今シーズン期待されていた日本新記録が更新されました。1771連続打席ホームランなしというものです。
それまでは1リーグ時代の横沢七郎(セネタース)の1770連続打席です。
岡田選手は作新学院高(栃木)-日大(中退)-全足利クラブを経て、2009年に育成ドラフト6位指名で入団。
「守備の達人」として2010年と2011年にゴールデングラブ賞を獲得しています。
どうもこの岡田選手の偉大なる記録は1771ではないそうです。
実はプロ入り後、二軍戦に出場した約250打席でもホームランを1本も打っていないとのことです。
現役選手で岡田選手に続いているのは松本哲也選手(読売ジャイアンツ)の1245打席(2013年終了時)、三位が大和選手(阪神タイガース)で987打席(2013年終了時)とのことです。しかし、両選手とも二軍ではホームランを打っているので、まったくホームランなし選手は岡田選手だけだというのです。
高校と大学時代の記録は判りませんが、どうもアマチュア時代には全足利クラブの時のホームラン1本だけのようです。
ここまで来たら、中途半端にホームランを打つのではなく、引退するまで4000打席だろうが、5000打席だろうがホームランなしで貫いてもらいたいです。
もちろん、その俊足を生かしたランニングホームランもなしということです。
なお、その岡田選手ですが、もちろんホームランに憧れは持っているそうです。
「ホームランを打てればいいですけどね。ひとりで点が取れて、ランナーがいればもっと入る。ただ、僕はホームランを狙って打てるタイプではありませんからね。もちろん、ホームランに憧れはあります。ホームランを打てる打者を見ると『いいなぁ』って思いますし……。僕はいつも塁間を全速力で走っているので、一度でもいいからゆっくり走ってみたい(笑)」
ちなみに連続打席ホームランなしの日本記録は、赤星憲広(元阪神タイガース)さんの2528打席(通算ホームランは3本)。
ホームランは野球の華。
でも、誰にでも簡単に打てません。
しかし、誰にだって特長があります。そこを磨くことで、プロ野球で長きに渡って活躍出来ます。
自分の長所をしっかり理解して、伸ばし続けていくですね。