったやさしいお弁当に仕上がっています。
なかはこんな感じです。
鮮やかな紫米とおかず類は野菜中心で、煮付けられたダイコンやニンジン、シイタケなどゴロゴロと大きな具材。ぶた肉の味噌焼きや笹に包まれた煮豆、たまご焼き、漬物などが添えられています。
JR大糸線らしく地味ではありますが、地元に根差した存在であるように、優しい味わいです。
実はJR大糸線は存続の岐路になっています。
特に利用者数の低迷が深刻なのがJR南小谷駅~JR糸魚川駅間であり、JR西日本のローカル線の収支によれば、2017~2019年度平均5.7億円の赤字。2019年度の「輸送密度(1キロあたりの1日平均利用者数)」は102人。
JR西日本は輸送密度が2000人未満の線区は「大量輸送機関としての鉄道の特性が十分に発揮できていない」と位置づけており、鉄道施設の管理を自治体に移す「上下分離方式」「第三セクター」「廃止」などが検討されています。
なお、この駅弁は「大糸線」を名乗るだけあって、JR大糸線のダイヤのように数量限定販売になっており、混雑時などタイミングがよくなければ、お目にかかれない一品です。
なお、JR松本駅の駅弁売り場は改札口をとおったところにあります。列車移動ではない場合、駅弁だけを買うために駅構内に入るためには「入場券」が必要になりますので、ご注意ください。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
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