春 62回出場 120試合 61勝 59敗 0分 優勝; 3 準優勝; 3 ベスト4; 4 ベスト8; 13
夏 67回出場 130試合 65勝 65敗 0分 優勝; 2 準優勝; 1 ベスト4: 7 ベスト8; 12
香川県とは四国北東に現存し、日本で最も面積が小さい県です。かつては大阪府が日本最小でしたが、埋め立てで土地を広げるというチートによって最下位を脱出し、香川県が最下位となりました。
特産品に讃岐うどん・和三盆糖・オリーブ・うちわなどがあります。特にうどんとうちわなど日本一の生産数を誇るものもあります。意外なところでは、世界の8割の水族館のアクリルガラスが香川県産です。沖縄県の美ら海水族館のアクリルガラスも香川県産のものです。
県自体より讃岐うどんが有名な日本最強のうどん県です。そして2011年には、香川県もが自身を「うどん県」と呼んで観光キャンペーンを始めてしまいました。
しかし、そうめんが小豆島の特産品でもあるのです。が、県内ではあまり有名ではありません。
【勝手に選んだご当地ソング】
♪ なみだ笹舟 花の露
乗せて流れる 明日香川
人恋う夜更けは 月さえくもる
面影重ねた 絹小袖
命ひといろ 夢ひといろに
今日もあなたを あなたを 待ちわびる
(「明日香川 恋歌」 詞; 松井由利夫 / 唄; 服部浩子)
夏場は常に水不足との闘いに明け暮れており、台風の訪れを待っています。
さて、香川県は伝統的には公立高校が強い県です。それは野球のみならず、進学意識においても同じです。
中でも高松商業高は他を圧倒する強さを誇り、まさに名門の位置にあります。
平成年間に入ると京阪神方面からの野球留学生を大量に招致する形で私立の尽誠学園高が台頭、それからは長期に渡る人生ならぬ尽誠王朝を築き上げます。「尽誠学園を倒す」=「甲子園出場」のラスボス的ポジションです。しかし、21世紀に入ると、突如として尽誠学園王朝が崩壊。最近では県大会の初戦で敗退することも珍しいことではなくなってしまいました。
すると、寒川高や英明高などの新興勢力が名乗りを挙げ、次々と京いやいや甲子園を目指す戦国時代に突入しています。
なお、負けたら甲子園の砂ではなくて、水を持って帰るという年もあるらしいです。
【選抜大会出場回数ランキング】
1 高松商高 26回出場 60試合 36勝 24敗 0分 優勝; 2 準優勝; 3 ベスト4; 2 ベスト8; 7
2 丸亀城西高 9回出場 16試合 7勝 9敗 0分 ベスト4; ベスト8; 1
3 坂出商高 7回出場 14試合 7勝 7敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
4 尽誠学園高 6回出場 10勝 4敗 6敗 0分 ベスト8; 2
5 高松高 4回出場 5試合 1勝 4敗 0分 ベスト8; 1
6 志度高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
7 丸亀城西高 9回出場 16試合 7勝 9敗 0分 ベスト4; ベスト8; 1
7 高松一高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分 ベスト 8; 1
7 三本松高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
7 小豆島高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
7 高松西高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
7 丸亀高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
7 四国学院大香川西高 1回出場 1勝 0敗 1分 0分
7 英明高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選抜大会勝利数ランキング】
1 高松商高 26回出場 60試合 36勝 24敗 0分 優勝; 2 準優勝; 3 ベスト4; 2 ベスト8; 7
2 坂出商高 7回出場 14試合 7勝 7敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 1
2 丸亀城西高 9回出場 16試合 7勝 9敗 0分 ベスト4; ベスト8; 1
4 観音寺中央 1回出場 5試合 5勝 0敗 0分 優勝; 1
5 尽誠学園高 6回出場 10勝 4敗 6敗 0分 ベスト8; 2
6 高松一高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分 ベスト 8; 1
6 高松高 4回出場 5試合 1勝 4敗 0分 ベスト8; 18
6 三本松高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
8 三本松高 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
