みなさんのところでは見られたのでしょうか?
2022年11月8日の夜、皆既月食が起こりました。今回の月食は南西諸島では部分食の始まった時間は月の高度がまだ低かったものの、ほとんどの地域で月の高度がある程度高くなる時間帯に皆既食となりました。↓のような時間帯でした。
皆既月食とは言っても皆既となった月は、月が完全に見えなくなるわけではなく、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる、赤黒い色に見えます。これは太陽光が地球の大気を通過する際に、散乱されにくい波長の長い赤い色の光だけが月まで届くためだそうです。
地球という星に生命があり、こういう自然現象が見られるという不思議と言うか、奇跡と言うか。
さらに、今回は月食中に天王星が月に隠れる「天王星食」も同時に起こり、こちらは小笠原諸島を除いて見らたようです。この皆既月食中に惑星食が起きるのはなんと、約442年前の1580年7月26日の土星食だったそうです。
ふだん、天王星は明るさが6等で、人間の目で見える一番暗い明るさです。空が充分に暗い条件でやっと見えるかどうかというもの。満月の夜には星の数が少なく感じるのは、星が休みなのではなく、月が明るいから見えなくなっているということです。ただ、今回は皆既食が起こることによって月が暗くなるので比較的観測しやすくなったとのことです。
ちなみに、信州には2006年に環境省による全国星空継続観察で、「星がもっとも輝いて見える場所」第1位に認定された、温泉付き(昼神温泉)の阿智村があります。ここの露天風呂だったら・・・。
皆既月食が日本全国で見られるのは2021年5月26日以来で、2年連続となります。
次回、日本で皆既月食が見られるのは2025年9月8日になります。その次は2026年3月3日です。
ちなみに、次回の惑星食は322年後の2344 年7月26 日の土星食になるそうです。
健康で長生きしませんと。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。