マザー・テレサ(本名;アグネサ/アンティゴナ・ゴンジャ・ボヤジ=アルーマニア語)さん。多くの方が、一度はその名前を聞いたことがあると思います。
マザー・テレサさんは旧ユーゴスラビア(現;北マケドニア共和国)のスコピエという地で生まれます。12歳のころに、男子修道会のイエズス会の司祭たちがインドのベンガル地方に派遣され活動していることに心を動かされ、18歳のときにインドへ行き、修道女としてテレサと改名し、ダージリンで修練を積み始めました。
インドで学校や修道会の指導にあたりながら、1937年には一生をイエス・キリストさんに捧げることを意味する終生誓願を立てます。この頃、修道院外の学校でも教える機会ができ、インドのスラムの過酷な住環境とそこで暮らす人の現実を目の当たりにしたとされています。
1946年9月にマザー・テレサさんは、「すべてを捨て、貧しい人のために働きなさい」という啓示を受けたとされ、スラムで働くことを決意し、修道会を退会しました。そして、サリーを身にまとい、スラムで学校にかよえない貧しい子どもたちを集めて青空教室を始めます。
1950年にマザー・テレサさんは12名のメンバーで「神の愛の宣教者会」を創立します。そこから活動の幅は広がり、インドをはじめ世界55カ国に211の修道院を開設し、病気などの方の診療所や孤児院などを開設していきます。
これらの活動に対して、「改宗を強制した」などの批判もあったようですが、相手の宗教を尊重する姿勢を貫き、その活動は世界から関心を持たれ、多くの援助が集まっていったそうです。それでも私には真偽のほどはわかりませんが、「寄付金集めに奔走している」「医療水準が低い」などを訴える人がいるそうです。
1979年にはマザー・テレサさんの活動はノーベル平和賞を受賞しました。
「私はノーベル平和賞にふさわしい者ではありません。けれど世界中の貧しい人々に代わって、この名誉ある賞をいただきます。私のための受賞晩餐会はいりません。どうぞ、そのお金を貧しい人々のためにお使いください」
戦争という、多くの人の命を奪うことに多額のお金を使うのではないのですよね。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。