米国航空宇宙局(NASA)が2022年10月26日に太陽観測衛星「SDO(ソーラー・ダイナミクス・オブザバトリー)」が撮影した画像をTwitterで公開したのがこれです。
黒い部分が人間の目や口のように見え、NASAは、「はい、チーズ!NASAのソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーは本日、太陽が『微笑んでいる』のを捉えました」とコメントしています。
本当に太陽がにっこり笑っているかのように見えますよね。見る人によって印象は違いますが、時期的にはハロウィーンのかぼちゃ「ジャック・オー・ランタン」のようにも見えますし、映画「ゴーストバスターズ」のマシュマロマンのようにも見えます。
まるで無邪気に地球に向かって笑っているかのように見えます。
ただ、笑顔だからと言っても、笑顔の裏にはいろいろなものがあったりしますよね。たとえば、相手に気を遣った笑顔、あきれて半ば苦笑い、失笑だったり・・・と。
この顔は肉眼で見えないものだそうです。NASAの紫外線による観測結果として見えたとのことで、黒い部分は高速太陽風が宇宙に吹き出す「コロナホール」というものだそうですが、ホール(穴)といっても何かが落ちるような穴ではなく、逆に実はこの黒い部分は有害な太陽風を地球に向かって噴出しているそうです。
画像の目と口の3つの穴は、太陽表面で比較的温度が低くなっている部分で、ここから陽子や電子などを含む太陽風が噴き出し、地球方面を含む宇宙に向かって高速の嵐を噴き出している場所です。「黒点」も周囲に比べて温度が低い場所なのですが、コロナホールは黒点よりもはるかに大きく、また、それぞれの発生するメカニズムも違います。
なお、太陽風は地球に到達しますと地球の磁場に影響を与え、通信障害の原因となったり、最悪の場合には電力にも影響がでたりして、大規模な停電の原因になる可能性もあります。一方、磁場に影響することは北極や南極付近では美しいオーロラが見られる可能性もあるようです。
ちなみに、日本語で写真を撮るときによく言う、「はい、チーズ!」と言うかけ声は、英語でも、「Say cheese!(はい、チーズ!)」とも言います。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。