野球小僧

「神様がくれた背番号」 松浦儀実/渡辺保裕

「ハッピーバースデイ、ケンちゃん。わしゃ神様だよ」

神様がくれた背番号 1 (ニチブンコミックス) 神様がくれた背番号 1 (ニチブンコミックス)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2012-11-28


ある日、大阪・天王寺公園を塒にするホームレスの”ケンちゃん”の枕元に神様がやってきます。40歳の誕生日を迎えたケンちゃんに「人間大賞」受賞を知らせるためです。
この「人間大賞」は108人の神様で運営している世界神様協同組合が選定し、この賞に選ばれた人間の元に神様が訪れて、願いを一個かなえてあげるものだという。過去にはノーベル賞受賞者や大成功を収めたIT企業の社長も大賞受賞者だという。

その願いとは・・・

「世界で一番、野球の上手い40歳になって、阪神タイガースで活躍してみたい」

というものです。
プロ野球ファンのみならず、野球をやっている人にとっては年齢には関係なく、同じような夢があるものだと思います。

神様が何故、ケンちゃんを人間大賞に選んだかというと、選考理由はただ一つ。
ケンちゃんは生まれてから今まで一回も嘘ついたこと無いということ。それが神様で高く評価されたのです。五歳以上の人間では世界でケンちゃん一人しかいなかったからなのです。


人間、やっぱり正しく生きることですよね。
私が人間大賞に選ばれていない理由はここにあったのですか。

そして、このケンちゃんの夢を神様が道を開いてくれて、周りの仲間がサポートしながら、夢を現実として掴み取ろうとして行く物語です。

小説の前半部分が公開されています。
http://slib.net/1811

読んでいただければ絶対に興味を持ってもらえると思います。
阪神ファンに限らず、野球ファンにとっては面白い一冊です。

そして、人間はどんな逆境でも支え合って生き、希望を持つことで、強くなれることを改めて教えてくれる一冊です。

コメント一覧

まっくろくろすけ
おはようございます。
おはようございます。
「四つのお願い」だったら、と思うのは贅沢ですね。でも、これは神様じゃなくて、ちあきなおみですから、聞かせれる方ですし。


さて、私の願い事は・・・うーん、ケンちゃんと同じようなことかも知れません。
それだったら、人生リセットでもいいですしね。


どうも、私のところに来てくれるのは、神は神でも疫病神か貧乏神のようでして。
でも、無理は承知で一度、こっちからお願いしてみようかなと。
中身はヒ・ミ・ツ。
eco坊主
こんばんは。 今さっき帰ってきました。
こんばんは。 今さっき帰ってきました。


小生も人間大賞は受賞できません!
堕落した大嘘つきには無理ですね^^;


でももしもらえるんなら、#8がいいですわ~
(小生の背番号の変遷は 41→0→(22)→8でした。(#22は違うチーム))


それ以外だと・・・・やっぱ健康な身体かなw
そして最期はPPKで!!!ww
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