8 小豆島 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
8 高松西 1回出場 1試合 0勝 1勝 0敗 0分
8 丸亀 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
8 四国学院大香川西 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
8 英明 1回出場 1試合 0勝 1敗 0分
【選手権大会出場回数ランキング】
1 高松商高 19回出場 39試合 22勝 17敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 1 ベスト8; 4
2 尽誠学園高 11回出場 24試合 13勝 11敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
3 坂出商高 8回出場 16試合 8勝 8敗 0分 準優勝; 1 ベスト8; 1
4 高松高 4回出場 9試合 5勝 4敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 2
4 丸亀高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分 ベスト8; 1
4 四国学院大香川西高 4回出場 5試合 1勝 4敗 0分
4 丸亀城西高 4回出場 4試合 0勝 4敗 0分
8 高松一高 3回出場 10試合 7勝 3敗 0分 ベスト 4; 2 ベスト8;
8 志度高 3回出場 8試合 5勝 3敗 0分 ベスト8; 2
10 英明高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分
10 三本松高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
10 寒川高 2回出場 2試合 0勝 2敗 0分
【選手権大会勝利数ランキング】
1 高松商高 19回出場 39試合 22勝 17敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 1 ベスト8; 4
2 尽誠学園高 11回出場 24試合 13勝 11敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
3 坂出商高 8回出場 16試合 8勝 8敗 0分 準優勝; 1 ベスト8; 1
4 高松一高 3回出場 10試合 7勝 3敗 0分 ベスト 4; 2 ベスト8; 1
5 高松高 4回出場 9試合 5勝 4敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 2
5 志度高 3回出場 8試合 5勝 3敗 0分 ベスト8; 2
7 丸亀高 4回出場 6試合 2勝 4敗 0分 ベスト8; 1
8 観音寺中央高 1回出場 2試合 1勝 1敗 0分
8 四国学院大香川西高 4回出場 5試合 1勝 4敗 0分
8 英明高 2回出場 3試合 1勝 2敗 0分
【香川県出身者で打線を組んでみた】
一番 ⑨ 中塚政幸 (PL学園高/大洋ホエールズ)
二番 ④ 近藤昭仁 (高松一高/大洋ホエールズ)
三番 ③ 佐伯貴弘 (尽誠学園高/横浜大洋ホエールズほか)
四番 ⑤ 中西太 (高松一高/西鉄ライオンズ)
五番 ⑦ 谷佳知 (尽誠学園高/オリックスバファローズほか)
六番 D 島谷金二 (高松商高/中日ドラゴンズほか)
七番 ⑧ 熊野輝光 (志度商高/阪急ブレーブスほか)
八番 ⑥ 白井一幸 (志度商高/日本ハムファイターズほか)
九番 ② 岡村浩二 (高松商高/阪急ブレーブスほか)
① 伊良部秀樹 (尽誠学園高/ロッテオリオンズほか)
野球県ではあるものの、新潟県と違ってピッチャーは意外なほど少なかったです。ですら、助っ投として、伊良部秀輝さん(尽誠学園高)。沖縄生まれの大阪・尼崎育ちですが、高校時代は香川で過ごしました。その剛腕は甲子園大会で評判となり、プロ入りしても剛速球でバッターを牛耳っていきました。1993年に清原和博さん相手に投げた速球は当時・日本最高の158km/hを記録しました。
尽誠学園高で伊良部さんの一学年下に佐伯貴弘さんがいます。さらに、その2つ下が谷佳知さんという関係です。いずれも関西で育ち、高校から香川県へ。
巨漢といえば、伊良部さんよりも中西太さん(高松一高)の方が一枚上でしょう。西鉄黄金時代の四番バッター。お腹は大きかったものの、鋭いスイングで目の覚めるような打球を放っていました。
名将・三原脩さん(高松中)は日本プロ野球の契約第1号選手。巨人軍、西鉄ライオンズなどを率いて5度日本一に導きました。「宿敵」水原茂さん(高松商)は三原さんの3歳上です。早慶戦で早大の三原さんと戦い、巨人軍監督としても三原さん率いるライオンズと競いました。
近藤昭仁さん(高松一高)は大洋ホエールズのセカンドとして活躍し、1960年の日本シリーズでMVPに輝きました。高松商高からは他に岡村浩二さん、山口富士雄さん、島谷金二さんら、阪急黄金時代に大きな役割を果たしました。